博士
「突撃隣の晩御飯なのです!」
助手
「近所に住むフレンズなんていないですよ?」
博士
「何言ってるのです助手、62㎞先にお隣のかばんの家があるですよ」
というわけでかばん宅にやってきた二人・・・
サーバル
「かばんちゃんはお出掛けだから『ちゅーる』しかないよ」 ちゅるちゅる…
博士
「そのちゅーるというやつを寄越すのです!」
サーバル つ /
博士「こんなモノが食べられますか!」 ちゅるちゅる…
サーバル「食べてるじゃない!」
助手「ジャパリまんの味しかしないのです!」
博士
「こんなものでは我々の腹は満たされないのです… 次行くのです助手!」
じゃんぐるちほーにやって来た2人。 そこには・・・
アクシスジカ
「お前らも土、食う? 塩がどーのこーの…」
博士
「よし次なのです!」 バサバサ…
ホワイトライオン
「くうきおいしぃ…」 ぱくぱく…
博士
「その空気を我々によこすのです!」
博士「・・・」ばくばく
ホワライ「そうじゃない…」
助手「・・・」ばくばく
ホワライ「そんな食べ方しちゃダメ…」
博士・助手
「ゲッフゥ~ これだけ食べても全く腹が膨れないのです… 次なのです!」
フクロギツネの店の看板(博士・助手・パフィンおことわり!フクロギツネより)
博士・助手「店長を出せ!」
パフィン「パフィンちゃんも対応してくださーい!」
アライグマ「店長、今日の残飯はまだなのだ?」
ヒグマ「・・・」
のそっと出てくると辺りに睨みを利かせた。
博士
「この看板は一体なんなのですか!差別はよくないのです!」
ヒグマ
「こいつをやるから帰れ」
てってれー♪
博士たちはジャパリまん(プレーン味)を手にいれた
博士「今日の所はこのくらいで勘弁してやるのです!また来るのです!
…と、見せかけて・・・」
博士はシュッと体を細めると、僅かに開いていたドアから店内に入り込んだ!
店内は真っ暗だったが、博士は夜行性なので周りが良く見える そしてそこには・・・
豪華な食事と沢山のフレンズたち、
そして壁には「博士・助手いつもありがとう!」というメッセージが貼られていた。
博士「えっ今日は料理 食っていいのですか!?」
助手「腹ペコなのです」
かばん
「島の長として頑張ってくれている博士たちを労うためのパーティーをしようって、皆で…」
ヒグマ
「せっかくのサプライズが台無しだ。
でもこの料理を食べるには爆笑の一発ギャグでみんなを笑わせる必要があるぞ」
博士「このコンニャクは、いつ食うのですか?」
助手「今でしょ!」
サーバル「はやしおにいさんも、かしこいフレンズなんだね…」
ヒグマ
「もうちょい頑張れ」
博士「オーダーがキツイのです。 羽毛ぶとん…」
助手「を産もう、増やそう!」
ヒグマ「ブッ飛んだ、の方とちゃうんかぃ! まだまだだな…ちょっと遠のいたぞ」
博士
「ぐぬぬ目の前に料理があると言うのに この仕打ち…」
助手
「そこまで言うなら、お前が手本を見せてみるのです」
ヒグマ
「私ぃ!?
えーと、え〜とぉ… ヒグマはいつもその日ぐまし!」
かばん
「この分ではヒグマさんもお預けですね。」
ヒグマ
「そんなバカな!私も料理作るの手伝ったんだぞ!」
タイリク
「いい顔いただきました。
冗談に決まってるじゃないか。 そうだろ? かばんくん」
博士
「まったく、人間は話が長いのです」 モグモグ…
かばん
「あっ、それはホウ酸団子ですよ」
博士
「ギャー! まずいのです。 ペッペッ!!」
助手
「全く、博士はおっちょこちょいですね」 モグモグ…
ーーそして、彼は敗北した。
次回 博士死す!
博士
「博士は賢いので死んだりはしないのです!
お前達もいい加減にするのです!」
サーバル
「あれ、博士どうしたの? 身体が半透明になってるよ?」
博士
「どうして私が透けるとん?」 (九州弁)
助手
「どえりゃあ事が起きそうな気がするのだぎゃ」 (名古屋弁)
パンカメ
「ふふふ… 実は拙者、自分だけでなく任意の相手も消せるようになったでござる。
これが本当の隠し芸…」
博士
「ほう、これは盗み食いに最適なのです!」 シュバババ
サーバル
「半分見えてるよ!」
パンカメ
「さらに、射程距離というものがあって3m以上離れると完全に見えてしまうでござる」
博士
「それを早く言うのです!」
ミライさん
「話は聞かせてもらいましたよ!
その能力で私を透明化させて、フレンズさんたちの入浴を観察させてもらいますよ!」
かばん「全フレンズが聞いてしまいましたが…」
ミライ「・・・」
ミライはハシビロコウに連行された。
博士
「変態は絶滅したのです…」
助手
「1人欠員は出てしまいましたが、パーティーを始めるのです」
フクロギツネ「お代は博士たち持ちなのでよろしく」
一同「ゴチになりまーす!」
博士
「奢れぬ長は久しからず。 パーッとやるのです」
助手
「どうせ次のSSが始まるまでの『春の夜の夢のごとし』なのです」
~完~