本日は人形の日であります。
古くから10月15日には多くの地域において
人形供養が行われていた風習があった事に由来して、
日本人形協会と日本玩具及び人形連盟によって1965年に制定されました。
1972年に「抜本的な検討を加える必要がある」として
積極的な活動を休止しましたが一般には普及する事となり、
この日に因んで全国各地で人形供養や人形感謝祭などが開催されます。
・一般社団法人 日本人形協会は節句人形を始めとする
日本人形類に関連する産業の発展を図ると共に、
日本の伝統工芸産業の振興と国民生活の文化的向上に寄与する事を目的に、
全国の製造業/卸売業/小売業を中心に約400社が加盟する団体であります。
1973年6月、1955年に設立された「日本人形協会」を発展的に解消し、
「社団法人日本ひな人形協会」設立、総会を開催。
10月に「社団法人日本ひな人形協会」発会式を開催。
1974年4月に協会機関紙「にんぎょう日本」第1号季刊にて発行。
1976年3月、3・5月「母と子の写真コンクール」(奨学金付)を実施。
1980年2月、誇大広告や不当表示に対する注意広告を、
3月・5月節句の二度にわたり朝日・読売各新聞の全国版に掲載。
8月に「節句人形工芸士」制度を承認。
1982年4月に協会内の鯉のぼり部会が各官庁にも鯉のぼりを寄贈、
児童福祉週間の行事として東京・永田町の首相宮邸を中心に
官庁街に「鯉のぼり」が揚がり話題となる。
1983年2月、積極的な広報活動の展開、ひな祭り全般の啓蒙活動として
“ひと月早いひな祭り”のイベントを東京/埼玉/静岡/名古屋/
京都/大阪の各地域で開催。特色ある催しをこの年以降も
継続的に実施、節句行事の振興・啓蒙を図る。
1985年8月に「節句人形工芸士」126名に認定証を交付。
11月に「適正表示優良店」制度を実施、加盟232社が看板362枚を発行。
消費者の購入に当たっての便宜を図ると共に、
不当表示や過当競争の防止等、健全化を図る事が目的。
1987年2月に北海道支部が札幌雪祭りに参加、「ひな人形の氷像」を初出展。
3月に新しい伝統文化として「流し雛」を東京/大阪/京都をはじめ
全国7ヵ所で統一的に実施。春を告げる伝統行事の定着化を目指す。
1992年11月、3・5月ポスターを新しいデザインで作成配布。
1993年8月に協会創立20周年祝賀会を東京・浅草ビューホテルにて開催。
10月1日付で「社団法人日本人形協会」への名称変更が正式認可。
1995年3月に阪神大地震被災地の神戸市灘区の小学校/幼稚園5ヵ所の
子供達にひな人形を寄贈。大阪支部をはじめJC玩具人形部会/
京人形青年会/二十一世紀人形振興協会などが
「阪神大地震被災地に雛人形を飾る会」を組織、
市内16ヵ所の保育所に寄贈。鯉のぼりや五月人形も寄贈。
1999年11月に伝統文化教育事業を推進。
2000年12月に協会公式ホームページを開設。
2001年2月に東京国立博物館で人形展を開催。
5月にイギリスで開催された「JAPAN2001」にて鯉のぼりを掲揚。
2002年8月に新組織《会員増強委員会、財務委員会、
節句人形工芸士委員会・知的所有権部会、編集委員会、
広報委員会、情報委員会(IT部会・QC部会)》をスタート。
新節句人形工芸士制度を発足。
2003年8月に協会創立30周年祝賀会を開催。
2005年10月に第1回「ゆうパック人形感謝祭」を開催。
2008年10月に第1回節句人形アドバイザー資格認定試験を開催。
2010年に3月・5月の節句啓蒙用小冊子を作成。
「町いちばんのおひめさま」「町いちばんの元気っ子」
2011年1月に第1回「わが家のひな祭り写真コンテスト」を開催。
3月に第1回「わが家の端午の節句写真コンテスト」を開催。
4月に東日本大震災義援金を募集。
「鯉のぼりプロジェクト」「Buy TOHOKUプロジェクト」に協賛。
2012年1月に第1回「わが家のお正月飾り写真コンテスト」を開催。
6月に公益法人改革により、「社団法人日本人形協会」を解散。
7月に「一般社団法人日本人形協会」を発足。
2013年8月に協会創立40周年を記念して、東京會舘にて懇親会を開催。
9月に「重陽の節句 後の雛」キャンペーンを実施。
「新作節句人形」を一般公募。
ホームページに「重陽の節句」サイトを開設。
けものフレンズのグッズにおいて人形は主な商品の一つであります。
アニメ一期の大ヒット以来様々なフィギュアが発売されており、
手に入れられたファンの方々も多くいらっしゃるかと思われます。
また、アニメ二期の劇中においても人形が登場しており、
紙相撲やジャパリホテル内の売店の商品あたりが思い浮かぶかもしれません。
人形および玩具は平和を願う人々の文化の象徴でもあります。
この先の更なる文化の発展を願っております。
本日もお祈りいたします、みんみー。