ー作戦会議現場(図書館)ー
Call
スネーク「ん?無線だ。少し席を外す」
ー図書館の庭ー
スネーク「こちらスネーク」
ゼロ「スネーク...!冷静に聞いてくれ...」
スネーク「どうした?」
ゼロ「こちらの世界のソ連軍もいよいよ動き出したようだ...」
スネーク「なに!?」
ゼロ「今回のこの事件での各国の協力を取り付ける条件として、隠蔽さてれきたジャパリパークでの実験、セルリアン、サンドスター、けものプラズム...これらの機密情報を開示した...」
スネーク「つまり...」
ゼロ「あぁ..!CIA、KGB、FBI、MI6、おそらく世界中の諜報機関が軍事利用を目的にそのパークに潜入し始める!!」
スネーク「何てこった...!!」
スネーク「ソ連軍は何を?」
ゼロ「そちらにソ連軍の核輸送船団が向かっている...」
スネーク「このパークに、核を持ち込むつもりかッ!?」
ゼロ「国連安保理はジャパリパーク近海の海上封鎖を決定したが、ソ連の輸送船団は依然パークを目指し続けている...」
スネーク「悪夢を見ているのか..俺は...まるでこれは..!!」
ゼロ「あぁ、キューバ危機の再来だ...!」
ゼロ「このまま、事が進めば、パークをめぐっての軍事衝突は避けられ無い。最悪の場合..」
スネーク「第三次世界大戦...」
ゼロ「....今、そちらに国際テロ組織も向かっているとの情報が入った。」
スネーク「なに!?」
ゼロ「我々はハルマゲドン間近の世界に立っているのかもしれん..」
ゼロ「今起きているこの異変を解決しても、機密情報が開示されてしまった以上、なんの意味も無い」
ゼロ「スネーク......帰投しろ.....」
スネーク「いや、少なくとも今ここにいる彼女達を救わなくてはならない」
ゼロ「・・・・」
スネーク「任務に戻る」
スネークは図書館の庭で、久しぶりに葉巻を吸っていた
Call
スネーク「こちらスネーク」
カコ「スネークさん...」
スネーク「博士か...どうした?」
カコ「パ、パークに...残るんですか?」
スネーク「あぁ、あんたとの約束だ」
カコ「ありがとうございます....」
スネーク「なに、気にする事は無い」
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スネーク「フゥー...日暮れか....」
ハルマゲドンは、刻一刻と迫っていた...