『人妻あや 悪夢の別荘地』 第3話 居直る二人 Shyrock作 腹部を押さえてうずくまっている俊介を、笠原が予め用意していたロープで縛っていく。 緊縛するのはかなり慣れているようで、まるで箱を紐で梱包するかのようにいとも簡単に俊介を後手に縛り上げてしまった。
「あ、あなたぁ~!」 「旦那様って見かけによらず意気地なしなのね。あはは」 「わたしたちに何をするつもりなの?」
あやは険しい表情で彼らに抗議をする。 すぐに百合が答えた。
「別にあなたたちに恨みがあるわけじゃないから、痛めつけるつもりも金品を盗むつもりも全くないわ。ちょっと深い事情があってね、ここに一晩だけ泊めてくれたらいいのよ」 「事情って……?」 「そんなことあなたには関係ないわ。余計な詮索はしない方が身のためよ」
と百合はあやの質問に釘を刺した。
彼らは侵入した目的が遺恨でもないし泥棒でもないという。 ではいったい何の目的で侵入してきたのだろうか。 素性が知れないばかりか、目的も分からない侵入者と言うのは実に不気味なものだ。 あやは思考を巡らせているうちに不安と恐怖に襲われた。
俊介を縛り終えた笠原は一人掛けのソファにどっかと腰を下ろし寛いでいる。 一方俊介は後手に縛られた状態で床に転がされている。 足首にもロープがかけられその先端はテーブルの脚に括られている。 https://letsgochika.jp/blog-entry-19679.html
『人妻あや 悪夢の別荘地』 第2話 招かれざる訪問者 Shyrock作
ドアを開けるとそこには若い男女が立っていた。 男性は長身で彫の深い濃い顔立ちをしていた。一方女性はスモーキーアッシュでセミロングヘアの当風美人であった。 二人は申し訳なさそうな表情でペコリとお辞儀をした。
「夜分遅くにすみません」 「いいえ、困った時はお互い様ですから。ガスの調子が悪いのですか?」 「はい、メンテが悪いのかコックが硬くて開かないんですよ」 「それはお困りでしょう。ガス会社の連絡先を調べるので、ちょっと待っててくださいね」 「お手数をお掛けしてすみませんね」
俊介は二人を玄関先に待たせたまま階段を駆け上がり二階に消えていった。 おそらくLPガス事業者の連絡先を記したものが二階に置いてあるのだろう。
俊介が二階に消えていったあと、笠原は百合に目配せをした。 百合は小さくうなずくとそそくさと靴を脱ぎ、笠原とともに無断で上がり框に上がった。 二人は我が物顔でずかずかと廊下を進み、あやが寛いでいる居間へと向かっていった。
その頃、あやはソファに座ってファッション雑誌を広げ就寝前のひとときを過ごしていた。 人の気配がしたので振り返ってみると、そこには見知らぬカップルが突っ立っているではないか。 https://letsgochika.jp/blog-entry-19677.html
布団部屋に、女中のような娼婦が閉じ込められていた 自衛隊の輸送班、工藤が探してくれた旅館風な宿の、布団部屋 (布団などを投げ入れておく物置のような部屋) と思われるところに加奈子は部屋を宛がわれた。 正当な料金を払ったにもかかわらずネズミでも這い出るんじゃなかろうかと思えるような部屋にだ。
建物は全多義的には広いものの、V字に切れ込んだ谷の一番奥に建っているため平地に乏しく、斜面に沿って建てられており、加奈子が止まった部屋は右側の斜面の最も低い位置にあった。
他にもっとましな部屋はないだろうかと、宛がわれた部屋を出て斜面の右側の建物内を歩き回った。 だが、残念なことに宴会場以外、ほぼ似通ったような部屋ばかりだった。 このあたりではどうやらこれが普通らしい。
加奈子に宛がわれた部屋のほど近いところに従業員部屋があった。 室内は派手派手しく飾り立てられてはいるが、よく見ると中身は加奈子のそれと似通っていた。 違う点は、加奈子は自由に外歩きできるが、従業員らしき女性は拘束に近い状態で部屋に据え置かれてるようなのだ。
