本日は2001年にディズニーリゾートラインが開業した日であります。
・ディズニーリゾートラインは、千葉県浦安市にある
東京ディズニーリゾート(TDR)内を運行するモノレール路線で、
株式会社舞浜リゾートラインによって運営されております。
東日本旅客鉄道株式会社(JR東日本)の京葉線舞浜駅と
TDR内の各施設を連絡して、入園客を輸送する事を目的とした路線であります。
TDRの園内専用鉄道である「ウエスタンリバー鉄道」や
「ディズニーシー・エレクトリックレールウェイ」と異なり、
公道の上を走っているため鉄道事業法に基づいた公共交通機関に該当しており、
ディズニーランドと東京ディズニーシーが休園中でも運行されます。
駅と路線は全てパーク外にあり、時刻表の路線図に掲載されております。
他のTDR構成施設と同様に従業員のことを「キャスト」と呼称しており、
駅員を「ステーションキャスト」、車掌を「ガイドキャスト」、
運転士を「ドライバーキャスト」と呼称しております。
・路線は単線で環状、路線距離(営業キロ)は5.0kmで、
反時計回りに進む列車のみ運行されております。
1周の所要時間は約13分であり、駅間の運行所要時間は
ベイサイド・ステーション~東京ディズニーシー・ステーション間約4分、
それ以外の区間は約2~3分となっております。
車両は跨座式モノレール(日本跨座式)で、営業速度29km/h~50km/h。
通常時は全列車において自動運転が行われるため、
通常運転時にドライバーキャストは乗務しておりませんが、
ドア扱い/安全監視/案内などを担当するガイドキャストが乗務し、
完全な無人運転とはしていないのが特徴となっております。
自動運転であるものの、両側の先頭車に運転台が設置されており、
突発事態発生時や車庫内での車両転線時には
ドライバーキャストによる手動運転が可能となっております。
2001年導入の「Type X(10形)」は全長約84mの6両編成/乗車定員537名で、
5本が在籍しておりますが、今後は2024年度までに
新型車両「Type C(100形)」(2020年7月3日に運行開始・乗車定員564名)に
1編成ずつ入れ替られる予定となっております。
アニメ二期におけるジャパリラインは広大なパークの主要エリアを
周遊するために設置されたモノレール路線で、エリアごとに駅が設けられ、
運行はラッキービースト様による半自動運転によって行われております。
他のモノレールと同様のレールからの給電による走行はもちろん、
太陽光発電によるバッテリーを使用して走行を行えるシステムも備えており、
広大なパークを巡るために必要な性能を有する移動手段となっております。
広大なパークの主要エリアを周遊するため路線は長大であり、
現在のモノレール路線をはるかに上回るものであろうと想像できます。
これからのカーボンニュートラルの時代に向けて、
モノレールなどの鉄道を含む電動車両はますます重要な存在となります。
車両の動力に際しては、現在のところ様々な選択肢が考えられますが、
地球環境への負担を少なくするためにどのような動力が最適であるかは、
時代が進むにつれて自ずと決まってくるはずであります。
本日もお祈りいたします、みんみー。