けものフレンズBBS NEO

みんみ教徒の集い / 3028

3592 コメント
views
90 フォロー
3028
流浪のみんみ教徒 2021/09/25 (土) 00:30:35 457e0@93755

本日は1973年に、前々年の放火によって焼失していた
日比谷公園内のレストラン「松本楼」が再建された日であります。
これに感謝の意を示す記念行事として「10円カレー」セールが始められ、
全国からの励ましの声に応える形で、松本楼のオーナーによって
この日が「10円カレーの日」に制定されました。
・松本楼は、有限会社日比谷松本楼が運営する
 東京都千代田区の日比谷公園内にある洋風レストランであります。
 1903年当時、東京市が現在の日比谷公園を開園する際に、
 銀座で食堂を経営されていた小坂梅吉氏が落札されて
 「日比谷松本楼」として6月1日にオープンしました。
 当時としては珍しい洋風レストランに人気が集まり、
 1906年秋には「東京料理店番付」で"西の関脇"に選ばれております。
 1923年に関東大震災により焼失してしまいましたが、
 その後に再建されて第二次大戦に突入するまでの間、
 引き続き人気のあるレストランとして日比谷公園の顔となりました。
 1942年に東京で空襲が始まると日比谷公園が軍の陣地となり、
 1945年2月に松本楼は海軍省の将校宿舎と使用されました。
 終戦後には進駐してきたGHQの宿舎として約7年間にわたり接収され、
 1951年11月にようやく接収が解かれて再スタートを切りました。
 1971年11月19日、沖縄返還協定反対デモが日比谷公園内で激化した
 「日比谷暴動事件」にてデモ中核派の投げた火炎瓶の直撃を受け、
 2代目の建物も焼失してしまいました。再建には約2年を要し、
 1973年9月25日に3代目の建物が竣工されました。
 この3代目建物には結婚披露宴会場、大小の宴会場や
 フランス料理コースの個室など、様々なニーズに応えた設備も登場し、
 2003年には創業100年を迎えて現在に至っております。
・「10円カレー」は1973年の再建に感謝の意を示す記念行事となっております。
 通常価格のハイカラビーフカレーが1973年以来毎年9月25日に限り
 先着1500名に10円で振る舞われ、現在でも度々ニュースで取り上げられるほど
 この日は特に多くのお客様が松本楼にいらっしゃいます。
 無料ではなくあえて10円を受け取る理由については
 「無料ではお客様としてもてなすことにならない」という趣旨からであり、
 お客様の中には代金以外に寄付金を置いていかれる方々がいらっしゃいます。
 カレーの売上や寄付金は交通遺児育英会や日本ユニセフ協会などに寄付され、
 1995年には阪神淡路大震災の義援金として寄付されております。
 なお、「10円カレー」は秋の季語にもなっております。
アニメ一期において、かばん様の属する動物について教えられる条件に
料理を所望されたアフリカオオコノハズク様とワシミミズク様でありますが、
かばん様は調理経験がないどころか、ジャパリまんの他には
野菜と果物以外に食べ物をご覧になられた事がないという状況でありました。
そういった状況からカレーライスを選ばれ、調理が順調に進み、
カレーライスがお二人の好評を得られたのは幸いな事でありました。
その経験は金銭では代えられない価値を持っているはずであります。
商売は儲けさえすればそれで良い訳ではもちろん無く、
その根底に感謝の気持ちが無ければ台無しとなってしまいます。
経営努力は儲けという結果を出すための努力である事はもちろんでありますが、
それはお客様のために尽くす努力の末の結果である事を忘れてはなりません。
世の中は感謝と奉仕の循環によって成り立つものであると私は信じております。
本日もお祈りいたします、みんみー。

通報 ...