毎年10月の第一日曜日はシャツの日であります。
1877年10月にシャツの製造が開始された事と「シャツ(2)」の語呂合わせに因んで、
日本ワイシャツ組合連合会によって1979年に制定されました。
・協同組合日本シャツアパレル協会は日本のシャツ文化の発展を念頭に
様々な活動を行っている団体であります。
組合員の取り扱うドレスシャツ、カジュアルシャツ類
(原材料、部品材料を含む以下同じ)の共同生産/共同宣伝/商標類発行及び販売、
組合員のための共同展示会/見本市及び販売促進の事業、
組合員の事業に関する経営及び技術の改善向上または
組合事業に関する知識の普及を図るための教育及び情報の提供、
その他上記の事業に関連する事業などを行っております。
1947年に東部カラー協会を結成。 1950年に東京ワイシャツカラー協会に改組。
1954年に東京ワイシャツカラー協会を改組し、東京ワイシャツ協同組合を創立。
1955年に繊維製品品質表示法が施行。
三都ワイシャツ協議会が結成。(東京/大阪/名古屋)
1958年にテトロン(ポリエステル)・綿混紡のT/Cシャツが発売され、
プレスマンシャツが人気を博する。
1960年にワイシャツのJIS規格が制定。
1963年にワイシャツの多サイズ化が始まる。
1965年にパーマネントプレスシャツを開発。
1967年に大阪ワイシャツ商工協同組合を創立。日本チェーンストア協会を創立。
1968年に名古屋ワイシャツ協同組合を創立。日本ワイシャツ組合連合会を結成。
1969年にワイシャツの絵表示を実施。
1970年に労働省の技能検定制度(国家検定)に
ワイシャツが職種指定を受け検定委員が任命。
1971年に第1回の技能検定が実施され、1級合格者には労働大臣、
2級合格者には東京都知事より合格証書と技能士章を授与。
家内労働法により東京都の家内労働者に対する、
ワイシャツの縫製/穴ボタン/仕上げの最低加工賃を制定施行。
1975年に日本ワイシャツ組合連合会として「ワイシャツの統一標準寸法」を制定。
1978年に社員教育/得意先販売員教育に資するため、
日本ワイシャツ組合連合会で「シャツ読本」を編纂、組合員に配布。
1979年にTYAニュースの第1号を広報紙として発刊。
日本ワイシャツ組合連合会のシンボルマーク・JASAマークを制定。
第1回シャツの日キャンペーンを展開。
1980年に東京都中小企業団体中央会に加盟。東京商工会議所墨田支部に加盟。
1982年にシャツの日キャンペーンの抽選により、
当選者のエジプト・エーゲ海招待旅行を実施。
1984年に組合創立(協同組合創立)30周年記念式典を東実健保会館にて開催。
記念誌「東京ワイシャツ業界の歩み」を刊行配布。
1987年に日本ワイシャツ組合連合会で「商取引憲章」及び
「取引改善指針」を制定作成し、関係団体に配布。
百貨店協会と懇談会を開催し、上記「憲章」「改善指針」の主旨を説明。
TYAニュースの第100記念号を発刊。
1988年に東京都地場産業振興計画の初年度事業を開始し、
新商品/新技術開発部会は、オーダーシャツ2万5千人の
寸法調査資料を作成、大学生千人の身体計測を実施。
商業洗濯によるクレーム防止対策を実施。需要開拓部会は
CIの確立を目指して「made in TOKYO」のシンボルマークを作成。
人材養成部会は「営業担当者研修会」「企画担当者研修会」を開催。
「シャツ読本」を「シャツの知識」と改めた改訂版を編纂、有償で配布。
(日本ワイシャツ組合連合会)組合青年部を結成、発足。
1989年にシャツの日キャンペーンをテレビ東京で放映。
東京都地場産業振興対策事業第2年度を計画通り実施。
JIS規格の衣料寸法改正のためのサイズ改訂委員会の発足検討を開始。
1992年にワイシャツのJIS規格が改正された事に伴い、
日本ワイシャツ組合連合会の統一寸法及び許容差等を改正。
