本日は、テレビ番組「田勢康弘の週刊ニュース新書」に
レギュラーとして登場していた猫「まーご」の誕生日であります。
・「まーご」はアメリカンショートヘアの雄で2006年3月15日生まれ。
シャープの「エコロジークラスで行きましょう」のCMに起用されていた猫
「ミーヤ」の孫で、1歳の時には日清ペットフードのCMに出演しており、
その他、UQコミュニケーションズなどのCMにも出演しておりました。
2009年には関由香氏の著書「テレビねこ まーごのお仕事」が出版されており、
その前年の2008年には祖父のミーヤの本「ぐぅぱぁネコ ミーヤ」も
同じ著者によって出版されておりました。2014年10月10日21時頃、
急性心不全によって8年7か月の生涯を閉じております。
・「田勢康弘の週刊ニュース新書」は、テレビ東京系列などで
2008年4月5日から2016年3月26日まで、
毎週土曜日に放送されていたニュース番組であります。
2008年4月5日に「週刊ニュース新書」の番組名でスタートし、
政治ジャーナリストで日本経済新聞客員コラムニストの
田勢康弘氏をメインコメンテーターとして、
「土曜日の昼に、“大人”のためのニュースショー」をテーマに、
土曜日のお昼前に見るテレビ番組がない大人向けの
ニーズを満たすニュース番組を目指したものでありました。
また、2008年3月29日をもって放送を終了した
「ワールドビジネスサテライト土曜版」の後継的な位置付けもされておりました。
2008年10月4日から番組名が「田勢康弘の週刊ニュース新書」に変更され、
番組の内容が一部リニューアルされました。
・この番組で最も目を引くと言える演出の一つが、
生放送中にスタジオセット内を自由に歩き廻る猫の存在であります。
この演出は愛猫家である田勢氏の提案によるものであり、
当初は自身が飼われている猫を登場させるつもりでありましたが
田勢氏の奥様が反対されたため、ペットプロダクション「ZOO」所属の
アメリカンショートヘアの雄猫「まーご」が起用される事となりました。
動物は時として予期せぬ行動をとる事があるため、生放送においては
相応のリスクを伴いますが、他に類を見ない極めて珍しい演出でありました。
実際に「まーご」が植木の葉を齧ったり、田勢氏のために用意された
マグカップに顔を突っ込んでお茶を飲むといったハプニングも起こり、
後者の映像については公式サイトでいつでも視聴する事ができます。
報道関連番組において猫を出演させるという試みは海外でも話題となっており、
[ギスギスした世の中だからこそ一瞬の「癒し」が必要]と好評でありました。
基本的にどのゲストの方が来られても「まーご」は出演しておりましたが、
猫アレルギーをお持ちの方がおられる場合や、レギュラー放送とは異なる
スペシャル独自のスタジオセットを組んだ放送を行った場合においては
「まーご」が出演する事はありませんでした。
また、この番組では、「ニュース犬(報道犬)」や「気象予報犬」として同局の
夕方ニュース枠に起用されていた柴犬「ブーニー」が出演した事もありました。
前述の通り、2014年10月10日に「まーご」が亡くなった事に伴って、
同年11月15日の放送にてミックスの三毛猫である「にゃーにゃ」が
2代目看板猫に起用された事が発表されました。
「にゃーにゃ」はミックスの雌の三毛猫で、2014年7月7日に
東京都目黒区にて誕生したと推定されております。
ゴミ箱に棄てられていたところを東京都清掃局職員に発見されて保護され、
動物病院を経て動物プロダクションへ引き渡されました。
自身で「まーご」の後継を探されて数多くの猫と「お見合い」をされた田勢氏が、
動物プロダクションのスタッフから「にゃーにゃ」の生い立ちなどを聞かれて
「この猫しかいない」と起用を決められたといわれております。
・2016年3月2日、テレビ東京で行われた同年4月の改編に関する発表会にて
「田勢康弘の週刊ニュース新書」が同年3月26日の放送分をもって
終了する事が発表され、3月26日に8年間の放送にピリオドが打たれました。
けものフレンズにおいては多くのネコのフレンズがおられますが、
「看板」と言えるほどの存在といえば、やはりみんみ様でありましょう。
サーバル様は旧アプリ版から中心的な役割を果たされておりましたが、
世間により広く知られたのがアニメ一期のみんみ様である事は
皆様ご存知の通りでありましょう。
世知辛い事の多い世の中において、例え一匹であっても動物の存在は
ひとときの癒しをもたらしてくれるものであります。
一方、その動物が毎日を一生懸命生きている事も確かであり、
互いに支え合って暮らしていく事ができれば、
世界はより素晴らしいへと向かう事ができると信じております。
本日もお祈りいたします、みんみー。