模試で吐きそう() WBF財団の仁
6f18ebe566
2024/08/15 (木) 18:29:50
地中海性気候特有の乾燥した晴天の日。一台のSUVがWBF社駐車場に入った。車体の横にはちっちゃくWBFと黒くペイントされており狼のイラストもあるが、これが自家用車だとだれも思わなかった。
ガチャ バタン
車の中から一人の男性が出てきた。背中にはリュックサック、手にはガンケースを持って。
ウィーン
社員A:「あ!おはようございます。仁先輩」
仁:「おはよ~」
朝のメインエントランスに仁の声が響く。そんな彼。とあることをど忘れしていた。
スキャナー《ピッ 認証しました》
何かを忘れたことも知らずに仁は自分のデスクに向っていく。そして彼が広報部に足を踏み入れた途端
『happy birthday!仁!』
仁:「え?」
そこにはM-16のメンバーはじめ、広報部の同僚、そして社長までいた。あまりの驚きに仁はしばらくの間、体が止まり
仁:「自分の誕生日ど忘れした!!!」
といって頭を抱えてしゃがみこんだ。
バンパー:「おいおい。自分の誕生日まで忘れるって…記憶力終わってるのか?(笑)」
仁:「仕事で忙しいんだよ!先日の装甲車落下事件の後処理もだし…」
ハス:「とりあえず仕事は忘れて!自分の誕生日を楽しもう!」
アイサ:「そうだよ。私たちは普通のPMCと違うんだから。これぞアットホーム!て感じ」
ジョージアン:「彼らの言う通りさ。さて私はここで。ETFのことも気にかけないとクレームが来るからねぇ」
仁:「みんな…」
仁は今まで何度も誕生日を祝ってもらったが多分これが一番最初の
仁:「初めてこんなに多くの人に祝ってもらったよ」
盛大に祝ってもらったやつだ。
~追記~
30歳、おめでとう。仁
通報 ...
談話室でも言ったが、
誕生日おめでとう、仁君
ありがとうございます