本日はアメリカの古生物学者でいらっしゃる
ジョージ・ゲイロード・シンプソン氏の誕生日であります。
ジョージ・ゲイロード・シンプソン氏は1902年6月16日に
シカゴにてお生まれになり、学生時代から語学に堪能であった事から
初めは文学を志されておりましたが、コロラド大学に在学されている時に
古生物学に関心を持たれ、卒業後にエール大学にて学ばれました。
その後はヨーロッパへ留学され、帰国後は1959年までアメリカ自然史博物館の
地質学と古生物学館にて館長を務められ、1945年からはコロンビア大学の教授も
兼務されました。1959年から1970年までハーバード大学の比較動物学博物館にて
館長を務められ、1967年からはアリゾナ大学の教授を務められました。
その後はアリゾナ大学にて地質科学の教授を務められ、
1982年に定年退職されております。古生物に関する研究においては、
1930年代には化石を求めてアメリカはもとよりアジアにまで調査に出かけられて
哺乳類の分類を行われましたが、1940年代から1950年代にかけては
遺伝学を取り入れて哺乳類の進化や系統の問題を考えられるようになりました。
1962年にダーウィンメダルを、1965年にアメリカ国家科学賞を受賞され、
シンプソン氏は20世紀における現代の総合に貢献した中で、
最も影響力のある古生物学者として知られる事となりました。
1984年10月6日、アリゾナ州ツーソンにて82年の生涯を閉じられました。
主な著作には1944年の「進化のテンポとモード」、
1945年の「分類学の原理と哺乳類の分類」、1949年の「進化の意義」、
1961年の「動物分類の原理」などがあります。
現代を生きる生物は、古の時代から進化を繰り返してきた末の存在であり、
ヒトも、フレンズとなられる前の動物達も、現時点での進化の末端であります。
しかし、動物がサンドスターによってヒト化するという突然変異は、
さすがにフィクションならではといったところでありましょうか。
生き物は現在も進化し続けております。この先の地球や宇宙の環境が、
生き物にどのような変化をもたらすのでしょうか?
本日もお祈りいたします、みんみー。