けものフレンズBBS NEO

みんみ教徒の集い / 3302

3592 コメント
views
90 フォロー
3302
流浪のみんみ教徒 2022/04/30 (土) 00:03:03 457e0@cb2d6

本日はマチュラン・ジャック・ブリソン氏の誕生日であります。
 マチュラン・ジャック・ブリソン氏はフランスの鳥類学者でいらっしゃいます。
 1723年4月30日、フランス西部のフォントネー=ル=コントでお生まれになり、
 コレージュ・ド・フォントネーにて神学を学ばれましたが、
 科学者のルネ・レオミュール氏のもとで博物学に進まれました。
 その後、コレージュ・ド・ナヴァルにて物理学を教えられ、
 1759年にフランス科学アカデミーの会員となられました。
 レオミュール氏の助手も務められ、レオミュール氏の博物学的珍品を集めた
 「驚異の部屋」をレオミュール氏が亡くなられた後に継承されました。
 1760年、博物学者のジョルジュ=ルイ・ルクレール・ド・ビュフォン氏の著作
 「博物誌」と競うように、6巻の「鳥類学」(Ornithologia)を出版されました。
 これは鳥類の科学的な研究書としては極めて早い時期の著作でありました。
 「鳥類学」はレオミュール氏が集められた鳥類のコレクションを分類された著書で、
 版画家のフランソワ=ニコラ・マルチネ氏が描かれた、写実的かつ色彩豊かな
 500の鳥の261枚の銅版図が添付されております。
 なお、ブリソン氏はスウェーデンの博物学者カール・フォン・リンネ氏が
 用いられた分類法は採用されませんでした。
 1806年6月23日、ブリソン氏は83年の生涯を閉じられました。
けものフレンズには様々な鳥類のフレンズの方々がいらっしゃいます。
その中には、私達が普段お目にかかれない種類の鳥類も含まれており、
そういった鳥類も「鳥類学」に記載されているかもしれません。
鳥類の科学的な研究書が現在から260年以上前に作られていた事は驚きであり、
先人の方々の研究がいかに偉大な事であるかの証明でもあります。
この日を機に、鳥類に更に注目されるのも良いかもしれません。
本日もお祈りいたします、みんみー。

通報 ...