「花子、お客さん」 帳場らしきところにいた女将さんらしき女性が、その部屋にいた女に声をかけた。 呼び声が聞こえた直後に、身なりはそれなりの格好はしているが、どう見てもお客さんとは沖合が時化ていて港を出ることが出来なく、比田勝港に錨を下ろしていたイカ釣り漁船の船員らしいのだ。
「は~い、今行きます~」 九州訛りではなく、標準語で返答する女の子。 部屋を出て行った女の子は斜面の左側の部屋群にうれしそうに向かった。 https://letsgochika.jp/blog-entry-19678.html
深夜、どこからともなく聞こえる嬌声 その夜、大浦で供された料理は高浜が言ったように、ごく普通の家庭料理だった。 魚介類が豊富な島と聞いて期待してきた加奈子にとって落胆そのものだった。
魚介類ではなく、蒲鉾やハムなど都会の、それも大食漢が好んで食べる安くて量勝負のそれがインスタントの吸い物とともに供されたのだ。 こんなものを対価を払ってわざわざ遠方まで食べに来なくても、東京ならもっとましな総菜がいくらでもそこいらで売られている。
(かなわないわね……こんなものがごちそうって考えること自体、どうかしてるわ……) 原料が気になって食べる気がしない。 が、もしこの他のどこか他の宿に泊まったとしてもどこも同じなら、しかもそれを毛嫌いするなら、すきっ腹を抱えあの船にまた乗って引き返さなければならない。 (みんな中身はともあれ、楽しかったようなふりして帰っていくんだろうな) こう考えた加奈子は仕方なくそれに倣った。
(それにしても凄い場所ね) そう言いたくなるのも無理はない。 部屋中隙間だらけ、おまけに新建材の壁。 まるで廃材を寄せ集めて作りましたと自慢されてるような建物なのだ。
民宿と名乗るには立地条件もそれなりに良いところがあるはずだが、ここに来るまでの間幾度となくきれいな海岸線を眺めながら来たものだから、家の前も後ろも山が覆いかぶさったような、すり鉢の底のような佇まいに、なんでこんなところを選んだんだろうと、気分まで滅入り始めていた。 マンションの高層階に住めると喜んで部屋の窓を開けたら、目の前は隣のビルの壁だった……・というのがあるが、この民宿はまさにそれなのだ。 https://letsgochika.jp/blog-entry-19676.html
「人妻あや 悪夢の別荘地」 第1話 南軽井沢 Shyrock作 <あらすじ> ヒロインのあやは夫と夏休みを利用し別荘で過ごすことになります。 そんな中、宝石強盗をはかり逃亡中の20代カップルが侵入してきます。 あやたち夫妻の運命やいかに……
それはある夏のことだった。大手商社四菱物産社長の長男であり、まだ三十四才という若さにもかかわらず同社事業開発部長を任されていた山霞俊介は、夏の休暇を利用して妻のあやとともに、俊介の父が所有する南軽井沢の別荘を訪れていた。 日頃は家事を家政婦に任せていたあやも居間を豪華な花で飾り、この時ばかりはと腕によりをかけてご馳走をこしらえ俊介を喜ばせた。
ちょうどその頃、南軽井沢附近の暗い山中を若いカップルが重い足どりで歩いていた。 男は大きなショルダーバッグを重たそうに担いでいる。
「ふう、疲れたぁ。肩がパンパンに張ってるぜ」 「ねえ、どこかに泊まろうよ」 「けっ、こんな山中にラブホテルなんてあるもんか」 「ラブホじゃなくても一般のホテルとかあるんじゃないの」 「仮にあったとしてもこんな真夜中に一般のホテルに飛び込みで行ったら怪しまれるだけじゃねえか」 「そうかしら……」 「今頃、俺達のニュースが流れてるかも知れねえし。ホテルに泊まるなんて警察に自首するようなもんだぜ」 「でも野宿なんてできないし……夏なのにめちゃ寒いじゃん」 「ふうむ、確かになあ……」 https://letsgochika.jp/blog-entry-19675.html
