このお話は、身体の一部、あるいは身体の全部を動物に変えられる能力をもったジャパリパークにいる少女の物語。
彼女はある時から、ジャパリパークに居た。彼女は自分が何者かを知るために旅をすることにした。
その旅の中で、彼女は親しき友や自分のやるべき事、そして彼女の愛するものを知ることになる。
その少女は人間か獣か、あるいは
⚠注意⚠
このssは百合要素がある可能性があります。
また、投稿者は恋愛経験ゼロなので、だいぶおかしいところもあるかもしれません。
もしかしたら恋愛表現がどこかに旅立つこともあります。
ある時私はジャパリパークというところに居た。
正直言って、私はそんな地名聞いたことすらない。
ただ、そこにいてなにかと苦労することはあまりなかった。
食べ物を持ってきてくれるヘンテコロボットはいるし、アニマルガールっていうのはだいたいの子はフレンドリーで、
話し相手にも困ることはなかった。
だが、ここにいていつもいつも思うことがあある。
『私は一体何者なのか』。
私はおそらく生まれた頃から、身体の一部や全体を別の動物に変化させる能力を持っているのだ。
もしかすると、私は人間ではないかもしれないのである。
いつも人間だ、と信じ続けてはいるがやっぱり心の中ではどこか信じきれないところが残る。
いつしか私は自分がどんなやつかわからなくなってしまい、気づけば自分が何者かを追求していた。
その自分が何者かを知りたいという考えが、私の足を動かし出した。
何かを考えている訳でもない。その事から私は本能で動いているのかと思ったと同時に、自分は人間ならざるものという気がしてならなくもなった。
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