プリンセス
「かばんたち、ヒトに会えるといいわね・・・
ん? 練習場の灯りが… もう! 誰か消し忘れたわね!」ぶりぶり
コウテイ
「ふっ! はっ!」
プリンセス
「コウテイじゃない! 何やってるの?」
コウテイ
「今日のステージで少し気になる所があってね。
丁度いい。 見ててくれないか?」
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コウテイ
「はぁ、はぁ、どうだった?」
プリンセス
「全然ダメね!」
コウテイ
「・・・」白目
プリンセス
「ステージを成功させたとはいえ、プレッシャーの掛かる初舞台を終えたばかりなのよ。
疲れでキレが無くなってる。
ちゃんと
コウテイ
「・・・今、成功と言ったか?」
プリンセス
「え、ええ… ハプニングはあったけど成功と言っていいんじゃないかしら」
コウテイ
「そうか… そうか・・・!」
プリンセス
「・・・?」
コウテイ
「実はキミが悩んでいることは知っていた」
プリンセス
「!」
コウテイ
「内容までは分からなったが…
ステージが失敗したら・・・僕たちを捨てるんじゃないかと・・・」
プリンセス
「そんな! 私の方こそあなたたちを信じられなくて…」
コウテイ
「お相子だよ。 僕たちもキミを疑っていたんだ。
だから必死で食らいついてきた。
キミにあきれられないように。 がっかりさせないように・・・
でも残ってくれるよな? また一緒にアイドル出来るよな!?」
プリンセス
「当たり前じゃない! いえ、こちらこそ。
改めてよろしくお願いするわ。
私、ペパプのプリンセスでいいのよね? コウテイ」✋
コウテイ
「もちろんだとも。 姫。
これからも一緒に踊ってくれますか?」✋
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ジェーン
「なんか社交ダンスを始めちゃいましたけど…」
フルル
「ジャパリまん〜」
イワビー
「忘れてきたお前が悪いんだろ?
オレのを分けてやるからそれで我慢しろ」
ジェーン
「じゃあ帰りましょうか」
イワビー
「ああ、後で目一杯からかおうぜw」
フルル
「あ、そういうの『しゅうちぷれー』て言うんだよね」
イワビー
「だから、なんでお前はそういうことだけ知ってるんだぁ?」
ジェーン
「ふふ…」