隣村への蔑視 加奈子は西郷どんと別れて間もなく、道に迷うことなく泉集落に入ることが出来た。 ターミナルの人が、説明してくれようともしなかった集落のひとつだ。 通ってみてなるほどと思ったのは比田勝ほどではないにしろ、そこここに確かに住民は行き来してはいるが、揃いもそろって加奈子の姿を見ると何故か一目散に家の中とか物陰に隠れてしまう。
やっと地元の若い漁師さんを捕まえて場所を訊くことが出来たが、 「うん? どこな? どこへ向かいんしゃる?」 男は魚を扱っていて汚れたであろう手を、腰にぶら下げたタオルで拭きながら加奈子に躰を摺り寄せるようにし尋ねた。 加奈子は観光パンフレットの地図を見せ、予約を入れてある民宿を指し示しこう述べた。 「ここです。 この、大浦さんって方の民宿です。 この道に沿って進んだら辿り着けますか?」 ごく普通にものを訪ねたつもりだった。
ところが男は当初地図を覗き込んでくれてはいたものの、その場所が鰐浦とわかったところで地図から目を離し、ついでに加奈子と距離を置き、大浦という名前を聞いた途端、あっちへ行けという風に手をヒラヒラと横に振ってこう言った。 「知らんとばい、そげん地図持ってとらすけん、そうじゃなかとか?……目と耳があっとじゃけん、自分で探しんしゃい」 https://letsgochika.jp/blog-entry-19674.html
長編官能小説 『クロス・ラヴ』 第46話 (最終話) Shyrock作 主演:野々宮ありさ
再びクロスラヴ
だからと言って4人の間に新たな恋が芽生えた訳ではない。 だけど今までの友達感覚とは少し違う気がする。 強いていうならば『友達以上・恋人未満』とでもいうのだろうか。 それでもありさと球にそして俊介と浩一に不安はなかった。 彼らには今まで培って来た厚い信頼感があった。 もちろん将来にわたっても絶対壊れないとは断言できないだろうが、少なくとも現時点でその信頼関係は揺るぎないものであった。 とりわけ今回の小旅行後、ありさと俊介、そして球と浩一それぞれの愛情が一層深まったといってよかった。 昔からぜんざいを煮る時に少々の塩を加えることが美味さの秘訣といわれている。甘いものに塩を入れる。一見無茶なように思われるが決してそうではない。微量の塩を加えることによって、その塩が一種のスパイスのような役目を果たし、一層うまみを引き立てることができるのだ。 つまり今回のクロスラヴは、ありさにとって浩一が、浩一にとってありさが、球にとって俊介が、俊介にとって球が、それぞれが『塩』的役割を果たしたわけである。 もし彼らの行動が世間に知れたら、不道徳な行為だと白い目で見られることもあるだろうが、4人は臆することはなく自分たちを信じていた。 https://letsgochika.jp/blog-entry-19673.html
美宇田浜で出会った西郷どん ここは確かにきれいな浜には違いないが、道を間違ったように思え鰐浦へ向かうためには誰かに方向だけでも訊くしか手はないと思い、加奈子はきょろきょろとあたりを見回した。 だが、訊こうにも春先とあって海水浴場には人っ子ひとりいない。 諦めてと言おうか居直って水遊びを始めた。 それほど心の余裕を失っていた。 せっかく来たのだから泳ごうと思うのだが、加奈子もさすがに水着は持ってきていなかったので素足になって波打ち際で海水に浸かってはみた。 水はまだ冷たく、とても長時間入る気にはなれなかった。
ついでのことに辺りを散策しようと背後の藪に踏み入りかけてギョッとした。 何かが藪の中をガサゴソと音を立て歩き回っているのだ。 まさか対馬山猫?と音がした藪に分け入り更にギョッとした。 まるでゴキブリの大群を思わせるほど無数のフナ虫がそこにいた。
これほど自然が豊かならひょっとして海岸線にお宝が転がってと、独り語ち。 砂浜の先の岩場にまで足を運んでみると、水面上に水中から何かが顔を出すのが見えた。 ほんの一瞬海水に足をつけただけで飛び上がってしまうような冷水の中で泳ぎまわる人を見つけてしまって驚いた。
