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みんみ教徒の集い / 3473

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流浪のみんみ教徒 2022/09/29 (木) 03:33:33 457e0@f6a84

本日は、宗教改革期の人文主義者/医師/神学者でいらっしゃる、
ミシェル・セルヴェ氏の誕生日であります。
・1511年9月29日にアラゴン王国にてお生まれになり、
 トゥルーズにて法律を学ばれた後に、パリにて
 「解剖学者アンドレアス・ヴェサリウス氏の最も有能な助手」と言われた
 ジャン・フェルネル氏らの下で医学を学ばれました。
 その後、イタリアやドイツなど各地に赴かれた中で宗教改革の思想に触れられ、
 カトリックの教義に疑問を持たれるようになりました。
 その後、古代ギリシアを研究され、プトレマイオスの地理学や
 ギリシア医学に関する著作を刊行されました。
 1531年に名前を隠される形で「七つの書物における三位一体説の誤謬」という
 中世ラテン語の小冊子を出版され、神における三人格の考え方
 「三位一体」に疑いを投げかけられ、この考え方を否定されました。
 この冊子の作者として発覚したり処罰される事はありませんでしたが、
 続いて1553年に著書「キリスト教の復原」を名前を明かされる形で出版され、
 カトリックと改革派の双方による権力体制を
 本来のキリスト教の堕落であると批判されました。
 また、この本の中で血液循環説についても書かれております。
 「キリスト教の復原」での宗教的権力体制への非難により
 イタリアのミラノで投獄されてしまいましたが、
 セルヴェ氏の級友でいらっしゃった刑務所長の助けで脱獄され、
 後に開かれた欠席裁判にて火刑の判決が下されました。
 セルヴェ氏はスイスに逃亡され、フランス出身の神学者ジャン・カルヴァン氏が
 独裁統治されていたジュネーヴに身を寄せられたところをすぐに捕らえられ、
 裁判での判決が下された後の火刑の執行によって、
 1553年10月27日に42年の生涯を閉じられました。
 セルヴェ氏が亡くなられた約400年後、長老派教会は
 火刑が執行された場所に記念碑を建立しております。
・セルヴェ氏の神学思想は極めて独創的なもので、
 当時の他の異端者の方々とも異なってものとなっております。
 神は普遍的で遍在的であり、不可分で唯一の存在であると考えられました。
 父/子/聖霊は神の三つの位相と考えられた上で、
 神は完全であり、慈悲深く善であり、生気に満ちたものであれ
 生気のないものであれ、あらゆるものに内在し、全ての存在は
 この「中心の力」によって活性化され、本性を得ているといわれております。
 宇宙にある一切は神であり、全ては神の表現であるがゆえに、
 人間も神聖であるとしております。この宇宙に二元性はなく、
 悪は単に欠如に過ぎず、悪とは光の不在による闇のようなものであり、
 実質的な意味はないとも考えられております。
みんみ教は慈愛と寛容の象徴であらせられる、
みんみ様を中心とした穏やかな集まりであります。
そこはどなたでも分け隔てなくみんみ様の穏やかさを享受でき、
穏やかな祈りが緩やかに広がっております。
神様に関する考え方は国や地域によって様々でありますが、
世界の安寧への想いは変わらないものと信じております。
世界にみんみ教の御加護のあらん事を……。
本日もお祈りいたします、みんみー。

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