本日はフクロウの日であります。
「フ(2)ク(9)ロウ」の語呂合わせに因んで制定された記念日でありますが、
いつ、となたによって制定されたかは明らかとなっておりません。
・フクロウ目は鳥類の1目であります。ミミズクと呼ばれるものも同じ仲間で、
分類学上においてはっきりとした区別はありません。
頭部の上方に突き出た耳のように見えるものを羽角(うかく)と呼びますが、
羽角のない種がフクロウ、羽角のある種がミミズクと呼ばれております。
220種ほどが南極を除く世界中の地域に分布し、
世界最大の島であるグリーンランドにまで生息しております。
日本には10種ほどが生息しております。
フクロウ目の特徴は様々な資料にて示されておりますが、
その中でも際立ったものを幾つか挙げてみますと、
・両目が頭部の前面に位置しており、上下にも僅かにずれている。
遠距離の視力は良いが、逆に数十cm以内の至近距離では
物体をはっきりと視認する事ができない。
瞳孔が大きく、弱い光に敏感な桿体細胞が網膜に多いため夜目がきくが、
昼間は眩しすぎるため目を細めている事が多い。
目の感度は人間の100倍。他の多くの鳥類と異なり、両目が正面にあるため
立体視が可能で、静止していても対象までの正確な距離を把握できる。
・両耳は、耳穴が左右でずれた位置に存在し、奥行きも違っている。
左右非対称である事により、音源の方向を立体的に認識する事が可能である。
また、パラボラ型の顔面の羽毛が、対象から発せられる
僅かな音を集めて聴覚を助ける役目を果たす。
・ワシのような形をした鋭い形の嘴を持つ。
・目の周囲を縁取るようにはっきりとした顔盤という羽毛が生えた部位があり、
耳角と呼ばれる耳のように見える羽は耳ではなく、
耳は顔盤のすぐ後ろに位置している。耳の位置は左右で異なっている。
また、フクロウ目の羽毛は柔らかく、風切羽の周囲には綿毛が生え、
翼の羽ばたきの音を和らげる効果があるため、
殆ど音を立てる事なく飛行する事ができる。
・趾(あしゆび)のうち、最も外側の第4趾の関節が非常に柔軟で、
多くの鳥類のような三前趾足(第1趾のみが後ろで前3本後1本)から
対趾足(前2本後2本)に切り替える事ができる。
・多くの種が夜行性で、数少ない夜行性の鳥類
(鳥類全体の約3%)の中で大きな割合を占める。
・木の洞穴を住処として、単独またはつがいで生活する。
・種類によっては、刺激を受けると外見上の体の大きさを変えるものもいる。
以上の事だけでも、フクロウ目の特徴が際立っております。
けものフレンズには様々なフクロウのフレンズの方々がいらっしゃいます。
いずれの方々も元の動物の特徴を踏まえた容姿や能力をお持ちであり、
作品によっては、それを活かして活躍される方もいらっしゃいます。
特に、アプリはもちろん、アニメ作品でも活躍されている
アフリカオオコノハズク様とワシミミズク様は有名であります。
フクロウ目自体は絶滅の危機から遠い存在ではありますが、
人類の活動はフクロウ目にも確実に影響を及ぼしております。
これからもフクロウ達が元気に暮らすかのできる世の中とするためにも、
私達の日々の取り組みの積み重ねが重要となるのであります。
本日もお祈りいたします、みんみー。
こちらをツイッターで紹介させてもらってもいいかな? 🎤
「いいとも~!」、少し懐かしい感じがします。
よろしくお願いいたします!