地元の漁師なら寒いとか言ってられないかもと、とりあえず水上に顔を出すのを待って目と鼻の先の岩場から声をかけた。 「あの~、すみません。 さっきから幾度も潜ってらしたんですが、何を獲ってらしたんですか?」 https://letsgochika.jp/blog-entry-19672.html
長編官能小説 『クロス・ラヴ』 第45話 Shyrock作 主演:野々宮ありさ
別荘を後にして
球「何言ってるの~。オネムでもラムネでもいいけど、とにかく早く起きて!」 ありさ「あ~、球の作ったプレーンオムレツが食べたいなあ~」 球「うに?ありさはこそばゆい所をうまくくすぐってくるわね。よ~し、じゃあ、腕に選りを掛けてプレーンオムレツを作ろうかな?・・・ん?」
ありさはすでにくっついていはいなかったものの、まだ浩一と1枚の毛布に包まっている。 球の一度は晴れやかになった表情がまたもや曇った。
球「ありさ!いつまで浩一とくっついてるのよ~!早く離れて離れて!浩一も何よ。いつまでもありさとイチャついてるのよ!」 浩一「え~?もうイチャイチャなんかしてないんだけど~」 球「とにかく離れなさい~」
朝からすったもんだの4人だったが、ブランチも終わりクルマに乗り込んだ頃はいつもの仲の良い4人に戻っていた。
浩一「行先は鶴岡八幡宮で良かったね」 球「あ~あ、この素敵な別荘ともおさらばかぁ。ちょっと残念だなあ・・・」 浩一「また連れてきてあげるからさ」 球「うん、そうだね」 ありさ「わたしはあ?」
ありさが頻りに自身を指差してアピールしている。
球「え?ありさ?そうね、その時はまた連れて来てあげるよ」 ありさ「やったあ~!」 https://letsgochika.jp/blog-entry-19671.html
失恋後、自分を見つける旅に出た加奈子 三宇田浜海水浴場遠望 高校を卒業し運も手伝ってか全国的に名前の知れ渡った企業に就職できた。 あれから10年、27歳になった加奈子に焦りがないといえば噓になる。
恋愛は何度かしたが長くは続かなかあった。 そういったことは好きなので様々な手を使って秘かに相手探しをした。 合コンも社内外を問わず誘われれば素直に応じた。 だが、年数を経るにしたがって居心地が悪くなった。 相変わらず会社側は加奈子を宣伝広告に使ってはくれるが、それとていつまでもこんな調子で年齢を経ててもいけないことはわかっていた。 わかってはいたがちやほやしてくれる人が周囲にいるというだけでこういった生活を止められなかったのだ。
「今度紹介する相手はイケメン」 などと誘われると、まだ見ぬ将来の旦那像を求め、つい出かけてしまうのだ。 車内で異性と恋愛問題でトラブルを引き起こせば、もうそれだけで居づらくなるので、加奈子は表面上は極力社外の男との出会いを求めた。 見栄っ張りゆえに、いわゆる3高と呼ばれる男たちが来てくれることを期待し、合コンを繰り返した。
しかし、見た目が良いからと言って、心までそうとは限らない。 ちやほやされ育ってきたがゆえに他人の痛みを感じたこともない。 そんな奴らは平気で無神経な言葉を口にする。 https://letsgochika.jp/blog-entry-19670.html
長編官能小説 『クロス・ラヴ』 第44話 Shyrock作 主演:野々宮ありさ
朝の陽射しの中で
カーテンの隙間から入り込む陽射しで、球は目を覚ました。 弱い冬の陽射しとはいっても眠る者を起こすには十分といえる。 陽射しの届かない場所にいるありさたちはまだ眠っている。 球はソファでバスタオルを胸に巻きつけたままペットボトルを傾けた。
(ゴクゴクゴク・・・)
セックスを満喫した翌朝は格別に水が美味い。 いっぱい汗をかくから身体が水分を要求するのだろう。 球は500ミリリットルの約半分を一気に飲んだ。
球「うに~、うめぇ~・・・」
球はまだ眠っている俊介の身体に毛布を掛けてやった。 おそらく寝返りを打った時に床に落ちてしまったのだろう。
