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みんみ教徒の集い / 3224

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流浪のみんみ教徒 2022/02/23 (水) 00:03:03 457e0@330cf

本日はロータリー設立記念日であります。
1905年のこの日に、アメリカ・イリノイ州シカゴにて
弁護士のポール・ハリス氏と3名のご友人の方々が、
後に「ロータリークラブ」となる相互扶助クラブの
最初の会合を開かれた事を記念して制定されました。
・ロータリークラブは、国際的な社会奉仕連合団体「国際ロータリー」の
 メンバーである単位クラブの事で、会員の事を「ロータリアン」と呼びます。
 最初のクラブが例会の場所を輪番(ローテーション)で
 提供しあった事から「ロータリー」の名が付けられております。
 ロータリーは人道的な奉仕を行い、全ての職業において
 高度の道徳的水準を守る事を奨励し、世界においては、
 親善と平和の確立に寄与する事を指向した、
 事業及び専門職務に携わる指導者の方々が世界的に連携した団体であります。
 職業奉仕(会員の職業倫理を高める事)と、そこから広がる社会奉仕と
 国際親善を目的としております。基本的には「I serve(私は奉仕する)」、
 クラブとは「奉仕をするクラブ会員であるロータリアン個人の集まり」であり、
 国際ロータリーはそのクラブの連合体とされておりますが、個人のみならず
 クラブ単位や国際ロータリーとしての奉仕プログラムも行われております。
 ロータリークラブ活動の特色として、各クラブごとに独自の事務局を持ち、
 それぞれ自主独立運営が行われており、奉仕活動/寄付行為/
 会員の交流/友好事業等が行われております。
・1905年、シカゴで商業道徳の欠如の風潮を見かねられた
 弁護士のポール・ハリス氏が、ご友人で洋服生地商のハイラム・ショーレー氏、
 石炭商のシルベスター・シール氏、鉱山技師のガスターバス・ローア氏と共に
 親睦と互助を目的として発足されたのが始まりであります。
 初会合が行われた1905年2月23日が創立日とされ、同業者間では利害関係から
 親睦が阻害されるとしてメンバーは1業種から1人とされました。
 3月9日に行われた2回目の会合で、印刷業のハリー・ラグルス氏、不動産業の
 ウイリアム・ジェンセン氏、楽器商のアルバート・ホワイト氏が加入され、
 個々の会員の事務所で持ち回りで会合を開く事と、
 会員は事業経営者(共同経営者)か会社役員に限る事となりました。
 3月23日の3回目の会合で保険業のチャールズ・ニュートン氏、
 洗濯業のアーサー・アーヴィン氏が加入され、会合を互いの事務所にて
 ローテーションで開く事から名称を「ロータリークラブ」とされ、
 役員も1年ごとのローテーションとなりました。(初代会長は石炭商のシール氏)
 その後、7回目以降の会合はホテルでの開催(昼食)となり、
 4回連続で欠席されると会員資格を失うルールとなりました。
 2001年の定款及び細則の改定により、1業種1人を廃止して、1業種からは
 人数5人または割合10%に変更され、例会出席規定も緩和されております。
・日本では1920年、当時の三井銀行の重役の米山梅吉氏ほか複数の方々が、
 東京府に日本初のロータリークラブ(RC)を、
 国際ロータリーから855番目に認証を受けて創立されました。
 1918年に目賀田経済使節団の一員として訪米中の米山氏は、
 ダラスRC在籍の福島喜三次氏と出会われてロータリーについて聞かれました。
 ロータリーの例会に出席された米山氏は、ロータリーならではの奉仕の精神と
 行動に強い共感を持たれ、日本でのロータリー創立に動かれました。
 元会員の福島氏がロータリーの創立を希望されていると知られて、
 ダラスRCの会長は国際ロータリーの会長に日本でのRC創立を
 勧められる書簡を送られました。後に国際ロータリーは福島氏と
 日本におけるロータリーの創立に向けて交渉を重ね、
 1920年10月20日に創立総会が開催され、1921年4月1日に承認が下りました。
 東京RCの創立に際してはダラスRCは国際ロータリーとの橋渡しでありましたが、
 東京RCは国際ロータリー直轄のクラブであり、ダラスRCはスポンサーではなく、
 承認状を見てもスポンサークラブの記載はありません。
 日本で2番目に認証を受けた大阪RCも国際ロータリー直轄のクラブであります。
 ダラスRC会員であった福島氏が帰国後に大阪に赴任され、星野行則氏と共に
 1922年11月1日に第一回の創立準備会を中之島大阪ホテルにて開催されました。
 その後にチャーターメンバーの選出やクラブ細則原案の作成を行われ、
 1922年11月17日に大阪RC創立総会が開催されました。
 関東大震災を契機として日本のロータリー運動は本格的していき、1924年7月に
 東京RCを立ち上げられた米山氏が初代のスペシャル・コミッショナーに、
 第2代に井坂孝氏、第3代に平生釟三郎氏が任命されました。
 この3名の指導のもとに日本の大都市にRCが次々と設立されていきました。
 東京・大阪に続いて1924年8月に3番目の神戸RCが設立されました。
 スポンサークラブは大阪RCであります。続いて東京RCがスポンサーで、
 1924年12月に4番目の名古屋RCが設立され、更に東京・大阪両クラブの
 共同スポンサーによって5番目の京都RCが、6番目に横浜RCが設立されました。
 六大都市にロータリーが設立され、その後に日本全国に拡大していきました。
 日本のRCは3ゾーン編成で、34の地区に分かれており、そのうちの1地区には
 ミクロネシア/グアム/北マリアナ諸島/パラオといった地域も含まれております。
けものフレンズにおいてロータリークラブに通ずる要素といえば、
アニメ一期におけるパークのフレンズの方々が思い浮かぶかもしれません。
職員が去られたパークにおいてフレンズの方々は管理から外れておりながら、
パークの環境や食料の自動配布によって元気に暮らしておられます。
しかし、日々において思い思いに過ごされる方ばかりではなく、
誰かのために率先して働いておられる方々もおられます。
世の中は様々な方々が支え合う事で成り立っており、
その根底は誰かのために、そして社会のために行う奉仕の精神であります。
助け合う気持ちが循環する事で、より良い世の中となるのであります。
本日もお祈りいたします、みんみー。

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