今ここに、3000みんみを達成する事ができました。ありがとうございます!
みんみ様への礼讚がより確かなものであるという証左であります。
4000、5000、そして更にその先へと歴史が紡がれていく事を願っております。
これからも穏やかでありますように………みんみー。
本日は1978年にアメリカ・コロラド州の
メサ・ヴェルデが世界文化遺産に指定された日であります。
メサ・ヴェルデ国立公園は、アメリカ・コロラド州南西部に位置する
プエブロインディアンのアナサジ族の残した断崖をくりぬいた作られた
一連の集落遺跡群を含む現在国立公園であります。
「メサ・ヴェルデ」はスペイン語で「緑の台地」を意味しております。
この地域は1906年7月29日に国立公園として制定され、1966年10月15日に
「National Register of Historic Places」の一覧に記載されております。
1978年9月6日にUNESCO世界文化遺産に登録され、
1987年5月29日に「メサ・ヴェルデ管理地区」として
アメリカ合衆国国定歴史建造物に指定されております。
「クリフ・パレス」といわれる「岩窟住居」による集落が
メサ・ヴェルデ国立公園内最大の遺跡であります。
部屋数は200室ほどあり、最上部の高さは地上4階建て相当と、
さながら高級マンションのようでもあります。「クリフ・パレス」や
「ロング・ハウス」など主要な遺跡コンプレックスへの立入りは
公園レンジャーの引率による有料のツアーのみで許されております。
シーズン中は多くの観光客で混雑するので、
朝一番にビジター・センターで申し込む必要があります。
・1世紀頃から、この地にアナサジ族という農耕民族が住まわれ始めたと推測され、
そのアナサジ族は8世紀頃まで「バスケット・メーカー文化」と呼ばれる
独特な籠作りで知られる文化を築いておりましたが、
9世紀頃からキヴァという儀式を行う施設を伴う、
日干し煉瓦の壁によって区画された集落を築くようになりました。
これを「プエブロ文化」と呼び、 12世紀頃になると外敵の襲来に備えた
本格的な「岩窟住居」を作ってまわれ始めたと考えられております。
同時期の遺跡としては、ニュー・メキシコ州北西部の
半円形の壮大な「プエブロ・ボニート遺跡」を中心とする
「チャコ・キャニオンの遺跡群」が知られております。
その他にも、ユタ/コロラド/アリゾナ/ニュー・メキシコの
4州の州境が1点に集まるフォー・コーナーズ周辺には
コロラド州の「メサ・ヴェルデ」をはじめとして、
アリゾナ州の「キャニオン・デ・シェイ」、
ユタ州の「ホヴンウィープ」など数多くの遺跡群が見られます。
ユタ州側にある「ホヴンウィープ国定公園」の遺跡群は極浅い谷
あるいは涸れ沢の縁の平地に散在する形をとっております。
「メサ・ヴェルデ」の住居遺跡がメサ上に少ないのは保安のための他に
農耕に適したメサ(台地)上を農耕に優先したからという見解もあります。
アナサジ族のこのような日干し煉瓦による壮大な建物が建てられた時期は
「プエブロIII期」と呼ばれております。ところが14世紀になると、
「メサ・ヴェルデ」は突如放棄されたと推測され、現在も謎となっております。
なお、アナサジとは、アナサジ族が消滅もしくは移住した後に同地域に流入し、
現在も居住する先住民であるナバホ族の言葉で「古の敵」あるいは
「古の人々」を意味しておりますが、現在は「先プエブロ」を意味する英語の
"the Ancestral Puebloan"という表現を使う方向にあります。
ニューメキシコ州とコロラド州に住むプエブロ族は、
現在もこのような巨大集団住居からなる大集落を有しております。
けものフレンズにおいて住居で思い浮かぶものといえば、
アニメ二期の物語における目的の一つである、キュルル様の家探しであります。
パーク内の様々な場所を訪れるも遂に生家は見つかりませんでした。
しかし、キュルル様はパークにおける居場所を見つけられたようであります。
古代の住居はその文化を今に伝える重要な手がかりであります。
古の人々の生活が現代の私達の生活に繋がっている事を考えると、
私達も長い歴史の1ページの中に確かに存在している事を意識せざるを得ません。
本日もお祈りいたします、みんみー。
コロナでなければ行ってみたいものですね
みんみー
3000おめでとうごさいまみんみー!