球はペットボトルを持ったまま、ありさたちのいる方へ近づいた。 ふたりは窮屈そうにソファで寄り合って眠っている。 朝方かなり冷え込んだこともあって毛布はきっちりと掛けている。
球「はぁん?いつまでそうしているのよ~」
球はふたりが掛けている毛布を一瞬引き剥がしたい衝動に駆られた。 だけど思いとどまった。 それは絶対にしてはならないことだと思った。 ここで嫉妬に燃え狂ったら元も子もないではないか。 今回のことは4人で企画し実行したのだから。 そのうちの1人が個人の感情に任せてぶっ壊してしまってどうする。 https://letsgochika.jp/blog-entry-19669.html
最果ての島 ヒトツバタゴの咲く島で 小さな港に到着したフェリーから降りようとすると、カモメが賑やかに出迎えてくれた。 加奈子は伸びをし、大きく深呼吸し、飛び交うカモメに微笑みかけつつタラップを降りた。
比田勝の港から望む玄界灘はそこから見ても白波を立て荒れ狂っているが、はるか彼方は春霞だろうか、幾分かすんで見える。 天候に恵まれたと表現したほうが良いのだろう、うららかな春の日、初めて訪れた見知らぬ土地で加奈子は冷たい風の中にあって加奈子は暖かな春の陽射しを感じていた。
春の柔らかな風に誘われるように、加奈子は目的地に向かって歩き出した。 思い切っていつものような街穿きの靴ではなくスポーツシューズにしてよかったと思った。 フェリーを降りた時からして地面は海風の影響からなのか、ひどく荒れていたのである。 おまけに平坦地が極めて少ないように思えた。
フェリー乗り場から目的地に向かって歩き始めて間もなく、街並みが途切れ、道の脇から山に至って切り立った崖状になっていて、まるで樹海でできたトンネルをくぐるようなありさまで、しかももうそこからもうかなりの勾配の上りになっていたのだ。 おまけに嵐が過ぎ去った直後からなのか、街中であっても人通りはほぼ絶えており、街を外れるといよいよもって人や行き交う車の姿は皆無となった。 ヒッチハイクでもいう考えが甘かったことに否応なく気づかされた。 仕方なく空を見上げながら歩いた。 抜けるような青空がどこまでも続いていた。 https://letsgochika.jp/blog-entry-19668.html
長編官能小説 『クロス・ラヴ』 第43話 Shyrock作 野々宮ありさ
暗黙のルール
球「やっぱり」 俊介「ムカツクし第2ラウンドに突入するか?」 球「にゃ?それいいかも」
球と俊介はまだ興奮冷めやらないうちに早くも抱擁を始めた。 官能の波間をさまようありさと浩一は、そんな球たちの新たな行動に注意を払う余裕などまったくなかった。
◇
ありさ「にゃんにゃんにゃん~!にゃはあ~~~~~、ありさもうダメッ!イキそう、ありさイキそう~!!」 浩一「はぁはぁはぁ!オ、オレももう限界!おおっ、おおおっ!」 ありさ「にゅう~にゃう~にゃう~~~~~~~~~~~!!」 浩一「がおぉ~~~~~~~!!」
浩一のバックスクリューもさすがに果てる瞬間ともなると激しいピストンへと変わっていた。 男は冷静な時は己のテクニックを駆使して女を攻めようとするものだが、あまりにも自身の感情が昂ぶると野性へと帰趨してしまう。 男の性交時の基本はやはりピストンであり、かわいい女の奥深くに沈めたいというのは男の本能なのである。 浩一のイチブツはありさの奥深くで最大に怒張しそして爆発してしまった。 コンドームと言う名の防具を着けていなければ、おそらくありさの奥深くにおびただしい精液が流入していただろう。 https://letsgochika.jp/blog-entry-19667.html
欲情は素直な行動へとふたりを駆り立てました 互いの欲情を確かめ合える部分に魅入ってしまったのはなにも青年だけとは限りません、艶子さんにとって、ギュンと反り返りテントを張ってくれた青年のソレもまた経産婦をして魅入らせるに十分でした。
