本日は山の日であります。
6月が環境月間であり、2002年の6月1日と2日に
「第1回ひろしま『山の日』県民の集い」が行われ、
その6月2日が第1日曜日だった事から、
西条・山と水の環境機構によって制定されました。
森林ボランティア/山歩き/自然観察など、様々なスタイルで山と関わり
山を愛する日に、との思いが込められております。
西条・山と水の環境機構は広島県東広島市に事務局を置く団体で、
東広島やその近辺の文化や産業を育んできた水をいつまでも享受し、
美しい故郷を次の世代へ手渡していく事を使命とし、森林や小川/池/田畑など、
山や水を取り巻く環境の保全・育成に寄与していく事を目的としており、
市民/行政/大学等と力をあわせ、山づくり、水づくり、
美しいふるさとづくり運動に取り組んでおります。
西条酒造協会の8社の清酒の売上げの一部を拠出した基金によって運営され、
その活動・学習・交流拠点として、東広島市憩いの森公園(龍王山)において、
年間5回程度の山と水をテーマにしたグラウンドワークを行っております。
事業の方向づけと決定は、西条酒造協会関係者と
行政/市民/大学関係者によって構成される理事会と運営委員会で行われ、
活動は西条・山と水の環境機構を事業主体とし、
産官学民の協働によって行われております。
主な事業としては以下の通りとなっております。
・龍王山・憩いの森を拠点に行う環境保全や資源の循環利用などの他、
山と水の関係について環境学習などを行う「山と水のグラウンドワーク」
・森林や環境保全活動を行う様々なグループや、東広島市を源流域とする
河川の流域で活動する団体を対象に支援を行う「森林保全活動の支援、助成」
・グラウンドワークと連動しながら関係機関と連携、山や水環境の保全に関する
基礎的/継続的な調査研究の支援/助成も行う「調査研究活動の支援、助成」
・より充実した事業内容やネットワークづくりのために、シンポジウムや
フォーラム、情報交換会、情報発信活動に取り組む「広報、啓発活動」
・森林保全活動や調査研究活動を支援のために、西条酒造協会加盟者の
酒の売上の一部から拠出して基金とする「西条・山と水の基金の蓄積」
海底火山の噴火によって出現した島をそのまま利用したジャパリパークには、
各エリアごとに山岳地を含めた非常に豊かな自然環境が形成されております。
そこには手つかずの自然環境が存在する一方、フレンズの方々のための
住環境の確保も兼ねた整備がなされた自然環境も存在すると想像でき、
環境保全のための様々な取り組みが行われていると考えられます。
私達の生活は豊かな自然環境の恩恵の上に成り立っており、
その自然環境も保全に携わっておられる方々のおかげであります。
農林水産業に携わっておられる方々に感謝をいたしましょう。
本日もお祈りいたします、みんみー。