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みんみ教徒の集い / 3319

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流浪のみんみ教徒 2022/05/15 (日) 00:30:30 457e0@bd10d

本日は1793年にスペインのディエゴ・マリン・アギレラ氏が
自作のグライダーで滑空飛行を行われた日であります。
 ディエゴ・マリン・アギレラ氏は18世紀にグライダー(オーニソプター)で
 滑空飛行を行われたという伝説をお持ちの人物でいらっしゃいます。
 スペイン北部のコルーニャ・デル・コンデにてお生まれになり、
 父親を亡くされた後は7人の兄弟を養われるために
 農業や動物の世話をして働かれました。
 後に、水車の機能を改良する部品などの発明を行われました。
 その後、アギレラ氏は空を飛ぶワシに触発されて、
 空を飛ぶ機械を作りたいと考えられるようになりました。
 6年間の歳月をかけられた自身の考案により、木/鉄/布と、
 自ら作られた罠で捕獲された鳥の羽毛を材料に使用されました。
 捕獲された鳥の体重や大きさや翼の寸法から機体の重量と大きさを決められ、
 鳥の飛行を注意深く観察された結果から、村の鍛冶屋と共に
 翼と尾部を組み立てられました。1組の回転できる鋳鉄製のジョイントや
 鐙(あぶみ)が付けられ、方向が変えられるクランクが付けられておりました。
 1793年5月15日の夜、アギレラ氏は鍛冶屋とその妹の一人を伴われ、
 コルーニャ・デル・コンデの寺院の最も高い場所に機体を設置され、
 満月の光の中で「エル・ブルゴ・デ・オスマ(コルーニャ・デル・コンデの東)
 へ行って、その後ソリア(エル・ブルゴ・デ・オスマの東)まで行って、
 一両日中には帰ってくる」と宣言されました。
 アギレラ氏は翼をはばたかさせて5~6mの高さに飛び上がられ、
 約360mの滑空飛行に成功されましたが、その後、翼のジョイントが壊れて
 地上に落下されたといわれております。仲間が駆けつけられると、
 アギレラ氏は運良く掠り傷と打撲を負われただけで済み、
 鍛冶屋に対してジョイントが正しく作られていなかった事を指摘されました。
 この出来事から、街の人々はアギレラ氏が狂ってしまわれたと信じられ、
 事もあろうにアギレラ氏の飛行具を処分されてしまいました。
 アギレラ氏は希望を失われ、再び飛行を試みられる事なく
 6年後の1799年に44年の生涯を閉じられました。
 アギレラ氏はスペインにおける航空の父と呼ばれ、
 アギレラ氏が飛行された寺院には空軍によって記念碑を建てられました。
ジャパリパークにとって飛行機は無縁のものではありません。
アニメ一期の第十話にてラッキービースト様による録音の音声には、
サーバル様が「飛んでくる」と発言された内容から、
ミライ様が飛行機に乗って来られた状況が推察されます。
他方、けものフレンズのコンセプトデザイン展では、
ジャパリパークに空港が設けられていた設定画が公開されておりました。
人類はその歴史において活動の領域を広げていきましたが、
その中でも空というフィールドはより特別なものでありました。
それは鳥のように自由に飛びまわる事が人類の憧れであったからに他なりません。
現在はちょうど愛鳥週間であります。
人類の憧れの場所を飛びまわる鳥達を愛でられてはいかがでしょうか?
本日もお祈りいたします、みんみー。

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