訪いの要件はさておき、ふたりはもつれ合うようにしながら上がり框に向かったんです。
こういった折の男の想いというのはひとつしかありません。 若い男にすれば、是が非でも寝取らねば下腹部が大人しくなってくれそうになかったのです。 人妻艶子さんを、ご主人にそれと知られないうちに板戸で設えた上がり框の奥の部屋に押し込み、組み伏せることが出来さえすれば乳が吸え、そうなると経産婦ゆえに男への警戒心も薄れてくれるでしょうから、割り入ることも夢ではない。 そうは思うものの旦那の存在が心配で躰同士が触れ合うほど近寄ることはできたものの、三和土から先奥に引っ張り込めません。 それなら家の裏手に引っ張ってゆくだけと、男なりに覚悟を決めました。
青年は半ば乳にかぶりつくように、腰を抱くようにしながら抱きとめ、相手の意思を確認すべくとりあえずその場で股間を用心しつつ押し付けました。 https://letsgochika.jp/blog-entry-19665.html
長編官能小説 『クロス・ラヴ』 第42話 Shyrock作 野々宮ありさ
ムカツキのバラード
浩一はそういうやいなや、挿入中の肉棒をグルグルと回し始めた。
ありさ「にゃんにゃんにゃん~!それすごっ!何なのお~?それって!?」 浩一「ふっふっふ、オレの秘密兵器で『バックスクリュー』って言うんだ。どうだ?気持ちいいか?」 ありさ「うん、すごく気持ちいいよお~」 浩一「はぁはぁはぁ、実はね、この技はネットで覚えたんだ」 ありさ「ネットで?」 浩一「そうなんだ。シャムロックという超エロい人がいてね、その人のホームページに載ってたんだ」 ありさ「ありさもそのエロい人のページ見たいよ~!」 浩一「え~と、“http://homepage1.nifty.com/shy/index.html”なんだけど。憶えた?」
浩一はありさとのセックスの真っ最中だというのに、驚いたことにURLをすらすらと暗唱し始めたのであった。
ありさ「にゃあ~ん、今、そんなの憶えられないよ~」 浩一「あははは、それもそうだね。とにかくこの『バックスクリュー』でありさをメロメロにしてやるから!」 ありさ「してして~!」
ありさたちの会話を聞いていた球と俊介は唖然として顔を見合わせた。 https://letsgochika.jp/blog-entry-19666.html
訪って来た若い男 上がり框に腰掛けながら、火が点いたように泣き叫ぶ我が子に、艶子さんは懸命になってパンパンに張ってしまったおっぱいを、窒息でもしようかというほど顔に押し付け与えていました。
そのおっぱい、吸うどころか勢い余って噴き出すほどで、息苦しさからか赤ん坊は力なく口を開け、その開けた口元から涎掛けに飲み残しのおっぱいが滴り落ちていました。
「ほらほら、おっぱいだよ。 お願いだから飲んで頂戴」 やさしく語り掛けるように乳を含ませるんですが、赤ん坊や嫌がってそっぽを向きます。 そうこうするうちに仲間連中は休憩時間が終わったらしく三三五五に仕事に戻っていくんです。 艶子さんは焦りました。 赤ん坊がおっぱいを飲んでくれなくて乳が張るだけならまだしも、この頃では腋にほど近いところに妙な瘤状のものが出来、次第に大きくなり始め、深夜ともなると痛むんです。
(……ひょっとして乳癌……まさか、そんな……) 怯えは気持ちどころか性格まで毛羽立たせましたが、悲しいかな立場はあくまでも嫁。 黙って耐えるしかなかったのです。
こうやってたまの休日でも旦那の姑に追い立てられるように昼間は野良仕事に精出す艶子さんにとって、自由に我が子におっぱいを含ませてやれるのは手の空いているこの時間か、夕食を終え家族が寝入る深夜帯だけだったのです。 https://letsgochika.jp/blog-entry-19664.html
長編官能小説 『クロス・ラヴ』 第41話 Shyrock作 野々宮ありさ
一足お先に
