イエリワニ
「ははっ!」
メガネカイマン
「どうしたんですか? ご機嫌ですね」
イリエワニ
「通販サイト『ジャパリネットたんたかたん』でタンスを手に入れたのさ。
なので貯金はスッカラカンさ!」
ヒョウ
「あらかじめ言っておくが金は貸さんからな!」
マネーのトラさん
「私が貸し付けよう」
イリエワニさんは多重債務者となり、
博士達に地下でジャパリコイン掘りの作業をさせられるのであった…
イリエワニ
「タンスにへそくり、をしたかっただけなのに。 どうしてこんなことに…」
そこにツチノコが声を掛けた。
「お前、見ない顔だな、新入りか?」
ツチノコは10m離れた壁から尻尾だけ覗かせながらイリエワニに訊いた。
イリエワニ
「そんなことはどうでもいいよ。 どうやったらここから抜け出せるか教えてくれ」
ツチノコ
「頑張ってジャパリコインを掘り出して、枚数が100枚になったら出られるぞ」
イリエワニ
「諦めた!」
スナネコ
「ぼくのコインをあげましょうか? まんぞく…したので」
イリエワニはコイン99枚を手に入れた!
イリエワニ
「あと一枚だ!もうすぐ出られるぞ!」 エッサホイサ!
ツチノコ
「ん? 天井に亀裂が…」
なんと大量の土砂とともにオグロプレーリーが落ちてきた!
プレーリー
「タッケテー!タッケテー!」
イリエワニ
「なんだこいつ…」
イリエワニが助けてやると、
プレーリー
「ありがとうであります! ではご挨拶…はビーバー殿としかしない約束なので…」
2人は握手した。
そして、プレーリーはイリエワニに何かを手渡すとそそくさと立ち去って行った。
イリエワニが手の中を見ると・・・コインだ!
ーが頭の上に「1up」の文字が浮かんで消えると同時に100枚のコインも0に戻ったのだった。
ツチノコ
「これで1upコインが1枚でジャパリコインは0枚。
あと100ジャパリコインだ。 頑張れ」
イリエワニはプレーリーが落ちてきた穴から脱走した。
なんと目の前にチンチラがいた。
チンチラ?
「ハハッ! 上手いこと脱走したね!
罰としてキミを夢の国に招待してあげるよ! ハハッ!」
こうして、イリエワニは(悪)夢の国へと招待(連行)された。
イリエワニ
「ううっ… 暑いっ!臭いっ!苦しいっ!」
イリエワニはアヒルの着ぐるみの中に居た。
コウテイ
「そんな苦しいか?私は気持ちいいぞ()」
ネズミの着ぐるみを着たコウテイがイリエワニに言った。
「そう言うの『まぞ』って言うんだよね」
犬着ぐるみの頭を外して、ジャパリまんを頬ばりながらフルルが言うと(悪)夢は壊れてしまった。
「やったぞー 遂に(悪)夢が壊れた ひゃっほー! お礼にこれをやろう」
と近くにいた老人がいった。
その老人の名は志村けん
てってれ~♪ イリエワニは『ちょんまげ』を手に入れた。
「だっふんだ!」志村けんはそう言い残すと去っていった。
イリエワニ
「脱糞だ…? 何だあいつ…」
イリエワニがそのちょんまげを装着すると・・・
[レベルアップ!]
かわいさ +3 武士らしさ+114514 胸元のえちえちさ+58 胸の大きさ-6 髪の毛の長さ+1
そしてバカ殿のような風貌となった。
博士
「そこのお前見慣れないフレンズなのです。 何者なのですか」
イリエワニ
「あ、博士。 コレ何とかして?」
軽い気持ちで装着したちょんまげは呪いのアイテムなのか脱げない。
そこへオイナリサマがたまたま通りかかった。
オイナリサマ
「稲荷寿司~、稲荷寿司はいかがですか~」
稲荷教の布教活動中のようだ。
その時、何故かタンスがオイナリサマにタックルを仕掛けた!
そしてオイナリサマはタンスの下敷きになった!