1993年に従来品より家庭洗濯を容易にするための、
ノーアイロンシャツが紡績各社で開発、組合員により販売開始。
40周年記念事業の一環として組合事務所・会議室の部分修理を開始。
日本ワイシャツ組合連合会の事業として
「シャツの知識」を改訂編纂し、組合員に配付。
1995年、7月1日に繊維企業におけるPL(製造物責任)法が施行。
TYAニュースの第200記念号が発刊。
1996年、6月1日に「JIS L 4004」(成人男子用衣料のサイズ)が改正。
形態安定加工シャツの基準作りについて、
形態安定加工製品委員会を設置。
1997年に日本ワイシャツ組合連合会が「JASA品質表示者番号登録制度」を実施。
2000年4月に「容器包装リサイクル法」が施行。
2001年11月に東京ワイシャツ協同組合、大阪ワイシャツ協同組合及び
名古屋ワイシャツ協同組合の3団体が大同団結し、
協同組合日本シャツアパレル協会として全国組織化。
2003年3月に「シャツの知識」の改訂第5版を発行。
2004年4月に「容器包装識別表示の義務化」が施行。
2005年4月に「消費税に係る総額表示の義務化」が施行。
6月1日に環境省が省エネ/CO2削減を目的に「クール・ビズ」運動を開始。
2007年4月に改正「容器包装リサイクル法」が施行。
2008年5月に「シャツの知識」の改訂第6版を発行。
2011年に一般社団法人繊維評価技術協議会
「JIS開発事業(繊維製品の取扱いに関する表示記号及び
洗濯試験方法に関するJIS開発)委員会」の委員となる。
2014年に一般社団法人繊維評価技術協議会「形態安定繊維製品及び
防透け性繊維製品に関する高機能JIS開発委員会」の委員となる。
2015年に一般社団法人繊維評価技術協議会「紫外線遮へい繊維製品及び
光吸収発熱繊維製品に関する標準化委員会」の委員となる。
2016年12月に「JIS L 0001」繊維製品の取扱い表示改定及び当協会の
「ワイシャツ取扱い表示統一基準」を作成。
「シャツの知識」の改訂第7版を発行。
2017年4月に「家庭用品品質表示法に係る府令及び告示」が施行。
6月に国家試験「布はく縫製職種(ワイシャツ製造作業)」基準書作成承認。
11月に「技能実習法に基づく新たな外国人技能実習制度」を施行。
12月にJIS L 1924「形態安定加工ワイシャツ試験方法及び評価基準」と
JIS L 1923「繊維製品の防透け性評価方法」を制定。
2018年に経済産業省及び日本繊維産業連盟を事務局とし、
「繊維産業技能実習事業協議会」が設置され、構成員となる。
「繊維産業における外国人技能実習の適正な実施等のための取組」決定。
国家検定「布はく縫製(ワイシャツ製造作業)」の
中央技能検定委員を3名推薦し、就任。
2019年11月に組合ホームページを開設。
2020年に毎年6月の第1日曜日を「夏シャツの日」と制定。
一般社団法人繊維評価技術協議会
「繊維製品の形態安定性に係る画像解析試験方法に関するJIS開発」及び
「繊維製品の取扱いに関する表示記号等に関するJIS開発」の委員となる。
2021年、永年にわたる職業能力開発や技能検定事業の普及/推進、
技術者の育成への貢献、技能検定事業の発展への寄与が認められ、
中央職業能力開発協会より表彰。
ジャパリパークでは、パークに携わっておられる多くの方々はもちろん、
フレンズとなられた多くの方々に至るまでシャツを着用しておられます。
身体の保護はもちろんの事、衣服の機能強化/装飾的効果などに至るまで、
シャツの持つ役割は非常に大きなものとなっております。
私達の日常において無くてはならない衣服であるシャツ、
どなたにでも手に入りやすく身近な衣服であるからこそ、
その作りや品質は確かなものでなければなりません。
シャツ作りに携わっておられる方々には頭が下がる思いであります。
本日もお祈りいたします、みんみー。