球が頂上を極めた頃、俊介もまた限界に来ていた。 幹全体が岩のように硬くなり今にも炸裂しそうな気配だ。 男の波は女の波とは異なり、突然稲光のような鋭い鋭角を持ちながら忽然とやってくる。 球と抱き合っていた俊介は上体を起こして球の両膝を抱え込み、フィニッシュの体勢に入った。 密着型正常位は気分が高まるし一体感があって良いのだが、男の律動が緩慢になってしまう弱点がある。 男は達する瞬間だけでもギアをトップに入替えてピストン速度を最高値に高めたいものだ。 俊介は球の膝を抱えて激しく律動した。 先ほど一度は絶頂に達した球であったが、俊介の猛烈な蠢動により再び激しい快楽が球を包み込んだ。
俊介「うっ!ううっ!うぐっ!おおっ!うぉお~~~~~~!!」
堪え切れず雄たけびをあげる俊介はまるで獣のようである。 発射する寸前、俊介は可能な限り奥に突き込み激しく揺さぶった。 まもなく怒涛のうねりが俊介を襲い、球にも分かるほど強い痙攣に見舞われた。
発射した後の達成感と脱力感・・・二つが気分が混在し絡み合っている。 抱えていた球の膝から手を放した俊介は球の胸に覆いかぶさった。 球はまるで恋人にするように俊介の髪をやさしく撫でてやった。 https://letsgochika.jp/blog-entry-19663.html
張りすぎた母乳 張りすぎた母乳 「ったく、うるさいなぁ~。 なんとかしろい、こんなんじゃ寝られやしない」 「そんなこと言ったって……おおよしよし……自分だけ寝てぇ~……ホント勝手なとうちゃんだね」 深夜だというのに、もう2時間近くこういったやり取りを繰り返していました。 嫁いできたときには家族がもろ手を挙げて喜んでくれたものの、子を孕み夜のお勤めが出来なくなったころから夫婦の間に溝が埋まれ、やがて子が生まれるといよいよもって亭主の英雄さんは妻の艶子さんを振り向きもしなくなったのです。
「イタタタッ……痛い!……噛むんじゃなくて吸うの!」 「やり方が悪いんじゃないのか? かわいそうに怯えてるじゃないか」 うるさそうに授乳の様子を見守っていた英雄さん、言わいでもよいことをついポロリと口にしました。 「うるさいわねぇ~、あなたのお母さんが悪いのよ。 あれほど言っておいたのに、ま~た昼間重湯を飲ますんだからぁ~」 艶子さん、結婚当初 その豊満な乳房を英雄さんは喜んで弄びましたが、いざ妊娠となったときそのあまりの乳量に腰が引けてしまってたんです。 英雄さんの母親、つまり艶子さんの義母に当たる方も艶子さんが人並み以上に胸が豊かだったなんて知りません。 親からの言い伝え通り、母親が働きに出ている昼間、せっせと重湯を作っては匙で口に運んでいたんです。 https://letsgochika.jp/blog-entry-19662.html
長編官能小説 『クロス・ラヴ』 第40話 Shyrock作 ポルチオ攻め
膣の最奥部には神秘の宮殿、子を宿す宮が存在する。 その少し手前には『ポルチオ』と呼ばれる女性最大の性感帯がある。 女性の性感帯の中ではクリトリスと双璧といわれているが、クリトリスとは違い外から目視できないためその存在が分かりづらい。 中にはその存在すら知らない男性もいるし、セックス時忘れられている場合も多々ある。 見えないため無視されたとしても不思議ではない箇所なのである。 専用バイブレーターを使用する方法はさておき、『ポルチオ』を目覚めさせるには、先ず深く挿入できる体位で絡むことが不可欠だ。 深く挿入した後、あるポイントを擦ると女性は泣きたくなるほど気持ちが良いのだ。 『ポルチオ』攻めは肉棒以外でも可能だ。 『ポルチオ』を刺激するには2本または3本の指をできるだけ奥まで入れ、指の先で女性のお腹の方向に突き上げれば良い。 コツはポイントを刺激するのではなく、子宮全体を揺らすようにすると効果的だ。 恥骨部分にあてた親指と、挿入している中指薬指とを挟むようにし、かきまぜるように揺さぶるのが秘訣なのだ。
(ズン!)
