本日はフンボルトペンギンのグレープ様の命日であります。
あれから早くも四年が経ちました。
もちろん、グレープ様だけが特別という訳ではありませんが、
私達「けものフレンズ」ファンに喜びと癒しを与えて下さった事実は、
四年が経った現在でも忘れられないものであると感じております。
そして、忘れない事が何よりの供養であると考えております。
本日は1492年に、クリストファー・コロンブス氏が率いられる
スペイン船隊が西インド諸島に初上陸した日であります。
クリストファー・コロンブス氏はイタリアの探検家/航海者で、
大航海時代においてキリスト教世界の白人としては
最初にアメリカ海域へ到達された人物として知られております。
お生まれについてははっきりとした事実が判明しておりませんが、
1451年8月25日から10月末までの間に、イタリアのジェノヴァ
もしくはその近郊であるとの説が主流であるとされております。
海との関わりは10代の頃に父親の仕事を手伝って乗船されたのが始まりで、
1472年にはアラゴン王国のフェルナンディア号を拿捕するための船に乗船され、
1475年から翌年にはジェノヴァのチェントリオーネ家に雇われ、
エーゲ海にて商品の取引に関わられたと云われております。
1477年春からはリスボンに移られ、そこで地図製作に従事される
弟のバルトロメ氏と共に地図作成や売買に携わられながら、
たびたび航海にも加わられました。1479年末に結婚をされ、
翌年には長男に恵まれた頃、積極的にスペイン語やラテン語などの言語や
天文学・地理、そして航海術の習得に努められると共に、
当時一般的であった東廻りとは違う西廻り航海を着想されました。
その後、西廻り航海のためにポルトガル王・ジョアン2世に
援助を求められましたが交渉の末に援助を断られてしまいました。
ポルトガルを後にされたのちにコロンブス氏はスペインを訪れ、
そこでスペイン貴族の第2代メディナ=シドニア公爵や
初代メディナセリ公爵と面会する機会を得られた上に
スペイン王室のイサベル1世氏もコロンブス氏の提案に興味を示され、
一旦は援助の約束を取り付けたられたかに見えました。
しかし、スペイン王室からの返事がなかなか届かず、1489年5月12日付で
王室に謁見される際に必要な宿泊費を無料にする通達こそ出されましたが、
提案そのものは遂に諮問委員会に否決され、再検討を要請されるも
カスティリャ枢機院にも提案を否決されてしまいました。
コロンブス氏はフランスへと向かわれようとしたところ、
スペインの財務長官のルイス・デ・サンタンヘル氏が自ら女王を説得され、
航海に必要な経費も自らが都合をつけると申し出られました。
1492年1月2日のグラナダ陥落でスペインに財政上の余裕が生まれた事で、
もともと興味を持っておられたイサベル1世氏はこれで勢いを得られ、
スペイン王室は遂にコロンブス氏の計画を承認する事となりました。
1492年8月3日、パロス港を出航して西廻り航海がスタートし、
10月12日にカリブ海にて島を発見して上陸されました。
この頃のコロンブス氏の航海の目的は「黄金」ただ一つでありました。
原住民から歓待を受けられたコロンブス氏は後にこの島で略奪を働かれ、
また、近傍の島では座礁した船の残骸を利用して要塞を設置された事で
スペイン初の植民地とし、船団は1493年3月15日にパロス港へと帰還しました。
2回目の航海の資金を調達されたコロンブス氏は1493年の9月に
17隻/1500人の船団で出発され、訪れた島にて原住民に対する
徹底的な弾圧を行われた他、コロンブス氏がしばらく病に臥せらている間にも
コロンブス氏の軍勢は黄金を探させるために手段を選びませんでした。
また、捕らえた原住民を奴隷としてスペインに送られました。
1498年5月から行われた3度目の航海では植民地での統治の悪さにより
反乱が起こるなど原住民との対立がより激しさを増した事から、
1500年8月にスペイン本国から来た査察官により逮捕されました。
本国へ送還され、罪に問われる事は免れたものの全ての地位を剥奪されました。
1502年5月9日から行われた4度目の航海はスペインからの援助が
小型のボロ舟4隻しかなく、パナマ周辺を6か月放浪した後に難破して救助され、
1504年11月にスペインへと戻られました。帰国後は再び病気に見舞われ、
1506年5月20日にバリャドリッドにて54年の生涯を閉じられました。
これまで幾度かの書き込みをさせていただいた通り、ジャパリパークは
海底火山の噴火によって出現した島をそのまま利用した動物園であります。
そこはまさしく未踏の地であり、発見した当時はもちろん大きな話題となり、
この島をどうするのかは大きな議論となったはずであります。
まだ誰も発見された事のない場所を訪れる事は期待や興奮を含めた
高揚感に満ち溢れますが、軽はずみな行動は慎むべきであり、
発見された方の所有では決してない事を肝に銘じておきたいものであります。
本日もお祈りいたします、みんみー。
もう4年になるのか・・・🙏
そうなると、フレンズたちと原作たちの住処だったサンドスター島(仮称)を
入植して来たヒトがパーク化しようとしたことがそもそも正しかったのか、
ーという話になってしまいそうですね