オイナリサマ
「イタタタ そこのアナタ!ちょっと手を貸してくださいな」
「オイナリサマ!」
ギンギツネが土器を投げ付けタンスにぶつける。
土器が割れトキが出てくると、タンスはダンスを始めた。
オイナリサマ
「助かったわ」
タンス
「これで助かったと思うなよ、夢の国から送られて来た刺客がもうじきやってくるのだからな!」
そう言ってタンスは凍りついた。
マレーバク「不届きものでーす」
ヤマバク「不束(ふつつか)ものでーす」
そう言うと新たにタンスを届けに来た。
タンス
「タンスが殺られたようだな 奴はタンスの中でも最弱なタンスよ。
だが次はどうかな? タンスの中でも最強と言われたこのタンスが相手だ」
イリエワニ
「よくわかんないな。 あまり関わらない方がよさそうだ」 スタスタ・・・
アメリカビーバー
「こんな所に丁度いい木材があるっス! ガジガジガジガジ」
タンス「ギャー!」
ちょんまげワニがジャングルエンに戻ってくると、
ヒョウ
「なにもんや! 面白(おもろ)い顔して」
クロヒョウ
「顔が白いだけに? 姉ちゃん、うまいこと言うなぁ」
ヒョウ姉妹がいちゃもんを付けてきた。
メガネカイマン
「12時だヨ!全員集合!」
メガネカイマンの掛け声と共に何処からともなく沢山のフレンズ達が
ちょんまげワニ達の元に集まってきた。
そして、けもの狩りの昼が始まる。
ミライさんがどさくさに紛れてイリエワニを襲う。
イリエワニ
「ファッ!?ちょ、やめッ?変なところ触るなぁ!」
「私も!」
マーゲイが加わり3人でくんずほぐれつしていると、
ちょんまげの呪いはマーゲイに移り、ちょんマーゲイになった。
ちょんマゲ
「うはは! 苦しゅうない、もっと近うよるのじゃ!」 モミッサワリッ
ハシビロコウ
「警察だ!全員逮捕する!」(たまには混ざってみようかな?と思ったのは秘密だ)
晴れて自由の身になったイリエワニは軽い悪寒を覚えながら帰路に着いた。
イリエワニ
「うーんなんだか寒気がするわ」
メガネカイマン
「そんな胸を放り出してたらね」
イリエワニ
「ちゃんとしまってるよ」
メガネ
「それでもさ。 これ使いな」
イリエワニ
「これは?」
カイマン
「大胸筋養成ギブスよ(ブラジャー)」
ミーア
「そんなものを使ったら、それこそ収まり切らなくなってR18規制に引っ掛かってしまいます。
よって没収!」
先生はウキウキしながら持ち去った。
スナネコ
「そんな風に放り出す胸があるからいけないんですよ。 ボクがもいであげます」
「やべぇ、やべぇよコイツ。 何とかガードしないと…そうだ!」
イリエワニはタンスからブラジャーを取り出そうとした。
タンス
「あたしに気安く触んないでよ!」
イリエワニ
「ウワァー!シャベッタァー!!」
!(◎_◎;) だが断られては仕方ない。
スナネコを手ぶらで返すためには・・・ 「手ブラガード!」
しかしミーアキャットやスナネコ、かばんやキュルルにフルル、トキその他
貧乳キャラに囲まれてしまった!
