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みんみ教徒の集い / 3063

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流浪のみんみ教徒 2021/10/22 (金) 00:03:03 457e0@eaf6a

本日はウォンバットの日であります。
2005年から始まった非公式の祝日とされておりますが、
どなたによって制定されたかは判っておりません。
・ウォンバットは哺乳綱双前歯目ウォンバット科
 ウォンバット属に分類される哺乳類で、
 本種のみでウォンバット属を構成しております。
 また、別名としてヒメウォンバットとも呼ばれております。
 名前はオーストラリアの先住民族の言語・ダルク語に由来しており、
 生態としては異なりますがコアラに近いウォンバット亜目の動物であります。
 主な生息地はオーストラリアのクイーンズランド州の一部/
 ニューサウスウェールズ州/ビクトリア州/南オーストラリア州/
 西オーストラリア州/タスマニア州の低木林や草原であります。
 ウォンバットの特徴は様々な資料にて示されておりますが、
 その中でも際立ったものを幾つか挙げてみますと、
 ・雄よりも雌のほうが大きい。ずんぐりとした体付きで、内股で歩く。
 ・頑丈な前脚を持ち、トンネル状の大きな巣穴を作る。
  また、巣穴がアナウサギに提供される事もある。
 ・お尻の部分が硬く、天敵に襲われた時には巣穴に頭から入って防御する。
 ・穴を掘る為、お腹の袋は後ろ向きに付いている。
 ・夏季は夜行性で昼間は巣穴の中で休むが、曇りの日などは
  エサを求めて動き回る事もある。また、冬季は昼間に活動する事もある。
 ・短い距離であれば時速40kmほどで走る事ができる。
 ・草食性で植物の葉や根を食べる。腸の組織の柔軟性が部分的に異なり、
  食べた物が水分や養分の吸収過程で角柱状に固まりやすく、
  腸内運動工程の最後の8%以降の部分によって四角く成型される。
  それが切れて立方体や直方体の排泄物となりやすい。
 以上の事だけでも、ウォンバットの特徴が際立っております。
 掘った巣穴が原因でトラクターや家畜が落ちる事があるため、
 かつては駆除されていた事もありますが、現在は保護動物となっております。
 種として絶滅の恐れは低いと考えられておりますが、
 農地開発による生息地の破壊/交通事故などの影響は懸念されております。
 現在、オーストラリアの殆どの州において保護の対象とされており、
 政府や動物保護団体などが保護を担当しております。
 日本では長野県長野市の茶臼山動物園や大阪府池田市の五月山動物園にて
 ヒメウォンバットが飼育されており、飼育下では人に良く馴れ、
 人懐っこく人との接触を好むとされております。
けものフレンズにはウォンバットのフレンズがいらっしゃいます。
旧アプリ版にて「ヒメウォンバット」の名前で出演されており、
有袋類のフレンズらしくエプロンを着用しておられます。
元の動物と同様に大人しい性格で、おしゃべりは得意ではないようでありますが、
巣穴を掘ってトンネルを作られるのがお好きなようであります。
また、フレンズか元の動物かは判然としませんが、
そのトンネルを「ウサギさん」が喜んで使ってくれる事を
嬉しく思っていらっしゃる心優しい方でいらっしゃいます。
ウォンバットは前述の通り、絶滅の危険性こそ低いようでありますが、
生息地が限られている動物でありますので、生息数や状況等について
常に気を配っておく必要がある事に変わりはありません。
ウォンバット達の生活を守るために、例え少しずつでも、
地球環境のための取り組みを続ける必要があるのです。
本日もお祈りいたします、みんみー。

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