本日はバスの日であります。
1903年のこの日に、日本初となる営業バスが京都・堀川中立売~七条~祇園間で
運行された事に因んで、日本バス協会によって1987年に制定されました。
なお、当時走っていたバスは蒸気自動車を改造した6人乗りの屋根なし車で、
バスというよりはワゴンタイプの車であったとされております。
・公益社団法人 日本バス協会はバス事業者の業界団体で、
日本国内の乗合バスや貸切バス事業者が加盟しております。
本部を東京都千代田区丸の内に置き、バスの公共性を広く一般に啓蒙する他、
バス業界の健全な発展やバス事業者の民主的運営及び経営の合理化、
バス事業者の相互間の親睦を目的として設立された公益社団法人であります。
バスの公益性の啓蒙のため、公式ウェブサイト上での
乗合バス(高速バス・空港連絡バスを含む)および観光バスの
データベース提供など様々な活動を行っております。
なお、日本国内においてバス事業を営むにあたり、
日本バス協会および都道府県バス協会への加入は必須ではなく、
中小零細事業者を中心に未加入のバス事業者も多数存在しております。
会員数は都道府県バス協会の47協会(うちバス・タクシー協会は2協会)、
バス事業者で都道府県バス協会への加入者は2457事業者
(うち民間事業者は2436事業者)であり、乗合専業事業者が65事業者、
貸切専業事業者が1555事業者、兼業事業者が822事業者、
特定事業者が9事業者、賛助会員が32事業者となっております。
1903年9月20日に京都で二井商会がバス事業を開始。
1927年4月18日に富士急行創業者の堀内良平氏が
日本乗合自動車協会を設立し、堀内氏が初代会長に就任。
1929年8月9日に日本乗合自動車協会を社団法人として認可。
1941年9月3日に日本乗合自動車協会を解散し、
全国乗合自動車事業者組合連合会を設立。
1944年4月7日に全国乗合自動車事業者組合連合会を解散し、
全国乗合旅客自動車事業者組合連合会を設立。
1948年7月24日に日本乗合自動車協会を設立。
1969年3月27日に日本バス協会へ改称。
1987年に日本バス協会が9月20日を「バスの日」として制定。
2003年9月20日に日本のバス事業が100周年を迎える。
2009年6月25日に日本バス協会が記者会見で
公式キャラクター「セバスファミリー」を発表。
9月20日に東京・丸の内にて第1回バスイベント
「バスフェスタ2009 in TOKYO」を開催。
2011年4月1日に公益法人制度改革に伴い、公益社団法人へ移行。
2013年9月20日に日本のバス事業が110周年を迎える。
ジャパリパークにおける主要な移動手段の一つであるジャパリバスは、
広大なパークを周遊するために設計された車両であり、
あくまでも周遊用でありますので走行速度は周遊に適した範囲内であります。
通常時はラッキービースト様による半自動運転によって運行されており、
これはパークガイドを含めたマンパワーの節約にも大きく寄与しております。
大勢の人間の移動手段は陸海空において様々ありますが、
バスは最も身近かつ手軽に利用できる移動手段の一つであります。
一方、車両そのものの進化やマンパワー不足の解消など課題も多く、
これはバス周辺のインフラ整備にも関係する大きなものであります。
これからのバス事業の発展がますます注目されるところであります。
本日もお祈りいたします、みんみー。