メタ視点からの8章考察
※筆者は3をプレイしていないので的外れかもしれないことはご了承ください
※シナリオライターを批判する意図はありません(この先の展開次第では手の平が返ることは十分あり得ます)
[なぜTLが荒れたのか]
シナリオの肝は「元ドールと新ドールの素体が同じ」と明言されたことに集約されていると思います。
その上で記憶がデリートされている。
隊長としてドールに感情移入していたプレーヤーからすると、
無力感に苛まれる演出も相まって、呪詛の1つも吐きたくなるのは想像に難くありません。
[記憶が戻るor戻らない論争]
個人的には戻る、と思っています。
根拠としては「元ドールと新ドールの素体が同じ」だからです。
戻す気が無いのだったら、そんな「奇跡(サンドスターが同個体に当たる確率)」を起こす必要が無いからです。
もちろん完全復活してしまうと「ご都合主義」のそしりは免れないでしょうから、
恐らく、一部を思い出すor1期の早起きサーバルのような感じではないでしょうか?
(これでも文句を言う人は出ると思いますが・・・)
これに対する隊長の態度も重要です。
完全復活を目指すようなら叩かれることでしょう。
「思い出さなくてもいい、キミが無事で帰ってきてくれたんだけで」or
せめて「ゆっくり思い出していけばいいさ。 僕はずっとそばにいるから」
ーという大人な対応が求められるでしょう。
[どうすれば良かったか]
「元ドールと新ドールの素体が同じ」
これがベターエンドへの伏線なら、少々あざといとは言え、悪くはありません。
しかし一切記憶が戻らない上にスルー(隊長が納得してしまうようなこと)があると、
このシナリオライターの擁護は出来ません。(そうならないことを願っていますが)
後出しになって恐縮ですが、
個人的には「素体に関してはボカす」or「描写しなくても良かった」と思っています。
そうすれば、記憶が戻らなくても素体が違ってたんやろなぁ…と思ってくれるでしょうし、
記憶が戻ったら「きっと素体が同じ、という奇跡が起こったんだ!」と思ってくれるからです。
そういうことを抜きにしても「隊長とドールの愛の力」「万能サンドスターのおかげ」「闇の都合」・・・
プレーヤー側が勝手に補完できる材料は幾らでも転がっています。
敢えて描かずに委ねるという手もあったのではないでしょうか?
[最後に]
後になって「バカな考察をしてたもんだ」 ーと恥ずかしくなるようなストーリーを期待しております。
もし裏切られたとしても二次創作で救済すればいいんだし・・・
………僕としてはもう記憶が戻っても戻らなくてもドールが幸せになれる選択肢で十分
だと思ってるけど…
そうするとメタ的な方向で埒が明かないのか…
………ほんとにそれだよ…7章のアレをもう一度味わいたい…