本日は2014年に赤崎勇氏/天野浩氏/中村修二氏が、
青色発光ダイオードに関する研究によりノーベル物理学賞を
同時に受賞される事が決定した日であります。
・発光ダイオード(light emitting diode・LED)とは
整流作用を持つ電子素子「ダイオード」の1種で、
順方向に電圧を加えた際に発光する半導体素子であります。
1962年、ゼネラル・エレクトリックの研究所にて科学コンサルタントを
務められていたニック・ホロニアック氏によって発明され、その当時はまだ
赤外線LEDと赤色LEDのみでありました。1972年にはアメリカの
半導体技術者のジョージ・クラフォード氏によって黄緑色LEDが発明され、
1986年には半導体工学者の赤崎勇氏と電子工学者の天野浩氏によって
青色LEDの発光結晶の窒化ガリウムが世界で初めて制作され、
続いて1989年には青色LEDが発明されました。この発明を利用して、
豊田合成と日亜化学工業の2社が青色LEDの工業化を目指しました。
1993年にはNTT物性科学基礎研究所の松岡隆志氏によって開発された、
発光物質の窒化インジウムガリウムを使用した実用的な高輝度青色LEDが
日亜化学工業により製品化され、当時制作に携わられた中村修二氏が、
赤崎氏と天野氏と同時に2014年にノーベル物理学賞を受賞されました。
・そして、2021年のノーベル物理学賞には眞鍋淑郎氏が選出されました。
眞鍋様、受賞おめでとうございます。
けものフレンズにおいて発明で私が思い浮かぶ方々といえば、
旧アプリ版のチンパンジー様とギンギツネ様、
アニメ一期のかばん様、アニメ二期のキュルル様あたりでしょうか。
青色発光ダイオードを含めて、以上の方々や発明に共通する事といえば、
やはり「必要は発明の母」といったところでありましょうか。
こういうものが必要→今はそれが無い→無いなら新しく作る、
そうやって技術は発達し、文化レベルが向上してきたのであります。
これからどのようなものが発明されるのか、
それは私達の生活の在り方にかかっているのであります。
本日もお祈りいたします、みんみー。