ザ・ボス「ぐっ…」
その時。小さな金属塊が、ザ・ボスの側頭部に直撃。速度は遅かったのでダメージは少ないが、彼女の上体を大きく仰け反らした。
ザ・ボス「!?」
ツチノコ「ジャパリコインだッ!」
ツチノコの銭投げが、今度はザ・ボスの胴体目掛けて投げられる。それを嫌がり、彼女はその場から飛び退いた。
ツチノコ「あ"あ"あ"あ"!血を吐いてんじゃねーかお前ぇ!?」
スネーク「気にするな…!」
ツチノコ「無理言うなッ!」
形勢不利と見たか、ザ・ボスは逃走を試みる。
だが、一手遅かった。
スナネコ「捕まえました〜」
ザ・ボス「ぐっ…!?」
ここは海岸。砂地では、砂漠の野性に人は勝てない。
スナネコ「よくも僕のお友達をやってくれましたね〜」
抑え込む力を強めるスナネコ。いつもおっとりしている彼女だが、本来のスナネコは獰猛なのだ。
スネーク「待ってくれスナネコ!そいつには聞かなきゃならん事がある、生かしておいてくれ!」
スナネコ「分かりました〜」
スネークは、なんとかザ・ボスを拘束した。
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