本日はドイツの神学者/哲学者でいらっしゃる、
イマヌエル・ヘルマン・フィヒテ氏の誕生日であります。
日本では「小フィヒテ」の通称としても知られております。
・1797年(1796年生まれという説もあり)7月18日に、
ドイツ観念論を代表する哲学者のヨハン・ゴットリープ・フィヒテ氏の
ご子息としてお生まれになり、ベルリン大学にて学ばれていた時代に
扇動者としての嫌疑が掛けられて苦境に陥いられましたが、
1836年にボン大学の正教授に就任されました。
1842年から1863年に定年退職されるまでテュービンゲン大学にて
哲学の教鞭を執られました。フィヒテ氏の哲学は、
同じくドイツの哲学者のヨハン・フリードリヒ・ヘルバルト氏と
ゴットフリート・ライプニッツ氏から影響を受けておられましたが、
それら全てはヴィリヘルム・フリードリッヒ・ヘーゲル氏の宗教哲学と、
フリードリヒ・シェリング氏の後期哲学から影響されていたものでありました。
後にクリスチャン・ヘルマン・ヴァイセ氏と共に
後期観念論の具現化に努められましたが、晩年はドイツの神秘主義者の
ヤーコプ・ベーメ氏などの神知学の影響を強く受けられました。
また、フィヒテ氏は父親の講義録や著作集(知識学など)の編纂も行われ、
父親の生前の時代には殆ど知られていなかった
知識学の講義の内容を広められた功績も大きいとされております。
フィヒテ氏が編纂されたフィヒテ全集は「小フィヒテ版」と通称され、
現在でも専門的にフィヒテ研究を行う際に欠かせないものとされております。
1879年8月8日、フィヒテ氏は82年の生涯を閉じられました。
みんみ教という考え方が表れて以降、様々な角度から様々な手法によって
「みんみ教とは何か」といった探究が多くの方々によって行われてきました。
その答えは「みんみ様そのもの」というシンプルなものでありながら、
それが何故人々を惹き付けるのかという問いについては、
探究される方々ごとにアプローチが異なる場合もあり、
その多くが充分に納得できる内容を持つという興味深いものであります。
哲学は人類にとって重要かつ永遠のテーマの一つであります。
難しい内容ではありますが、じっくり考えるのに相応しいものであり、
そこから知の世界に没頭されるのも、たまには良いかと思われます。
本日もお祈りいたします、みんみー。