本日は1968年に鈴鹿国定公園が指定された日であります。
・鈴鹿国定公園は、滋賀県と三重県の県境に跨がる
鈴鹿山脈一帯からなる国定公園で、1968年7月22日に指定されました。
滋賀県域17184ha/三重県域12709ha、合計29893haの面積を持っており、
御池岳/藤原岳/竜ヶ岳/釈迦ヶ岳/御在所岳/雨乞岳/鎌ヶ岳/
入道ヶ岳/仙ヶ岳/明星ヶ岳/筆捨山/羽黒山/観音山/那須ヶ原山/
綿向山/竜王山/水無山といった鈴鹿山脈の豊かな自然環境が特徴であります。
降水量が非常に多いため樹木の生育が著しく、標高700m付近になると
日本海側で繁茂するブナやアカマツなどの混淆林も見られます。
また、北部は石灰岩の地形が、南部東麓は花崗岩の地形が多いため、
青川峡/宇賀渓/八風渓谷/朝明渓谷/宮妻峡/小岐須渓谷/石水渓といった、
河川の浸食によって形成された渓谷が多く見られます。
中京圏の身近な行楽地として利用客が非常に多い公園であり、
三重県側の2003年の観光入込客数は320万1千人で、伊勢志摩国立公園や
水郷県立自然公園に次いで観光客が多い公園となっております。
また、近隣には、湯の山温泉や椿大神社といった観光スポットもあります。
ジャパリパークは数々の島からなる広大な動物園施設であると同時に、
数多くの豊かな自然環境を有する自然公園的な側面も持ち合わせております。
それは、フレンズの方々が安全かつ健康に暮らす事のできる環境作りのために、
可能な限りそのままの自然環境を残している結果でもあります。
自然公園は、人間では到底及ばない地球の営みによって形作られたものであり、
私達の生活は、間接的であってもその自然環境に支えられております。
その豊かな自然環境を末永く保全していくためにも、
私達の日々の取り組みの積み重ねが重要となるのであります。
本日もお祈りいたします、みんみー。