ヒグマ「待ってくれクロ!クロぉ!!」
キンシコウ「クロちゃん!」
リカオン「クロ!!」
シンゴジラ「…」
ヒグマ達の制止も聞かず、シンゴジラは黙って海の方へと歩いていく。まるで、ここでお別れだとでも言いたげに。
だが、それを許さない存在がいた。
オーブ「ゴジラ」
ゴジラの肩に手をかけ、止めたオーブ。すると、オーブカリバーから発せられた光がシンゴジラを包み込み…
\ポンッ/
クロ「ガウッ!!?」
ヒグマ「クロ!!」
なんと、一瞬でフレンズの姿に戻した。
キンシコウ「ガイさん、ありがとうございます!」
ガイ「四神からの感謝の証、だとさ。俺じゃない」
キンシコウの感謝に、四神に力を返して人型に戻ったガイが応じる。
そんな彼らを他所に、ヒグマとクロは喧嘩を始めた。ヒグマの説教、と言った方が正しいかもしれないが。
ヒグマ「このバカ!独りで抱え込むなって言ったろ!?バカバカバカバカバカー!」
リカオン「本当ですよ!アホアホアホアホアホー!」
クロ「ガ!?ギャー!」
スネーク「…恩に着るぞ、ガイ」
ガイ「?気にするな。これが俺の役目だし、本当に世界を救ったのはかばんの勇気さ」
スネーク「世界を救った事じゃない。クロを救ってくれた事さ。俺には出来なかった事だ」
ガイ「違うな。俺もお前も、クロを助けようとした気持ちは同じだった。そこに差異なんて無いんだよ」
スネーク「…そう言ってもらえて、多少心が楽になった気がするぜ」
ツチノコ「おぉーい!スネーク、骨折の治療するってよ〜!」
スネーク「…呼ばれたから、俺は行く。じゃあな、戦友」
ガイ「あばよ、盟友」
ガイ「さて、後はかばんが帰ってくるのを待つのみか…」
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