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みんみ教徒の集い / 3161

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流浪のみんみ教徒 2022/01/05 (水) 07:03:05 457e0@31669

本日は、前年から発生した昭和38年1月豪雪によって、
1963年に日本海側が大雪となり鉄道の運休が始まった日であります。
・昭和38年1月豪雪は、1962年12月末から1963年2月初めまでの
 約1か月間にわたって、北陸地方から西の日本海側を中心に、
 山陽地方の山間部/四国/九州などの太平洋側でも発生した歴史的に稀な豪雪で、
 戦後の日本の歴史上でも特に激甚な被害をもたらした雪害であります。
 三八豪雪(さんぱちごうせつ)とも呼ばれております。
・1962年の12月25日付近を境に纏まって降り出した雪は翌1963年1月に
 本格的な大雪となり、気温も全国的に平年より3℃前後も低い異常低温となり、
 日本海側では繰り返し日本海寒帯気団収束帯に伴う発達した雪雲に襲われました。
 更にこの時期ならではの日照時間の短さが拍車をかける形となり、
 多くの地域で降雪の殆どが融けずに蓄積する事となりました。
 豪雪の中心は新潟県と北陸地方から西の日本海側でありました。
 寒波は1月末頃にピークを迎え、長岡市や福井市などの北陸地方の都市部でも
 積雪が2m以上に達した。中国地方西部の島根県/広島県/山口県でも
 山間部で積雪が数mにも達するなどの未曾有の豪雪となりました。
 また、本州の日本海側だけでなく温暖で雪の少ない
 九州地方や四国地方でも記録的な大雪となり、特に長崎県の五島列島や
 鹿児島県東シナ海側、愛媛県南予地方では最深積雪30cm以上に達し、
 阿蘇山や徳島県西部の池田町では最深積雪が1mを超えるものとなりました。
 福岡県飯塚市では一冬の累計降雪量が185cmに達するなど、
 九州地方や四国地方でも山間部を中心に累計積雪量は1mに達しました。
 陸上自衛隊による消雪活動も行われ、その中には火炎放射器を用いて
 雪を融かすという方法も取られましたが、「これはあまり効果はなかった」
 と当時の隊員の方々が語っておられました。
 航空自衛隊は各地の救難分遣隊が出動し、出動後の帰途に就いた
 芦屋基地の芦屋救難分遣隊ヘリ(H-21)が1963年3月16日に
 香川県三豊郡詫間町(現・香川県三豊市詫間町)で墜落して
 隊員10名が亡くなられる事故も発生しております。
・この豪雪による被害は凄まじく、雪崩等によって多数の犠牲者が出た他、
 住宅/鉄道への被害や「三八冷害」と呼ばれる海水温の異常低温も発生しました。
 1963年2月12日に気象庁はこの豪雪を「昭和38年1月豪雪」と命名しております。
けものフレンズには雪が関係するエピソードが様々ありますが、
その中でも有名なのはアニメ一期のゆきやまちほーかもしれません。
みんみ様達は温泉の源泉をご覧になられるべく登山コースへと赴かれましたが、
天候が変わってしまい、吹雪に遭ってしまわれました。ここでかばん様が
かまくらを発案され、吹雪をどうにかやり過ごす事ができたのでした。
昭和38年1月豪雪の原因はラニーニャ現象と偏西風の異常な蛇行でありました。
これは私達が経験してきた異常気象の要因そのものであり、
地球温暖化との関係も取り沙汰されております。
気象の極端化は全ての生き物にとって脅威そのものであり、
これから先も対処し続けなければならない課題でもあるのです。
本日もお祈りいたします、みんみー。

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