今からおよそ30億年前。
地球は【輝きの星】と呼ばれていた頃。
「ネルト」と呼ばれる人型の生物が暮らしていた。
今で言う【神】である。
動物を狩り、植物を育て、今となんら変わらない生活をしていた。
ただしその生活もじきに終わりを告げる。
地球に暮らしていたネルトの一人、【サンド】はとある集落の長であった。
平和に農業を営んでいた最中、それは起こった。
【ロストシャイニング】
輝きの星の光が一瞬にして消える。
ネルト達は慌て、混乱した。
サンドの暮らす集落はその影響を一番受けていた。
たくさんの生物が生き絶え、消える。
死体を喰らい、何かがそっと光り輝く。
集落のネルトはそれに喰らい尽くされた。
サンドの家族も仲間も。
だが、サンドだけは残される。
それはサンドに言い放った。
「お前が最後の光だ。我が名はセルリアン。輝きを喰らう輝きだ。この星は我がもらう。星の内部の不純物(今で言うマントル)は全て取り除き我が体の一部とした」
それに対して、サンドは言う。
「なんで……こんなことをするのだ……」
それも同様に
「オヤツだよ。オヤツ。我はお腹が空いたのだ。誕生したての赤ちゃんだぞ?」
サンドはそれを殴りに行った。
自分の仲間達の命を【オヤツ】と言われた怒りを胸に
だが、それは無念な結果に終わる。
ボコボコにされ、血まみれになり、立てなくなるまで攻撃をされた。
が、サンドは諦めない立ち上がろうとする。
「お前、名はなんという?」
「俺の名は……サン……スゥ…ドっ……」
「ん?サンス?サンスと申すか」
間違いを正す力もなくサンドは倒れ込んでしまう。
「サンス……哀れな下等生物よ……ん?」
ところがサンドは諦めない。
彼は七色に輝き出し、立ち上がろうとする。
「この……星から……!!出てけぇ!!!」
白い光が辺りを染める。
何も見えないくらい白く。
「なんだ……?あれは……?」
サンドが消え、そこには七色に光る……それはそれは綺麗なこと。
あたりの光は戻り、それも暴れる気にもならなかったらしい。
数日が経つと、何匹もある動物達から一匹がそれを倒す為選ばれ、それぞれの個性を持つ【フレンズ】と、それを抑える為の餌である【セルリアン】が、作られた。
それはここ30億年ほど何も活動してないらしい。
たちまち故サンドは言い伝えられ、【星】のように輝く【サンド】という存在。
それを理由として、たちまち彼を皆【サンドスター】と、呼ぶようになったのでした。
つ、つよい…!
優勝
逸材であった
あ、これSSで使うネタッス
(軽い宣伝)
出たけぇ!!!固有名詞が多いのは加点項目
優勝おめでとう