本日はミニブタの日であります。
「ミ(3)ニ(2)」の語呂合わせに因んで、
日本ペットミニブタ普及協会によって制定されました。
日本ペットミニブタ普及協会は2002年に岐阜県中津川市に設立された団体で、
犬や猫などと同じように、ミニブタも素晴らしいペットである事を
認知してもらうために様々な活動を行っております。
・ミニブタとは、元々は実験動物として小型に品種改良したブタの事で、
品種名ではありません。現在ではペットとして人気が高まっております。
規定というものは特になく、一般的には200kg以上になる
家畜用ブタと比較して小型のブタがミニブタと呼ばれております。
ブタとして「ミニ」であっても体重は概ね40~70kgあり、
中には100kg以上に育つ個体も存在します。
なお、アメリカミニブタ協会(AMPA)では、成熟時に前肩部の高さが
20インチ(約51cm)未満ものと定義されております。
元々家畜として飼われていたブタの小型のもの
(特に中国南部や東南アジア)と、交雑によって作られた種類とがあり、
交雑種は主に実験動物用に開発されたものであります。
代表的な品種であるゲッティンゲンミニブタは、ドイツのランドレース種と
ベトナムポットベリーとミネソタミニブタの交配種であります。
知能が高く、清潔を好み、トイレと寝床を分ける習性は元々のブタと同様であり、
あまり手間がかからないという点が特長となっております。
・アメリカではミニブタはペットとして愛玩されており、その殆どは
「ポットベリード・ピッグ」(太鼓腹のブタ)と呼ばれる小型のブタであります。
この種のブタは、1950年にフランス人がベトナムからヨーロッパに運ばれ、
動物園で初めて展示されました。その子孫の18頭が1985年に
カナダ人のキース・コネル氏によってカナダに輸入されてから、
これらの子孫がアメリカに輸入された経緯があります。
日本で最初に飼われていたのは徳島県で、徳島県のタウン情報誌
「あわわ」での紹介の他、メディアを通じて全国的に広まりました。
けものフレンズにはミニブタのフレンズはいらっしゃいませんが、
ブタおよびミニブタの特徴はブタ様に反映されております。
もし、ミニブタのフレンズが実現すれば、小柄な体格と相まって
可愛らしさがより引き立たれるかもしれません。
ミニブタは近年になって可愛らしいペットであるとの認識が更に進み、
前述の特長もあって存在感を増しております。
そして何より、ペットは共に暮らす家族であり、
家族が共に過ごす事のできる時間そのものが大切なのであります。
本日もお祈りいたします、みんみー。