本日は1888年にナショナルジオグラフィック協会が
雑誌「The National Geographic Magazine」を創刊した日であります。
・ナショナルジオグラフィック協会は、地理学の普及を目指した
33人のメンバーによって1888年1月13日に設立された団体であります。
1888年1月13日、探検家/教師/軍人を含めた33人によって
地理学の普及と調査資金獲得のため、非営利団体の設立を決定しました。
初代会長にはアメリカの弁護士/コミュニティーリーダーの
ガーディナー・グリーン・ハバード氏が就任されました。
第2代会長には、ハバード氏の義理の息子にして電話の発明者である
グラハム・ベル氏が1898年1月に就任されました。また、山本五十六氏も
ハーバード大学で語学研修を受けられている時に協会の会員となられ、
ナショナル ジオグラフィック誌の愛読されていた事が知られております。
1963年に「National Geographic Television」を設立し、
自然/科学/地理/歴史など幅広いジャンルにわたって
豊富な映像素材を保有しております。
1997年には、フォックス・エンターテイメント・グループや
NBCと共同で、ドキュメンタリー専門チャンネル
「ナショナルジオグラフィックチャンネル」を設立しております。
世界160ヶ国で視聴可能で、2006年度の視聴者数は3億人と発表されております。
また、協会はタイタニックやマチュピチュの発見で知られる他に、
月には協会の旗が立てられております。
・「The National Geographic Magazine」は、自然/科学/地理/歴史など
幅広いジャンルにわたる情報を掲載している雑誌であります。
第1巻は協会設立から8ヶ月後の1888年9月22日に出版されました。
当初の雑誌名は「The National Geographic Magazine」でありましたが、
後に「National Geographic」に短縮されております。
1896年1月から月刊誌となった時に、黄色に縁取りされた特徴的な装丁となり、
これがナショナルジオグラフィックを象徴するデザインとなっております。
世界で最も良く知られている雑誌の一つに数えられており、
また、アメリカ雑誌史上初となる全編カラーを採用した雑誌でもあります。
日本語版は1995年に外国語版としては世界で初めて創刊されました。
日本語版の出版元は日経ナショナルジオグラフィック社であります。
2005年現在は日本語版の他に、イタリア語/ギリシャ語/スペイン語/
ヘブライ語/ギリシア語/フランス語/ドイツ語/ポーランド語/タイ語/
インドネシア語/韓国語/ポルトガル語/中国語/チェコ語/ルーマニア語/
ロシア語/ノルウェー語/トルコ語/オランダ語版などが出版されており、
世界で900万部以上が販売されております。
2015年秋にフォックスに売却され、新たな会社となる
ナショナルジオグラフィックパートナーズからの刊行となっております。
けものフレンズにおいてナショナルジオグラフィックで思い浮かぶのは
アニメ二期で、アイキャッチの動物解説時の映像に
ナショナルジオグラフィックチャンネルの映像が使用されておりました。
また、ブルーレイのパッケージデザインも
ナショナルジオグラフィックを意識したものとなっております。
現在、様々な動物の情報を知る事に関して、ナショナルジオグラフィックをはじめ
様々な専門書や専門チャンネルの存在が欠かせません。
一方、「けものフレンズ」も作品を楽しみながら動物に関する知識が得られる他、
コンテンツそのものがより深く知識を得るきっかけとなっております。
私達が動物達のためにできる事は様々あれど、まずは知識が必要であります。
そのためには「けものフレンズ」や「ナショナルジオグラフィック」などから
必要な情報を選んで活用されるのも良いかもしれません。
本日もお祈りいたします、みんみー。