本日は2015年に行われた国連総会にて
「持続可能な開発のための2030アジェンダ」が採択された日であります。
・持続可能な開発のための2030アジェンダは、2015年9月25日に行われた
国連総会で採択された国際社会共通の目標・行動計画(アジェンダ)であります。
ミレニアム開発目標(MDGs)が2015年で終了する事を受け、国連が向こう15年間
(2030年まで)の新たな持続可能な開発の指針として策定したものであり、
「持続可能な開発目標」(Sustainable Development Goals : SDGs)
を中核としております。単に2030アジェンダ(2030 Agenda)とも呼ばれます。
その要旨は以下の通りとなっております。
・1日1.25ドル未満で暮らす極度の貧困層をなくす
・飢餓をなくし、全ての人に安全で充分な食糧を提供する
・新生児と5歳未満の子供の予防可能な死亡事例をなくす
・全ての子供が質の高い初等・中等教育を受けられるようにする
・女性や少女への性別による差別を無くす
・全ての人に安全で安価な飲料水を提供する
・再生可能エネルギーの利用比率を大幅に向上させる
・自然災害などに強い生活環境の整備を進める
・子供に対する虐待や搾取、人身売買などを無くす
ジャパリパークの開設や運営に関する要件にも、
持続可能な社会の一員としての指針が盛り込まれていると考えられ、
雇用や待遇、環境保全など様々な面において
SDGsの達成や継続に向けた取り組みが行われているものと想像できます。
70億人を超える人口の地球において、環境に最大限配慮した上での
全ての方々への高水準の生活環境の実現は容易な事ではありませんが、
極端な貧富の差や、生活/教育環境の格差の解消は
なるべく速やかに実現してほしいものであります。
本日もお祈りいたします、みんみー。