本日は2016年に、系統名で「ウンウントリウム」(113番元素)、
「ウンウンペンチウム」(115番元素)、「ウンウンセプチウム」(117番元素)、
「ウンウンオクチウム」(118番元素)と暫定的に呼ばれていた
四つの新元素の正式名称が、それぞれ「ニホニウム」「モスコビウム」
「テネシン」「オガネソン」に決定された日であります。
・ニホニウムは原子番号113/元素記号Nhの超ウラン元素であり、
名称は発見国である日本国に因んだものであります。
周期表で第13族元素に属しており、原子番号81の元素
タリウムの下に位置するため「エカタリウム」と呼ばれる事もあります。
日本の理化学研究所の研究グループが2004年から継続してきた
研究の末に113番元素の合成および証明に成功した事から、
国際純正・応用化学連合(IUPACから)命名権が与えられました。
・モスコビウムは原子番号115/元素記号Mcの合成元素であり、
2003年にロシア連邦のドゥブナにあるドゥブナ合同原子核研究所(JINR)にて、
ロシアとアメリカの科学者チームにより初めて発見された元素であります。
名称はJINRが所在するモスクワ州に因んだものであり、
周期表上では第17族元素に属しているPブロック元素の
超アクチノイド元素で、非常に放射性の強い元素となっております。
・テネシンは原子番号117/元素記号Tsの合成元素であり、
2010年4月にロシアとアメリカの合同チームによって
ロシアのドゥブナにて公表された、最も新しく発見された元素であります。
名称はアメリカのテネシー州に因んでおります。周期表上では第17族元素で、
この17族の他の全ての元素はハロゲンでありますが、テネシンの性質の幾つかは
相対論効果のためハロゲンとはかなり異なっております。
・オガネソンは原子番号118/元素記号Ogの合成元素であり、
2002年4月ロシアとアメリカの合同チームによって
ロシアのドゥブナにて発見された元素であります。
名称は伝統にのっとり科学者を称えて命名され、ロシアの核物理学者の
ユーリイ・ツォラコヴィチ・オガネシアンに因んでおります。
周期表上では第18族元素に属しておりますが非常に反応性が高く、
また、Pブロック元素であり、かつ第7周期元素の最後に位置しております。
ジャパリパークにとって1つの鍵となる物質であるサンドスターは、
動物をフレンズに、無機物をセルリアンに変化させるだけでなく、
作品によっては天候にまで影響を与える謎に満ちた物質であります。
フレンズの発見から様々な研究が続けられてきたと想像できますが、
その全容は依然として明らかとなってはおりません。
サンドスターという名称も、おそらく仮の名称ではないかと考えられます。
人類の研究はまだ見ぬ様々な物質を発見、または生み出してきましたが、
それらは様々な目的をもって続けられてきた研究の成果であります。
私達が願う事は、その「目的」が「世の中の平和のためのもの」という事であります。
本日もお祈りいたします、みんみー。