本日はG.A.P.記念日であります。
2005年のこの日に、青森県の農業法人が農業国際基準
「GLOBALG.A.P.」(グローバルギャップ)の前身にあたる
「EUREPGAP」(ユーレップギャップ)の認証を受けた事に因んで、
一般社団法人GAP普及推進機構によって制定されました。
「G.A.P.」という制度を多くの人に普及させる活動を行う事を目的としております。
・「G.A.P.」(ギャップ)とは、GOOD(適正な)/AGRICULTURAL(農業の)/
PRACTICES(実践)のそれぞれの頭文字の組み合わせの事で、
「GLOBALG.A.P.」認証はそれを証明する国際基準の仕組みを表しており、
世界120か国以上に普及している事実上の国際標準となっており、
農業において、食品安全/労働環境/環境保全に配慮した
「持続的な生産活動」を実践する企業や法人などに与えられるものであります。
欧米の大手小売をはじめ、最近では日本の小売でも「GLOBAL G.A.P.」などの
国際認証を取得した生産者からの仕入れを優先する動きが広がっております。
この認証によって取引先に対する信頼性の向上や、
認証を受けた企業の企業価値向上に繋がっております。
・一般社団法人GAP普及推進機構は、「GLOBALG.A.P.」のスキームオーナーである
ドイツの「FoodPLUS GmbH」と協力する独自の普及推進組織で、
前身である旧「GLOBALG.A.P.協議会」の機能を
移管強化する形で2015年6月に設立されました。
国際標準の適正農業規範「GLOBALG.A.P.」の普及推進を通じて、
日本農業の活性化及び国際競争力の強化に貢献しております。
運営は会員の皆様を中心に行われ、シンポジウム・セミナーの主催や、
国別技術作業部会「NTWG-Japan」との連携を図り、
多くの方々への情報発信に努めております。
ジャパリパークでは様々な作物が生産されており、
それはフレンズの方々の主食であるジャパリまんの製造だけでなく、
社員食堂があればそこに向けたメニューとしても、
そして売店等における商品等にも活用されているものと思われます。
健康管理に特に気を配らなければならないフレンズの方々向けであるので、
その生産方法も食品安全や環境保全等に充分配慮したものであると想像できます。
食の安全が注目されて久しい昨今でありますが、
これは生産者の方々の不断の努力の賜物に他なりません。
この日を機に生産者の方々に改めて感謝をいたしましょう。
本日もお祈りいたします、みんみー。