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みんみ教徒の集い / 3194

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流浪のみんみ教徒 2022/01/30 (日) 00:33:33 457e0@a2137

本日は1996年に百武裕司氏によって「百武彗星」が発見された日であります。
・百武彗星(C/1996 B2)は、1996年1月にアマチュア天文家の
 百武裕司氏によって発見された彗星であります。
 以前まで百武氏は福岡県にて数年にわたって彗星を捜索されておりましたが、
 農村地域のより暗い空を求められて1993年に鹿児島県に転居され、
 強力な25x150双眼鏡で掃天捜索を行なわれました。
 百武彗星発見の数週間前にあたる1995年12月26日に、
 百武氏は自身初の観測となる彗星(C/1995 Y1)を発見されており、
 百武彗星はその天域を再観測されていた際に、
 先の彗星の近くにあったもう一つ別の彗星でありました。
 百武彗星の軌道が最初に計算されると、3月25日に地球から僅か0.1AU
 (14959787.07km)という近距離を通過する事が明らかとなり、
 また、この彗星の軌道は最接近の頃に北極星に非常に近い位置を通過するため、
 北半球から一晩中見られる事が分かっておりました。
 1996年3月初旬には肉眼で見えるようになり、中旬頃になっても
 まだあまり目立たない状況でありましたが、地球への接近に近づくにつれて
 急速に増光して彗星の尾も次第に長くなりました。3月25日には軌道計算の通り
 地球に最接近し、非常に速ち速度で空を移動する様子が観測されました。
 しかし、百武彗星が最大光度であったのは僅か数日間であったため、
 翌年に発見されたヘール・ボップ彗星のように世間に強い印象を
 与えるまでには至らず、特にヨーロッパにおいては、天候不順によって
 最大光度の時期に百武彗星を観測できなかった方々が多いと云われております。
 地球接近後、百武彗星は5月1日に太陽からの距離0.23AUの近日点に達した後に
 急速に暗くなり、5月の終わりには肉眼で観測する事ができなくなりました。
 地上からの最後の観測報告は10月24日で、光度は16.8等でありました。
・百武裕司氏は長崎県島原市出身のアマチュア天文家でいらっしゃいます。
 コメットハンター(彗星捜索家)として、1995年12月25日にC/1995 Y1、
 1996年1月30日にはC/1996 B2を相次いで発見され、
 その功績によりシカゴ名誉市民など数々の表彰を授与されております。
 後に鹿児島県姶良町の天文台「スターランドAIRA」の館長を務められましたが、
 2002年4月10日に大動脈瘤破裂のため51年の生涯を閉じられました。
 また、1991年12月13日に発見された小惑星「百武」(7291 Hyakutake)は、
 百武氏の業績を称えて命名されたものであります。
けものフレンズにおける大きな要素であるサンドスターは、
旧アプリ版においては宇宙からの飛来物となっております。
どのくらいの規模で降り注いでくるのかは判然としておりませんが、
パークに隕石のように落ちてくるものであれば、別の場所からは
彗星のようなものが観測されている場合も考えられます。
宇宙空間は様々な物体が絶えず飛び回っており、
まだ存在が知られていない彗星などもあるかもしれません。
地球という惑星もそのような宇宙のひと欠片であり、
その中で私達は日々を過ごしているのであります。
すなわち、私達も果てしなく広い宇宙の一部なのであります。
本日もお祈りいたします、みんみー。

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