一同は「ぜっぺきちほー」に歩を進めていた
高い崖の上を歩く4人の足元、崖の下ではザブーン ザブーンと波が打ち寄せる音がする
「うひゃー 結構高いな!」
「みてみて!下はでっかい水たまりだよ!すごい場所だねー!」
「泳げるアタシでも落ちたらヤバいぜ 絶対押すなよ!」
「( ̄ー ̄)ニヤリ」
「ニヤリじゃねえっ!」
「危なかったら私が助けるから安心なさい」
「で、その仲間ってのはどこにいるんだよ」
「そろそろ…このあたりにいるはずなんだけど・・・」
「あ、あそこの岩の上にだれかいるよ!」
ニホンイタチが指さす方向には、座禅を組み目を閉じるフレンズの姿
「ハヌマンラングール、戻ってきたわ」
ハシグロアビが話しかけると、そのフレンズはゆっくりと目を開ける
「おかえりなさい。あら、あなた達は…初めましてですね、私はハヌマンラングールと申します」
「よろしくね!」
「スナドリネコだ」
「グッ👍」
「それで…様子はいかがでしたか?」
「やっぱりおかしい…どう考えてもセルリアンが多すぎるわ」
「ここで瞑想していても、セルリアンが現れるくらいですから。これは異常事態と見て間違いないですね」
「戦う力のないフレンズはこうざんへ避難してもらったけど…まだ残っているフレンズがいると思うわ」
「ふむ…ハンターの方々にも要請を出したほうがよさそうですが、彼女らは今ゆきやまちほー…ずいぶんかかりそうです」
腕を組んで考え込むハシグロアビ
「こんなにもセルリアンが増える理由・・・?」
???「ふふふ、元凶がいるのよ」
その時、突然ハシグロアビ達の背後から声が響く・・・
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