本日はアメリカの企業家でいらっしゃる、
ハーベイ・サミュエル・ファイアストーン氏の誕生日であります。
・ファイアストーン家はアルザスに起源を持つドイツ系移民の家系であり、
元の姓はフォイアーシュタイン(Feuerstein)であります。
1868年12月20日にオハイオ州のコロンビアナにて
ドイツ系アメリカ人としてお生まれになり、後に馬車会社で働かれ、
1890年に会社を設立されて馬車用のゴムタイヤを製造を開始されました。
1900年にファイアストン・タイヤ・アンド・ラバー・カンパニーを創立され、
タイヤ製造と共にゴムの木からゴムを安定供給する事業にも携わられました。
また、ファイアストン社は一時期リベリアに4000㎢
(100万エーカー)に及ぶゴム園を保有しており、
1904年にはフォード・モーターの自動車用のタイヤ製造を行いました。
ファイアストーン氏は1938年2月7日に69年の生涯を閉じられましたが、
ヘンリー・フォード氏やトーマス・エジソン氏と共に
当時のアメリカ産業界におけるリーダーと認められる存在でいらっしゃいます。
また、エジソン氏は1969年に、ファイアストーン氏は1974年に
それぞれ自動車殿堂入りを果たされております。
ジャパリパークで運用されている殆どの車両にはタイヤが採用されており、
ペダルカーやジャパリバスなどの園内周遊用の車両から
パークへの送迎用の航空機に至るまでタイヤは欠かせない存在であります。
世の中の車両に車輪が使われる限りタイヤの需要が尽きる事はなく、
この先も更なる進化を遂げる事は間違いありません。
それはこれからのカーボンニュートラルの世の中に向けた進化であり、
地球との共栄共存に向けた課題解決のために課せられた使命でもあるのです。
本日もお祈りいたします、みんみー。