自分流けものフレンズ3のちょっとしたイベントです
【聖邪共闘の道】
四凶の長姉・コントンは思い悩んでいた。
「ルーラーセルという新たな統治者を得て、勢力を拡大させていくセルリアンや
未だに暗躍を続けるゲンザイノヘビと七つの大罪達に対してどう対抗していくか?」
ジャパリパークを覆う混沌はセルリアンやゲンザイノヘビによって齎されるのではなく、
自らの手で齎すべきだと考える彼女は、守護けもの達に対してある打診を送った。
「わたくし達と貴女達にとってセルリアンやゲンザイノヘビは共通の敵。
我々が争っては、最終的に笑うのは彼らとなります。
そこで、わたくし達四凶は…守護けものとの休戦協定、及び同盟の締結を希望します」
オイナリサマ
「四凶達が私達と同盟を…彼女達が何を考えているかは分かりませんが
これからの戦いに向けて戦力が増える事はとても喜ばしいです。」
ゴシンギュウサマ
「イナリちゃんの言う通り!昨日の敵は今日の友ってね!」
シーサー・ライト
「それにあの子達がゲンザイノヘビの側に回らなかったのは幸いと言うべきだね」
シーサー・レフティ
「そうそう。てっきり混沌を齎すためにあいつに跪いたのかと思ったよ…」
セイリュウ
「けど、パークに混沌を齎そうとするあの子達の事。油断してたら寝首を掻かれる恐れもあるわ」
ヤタガラス
「確かに、そちらに対しての警戒はしておく必要もあるか…」
ビャッコ
「大丈夫だって!そうならないように、あいつらをきっちり監視しておけば問題はないさ!」
スザク
「うむ、ビャッコの言う通りではあるが…」
ゲンブ
「全てが終わった折に彼女達がどう動くかが気がかり、なのだろう?」
スザク
「そう、それが問題じゃ。神竜王、そなたはどう思う?」
バハムート
「これは私が憶測で言う事なのだが…彼女達は我々を利用するつもりで
今回の申し出を打診したのかもしれない。」
セイリュウ
「なるほど…あの子達の考えそうな事ね」
オイナリサマ
「そうすると、私達も彼女達を逆に利用するつもりでいないとダメ…という事ですね」
バハムート
「うむ…皆もそのつもりでいて欲しい。」
その後、オイナリサマが休戦協定、並びに同盟締結承諾の返事を送り
聖獣と神獣からなる守護けもの達と、邪悪な神々である四凶四姉妹が
共通の敵であるセルリアンとゲンザイノヘビからジャパリパークを守るために
共闘の道を進む事となる。