隊長
「待て! 僕はひんぬー派だ!」
園長
「何を!? きゅぬーこそ至高!」
ミライ「耳!」 カレンダ「お尻でーす!」
菜々「フレンズの匂い、いいよね」 カコ「脚…」 かばん「しっぽ…」
キュルル
「(お前ら外野は)おうちにおかえり。
なんといってもフレンズはフォルムだよ。 じゅるり」
ともえ
「そうそう。 視かn…観察しがいがあるよね。 じゅるり」 ピシガシグッグッ
キュルルとともえはパークから強制退去させられた。
イリエワニ
「よし静かになったし帰ろう。
って、道に迷ったあーーー!!」
そこへアライさんが現れた。
アライ
「ん? お前もなのか? それならアライさんにお任せなのだ」
イリエワニ
「今『も』って言わなかったか?」
アライグマ
「このマンホールがアライさんの家なのだ」
マンホールのふたを開けて二人はどんどん地下へ降りていく…
先は真っ暗で何も見えない。
イリエワニ
「どんどん進んで行くけど道は分かってるのか?」
アライ
「アライさんは目が悪いのだ。 でも手先は敏感だから手探りで十分なのだ」
ーと、アライさんの手が何かに触った。
アライグマ
「なんかプニプニしてるのだ?」
???「それは私のおいなりさんだ!」
オイナリサマ
「私のおやつに触らないでください」
イリエワニ
「お前は稲荷教の布教活動をしていたフレンズか」
その時、夢の国から送られて来た第四のタンスが襲いかかってきた。
「オイナリサマ危ない!」 ゴン!
飛び込んで来たギンギツネの頭突きでタンスは動かなくなった。
アライ「ゴンギツネ、お前だったのか…」
ギン「ギンギツネよ!」
タンス
「チェストォオオーーー!!」
ハクトウワシ
「ジャスティス!」🔥 「またつまらぬものを燃やしてしまった」
タンス
「これで勝ったと思うなよ… 私がいなくなっても第二第三のタンスが現れるだろう」
タンス「さあ来い!第二のタンス!」
ケータイ『お掛けになった電話は、現在電波の届かないところに…』
「くっ!」 タンスは真っ白に燃え尽きた。
イリエワニ
「どういうことだったの?」
ハクトウワシ
「タンス=英語でchestというダジャレだったのさ(コストコで初めて知ったとは言えない)」
オイナリサマ
「さあさあ皆さん、稲荷寿司ですよ~」
イリエワニ
「一ついいかな? それ(稲荷)何処から出した?」
オイナリサマ
「口よ」
イリエワニ
「へ?」
オイナリサマ
「口の中に油揚げと酢飯を入れて、後は舌で形にするだけよ」
イリエワニ
「」
こうして、稲荷教の教祖オイナリサマは
「食事中の方を不快にしてしまった罪」で警察に連行された。
イリエワニ
「これまでいろんなことがあったなぁ…
思えばこのタンスを手に入れたのが間違いだったのかもしれない。
よし、返品しよう」
イリエワニは「ジャパリネットたんかたたん」に電話した。
『おかけになった電話番号は現在使われておりません』
イリエワニが「Fu○k!」と叫びながらケータイを投げたら、第三のタンスに当たってしまった。
第三のタンスどっから出てきたし・・・
最後の刺客=第三のタンスは
ーが当たらない!!
だが忘れてはならない。
中世のお偉いさんの「タンスはいろいろなものを収納する箱であり、獣である」という言葉を。
タンスは醜い獣になり、自身の中からレーザー砲を出し、レーザーを最大出力で発射した。
🎺パパーパパパー 〜♪ その時、どこからともなくホルンの音色が響いてきた!
各ちほーから色々なタンス達が駆けつけてくれた。
色々なタンス達の協力もあって醜い獣と化した第三のタンスを倒したが…
アライさんが、TMTを起爆したことにより台無しになってしまったのであった。
そしてタンスたちは普通のタンスになり...
イリエワニ
「ふー無事に全部解決したみたいだね。それじゃあ私はいい加減帰るよバイバイ」
この時、イリエワニの背後に第四のタンスがいた事は誰も知らない。
ー完ー
改めて読むとカオスだな…(困惑)
『「だっふんだ!」志村けんはそう言い残すと去っていった。』なんで本当に去っていってしまったんだ…
これがけもねおクオリティーだ!
図らずも遺作(と言っていいのか?)になってしまいましたね…
復活すること祈って志村けん出したのに…
パンくん大丈夫かな…
まとめお疲れ様でした☕
やってて思ったけど淡々と話を繋げるよりも、100レスと制限があったほうがメリハリが出て良い気がしますね
元々の趣旨に戻っただけなんですけどねw
誰かが上手く音頭を取れば実力を発揮するのが けもねお民、なんですかね