けものフレンズBBS NEO

みんみ教徒の集い / 2933

3592 コメント
views
90 フォロー
2933
流浪のみんみ教徒 2021/07/29 (木) 00:03:03 修正 457e0@88cfe

本日は世界トラの日であります。
2010年にロシアのサンクトペテルブルクで開催された、
トラの保護に関する会議「トラサミット」にて制定されました。
トラの自然界での生息域を保護し、トラ保護問題に向けた
公衆の関心と支援を喚起する事を目的しております。
・トラは哺乳綱食肉目ネコ科ヒョウ属に分類される食肉類で、
 インドや東南アジア、ロシア及び中国の一部地域等に生息しております。
 トラの特徴は様々な資料にて示されておりますが、
 その中でも際立ったものを幾つか挙げてみますと、
 ・巣立って独立した後は、メスは母親の縄張りを引き継ぐか
  その周囲で生活するが、オスは比較的遠方まで移動する。
  インドの保護区ではオスは26km以上・メスは26km以下
  (多くの個体で母親の行動圏内)を移動したという報告例や、
  ロシア極東部ではオスが数百kmにわたり移動したという報告例もある。
 ・群れは形成せず、繁殖期以外は単独で生活する一方で
  個体密度の高い地域では、オスがメスやその幼獣と
  一緒に行動して獲物を分け合うこともある。
 ・木登りや泳ぎが上手。木登りでは樹上7mの高さまで登った例があり、
  泳ぎでは河川を6~8km渡る事もあり、29kmの距離を泳いだ例もある。
 ・1日あたり平均6~7kgの肉を食べるが、一晩で25kgの肉を食べる事もある。
 以上の事だけでも、トラの能力の高さに改めて驚かされます。
けものフレンズには様々なトラのフレンズの方々がいらっしゃいます。
服装や立ち振舞い等において、どの方々も非常に個性的で、
元の動物の特徴がところどころ活かされたものとなっております。
トラは動物の中でも特に著名な存在であり、
人類の文化に古くから関わっている動物でありますが、
都市開発や農地開発/森林伐採/植林などによる生息地の破壊や、
薬用や毛皮用の乱獲/害獣としての駆除等によって生息数は減少していきました。
19世紀の時点で推定100000頭とされていた生息数も、
2006年には1411頭を数えるほどとなってしまいましたが、
世界各国においてトラの個体数への関心が高まって保護活動が進んだ結果、
WWFの2016年の調査によると全体の生息数は3900頭前後まで回復しております。
しかし、ワシントン条約附属書Iにおいて絶滅危惧に指定されている事から、
これからも継続的な保護活動が必要である事に変わりはありません。
トラ達がこれからも安心して暮らせる世の中とするために、
私達の日々の取り組みの積み重ねは更に重要となってくるのであります。
本日もお祈りいたします、みんみー。

通報 ...