俊介は肉棒挿入で球の最奥部を攻めた。 攻めると言っても通常の縦ピストンではポルチオを目覚めさせることは困難なので、最奥部に触れた瞬間、俊介は先端を激しくスイングさせた。 https://letsgochika.jp/blog-entry-19661.html
あのザラッとした感触 あのザラッとした感触 「あっ、ああっ……いい……して、うんと激しくして……・すべてを忘れさせて……」 聡子が躰をくねらせながらこう言った途端、彼女のヒダの中に変化が現れた。 クリトリスの裏側が盛り上がってきて、Gスポットらしきものが、指に触れてきたのだ。
店主は待ってましたとばかりに、それを指の腹で撫で上げた。 すると、あのザラッとした感触があり、同時にヒダの奥からあの生温かい愛液が溢れ出してきたのだ。
聡子の躰も小刻みに震えだし、喘ぎ声も洩れてきている。 どうやら聡子もここで店主に抱かれることで、息子への想いを断ち切ろうと本気で思っているらしい。
その佳純と誘いに応じノコノコ出かけてきた隼人だが、学生時代のパンチラを再現すべく、あれをやらかしたその同じ場所で佳純は隼人のためにパンチラをやらかし、隼人は隼人で布切れの隙間からチ〇ポを挿し込み人妻となった佳純の締め込みを味わおうとしていた。
丁度そこを通りかかった聡子の男は、もつれあう男女を最初は覗き見ようと近寄ったが、よくよく見ると隼人は愛人のライバルでもあるし、佳純は一度はお世話になりたいと思っていた一杯飲み屋の店主の若妻。 嫉妬心がムラムラと燃え上がり、一度は告げ口をやらかした。 https://letsgochika.jp/blog-entry-19660.html
長編官能小説 『クロス・ラヴ』 第39話 Shyrock作 深い結合
(グニュングニュングニュン・・・)
球「くはぁ~、あぁん、すんごい・・・ああっ・・・こんな気分初めてぇ・・・」
球の場合、松葉が合っていたようだ。 いや、俊介の挿入角度が偶然ヒットしただけかも知れない。 そんな球の言動をもしも浩一が知ったなら、いくらお互い様とはいっても浩一は気分を害していたかも知れない。 想像以上の手応えの良さに気を良くした俊介は、さらに気を入れて球を攻め続けた。
俊介「はぁはぁはぁ・・・どうかな?こうして股間と股間を交差させる気分は?」
反応から推して球からどんな反応が返ってくるか凡そ分かってはいたが、俊介はあえて尋ねてみた。 男は「すごくいい」という答が返ってくることを密かに期待している。 俊介は松葉の形でピストンを繰り返していたが、途中から回転に切替えた。
(グルグルグルグル~)
球「あ・・・何?このかき回される感じ・・・ぃやん~・・・す、すごいわ~・・・」
激しく硬化した肉棒は球の中でわんぱく小僧のように暴れまわる。 これには球も堪らず激しくあえいだ。
球「くわ~あ~、はふ~、はぁ~ん、ああっ・・・あ・・・いけないわ、あっ・・・どうしよう・・・ああ~~~っ・・・」
(グルングルングルン~グルングルングルン~) https://letsgochika.jp/blog-entry-19659.html
それぞれの性癖、それぞれのセックス 「ええっ……噓でしょ……そんな……信じられないわ」 聡子は電話も向こうの誰かと懸命にやり取りしてた。 スマホを持つ彼女の顔は引きつり、唇が震えてる。
「そう……わかったわ。 でも今は無理、取り込んでるから。 ここの要件が片付けば、できる限り早く行くけど……ええ、そう……じゃ……」 そこまで言うと、聡子は電話を切った。 その場所にしゃがみ込み、頭を抱え込むようにしながらすすり泣いてる。
「どうしたんだ。 泣きたくなるような事件でも起こったのか? 急いだら間に合うんじゃないのか?」 店主は真面目半分、からかい半分に訊いた。 妄想していたことがもし正しかったとすれば、彼女が泣いた原因こそむしろ歓迎すべきことのように思えたからだ。
「今頃になって駆け付けたって、もう手遅れよ。 どうあがいたって無駄よ」 店主の言い方に腹を立てたのか、聡子は立ち上がると店主を睨みつけながら言った。 その態度とは裏腹に目から涙が流れてる。 「どういうことだ。 この前深夜の路上で拝ませてもらった、あの男がどうかしたのか?」 「そのほうがまだいいわ。 なんてったって相手はたかだか他人だもの……」
吐き捨てるように言い、聡子はまたしゃがみ込み、両手で頭を抱え込み泣き始めた。 (……いったいどうしたというんだ……うん?……待てよ……確か今他人がどうとか……) そこまで考え、思わず叫びそうになった。 https://letsgochika.jp/blog-entry-19658.html
長編官能小説 『クロス・ラヴ』 第38話 Shyrock作 松葉くずし
浩一がフィニッシュに選んだ体位はバックであった。 ありさは浩一が言うとおりソファに両手をついて臀部を高々と突き出した。 ありさの場合モデルとしては適度に肉感的であり、男性からすればいわゆる“美味しい体つき”であった。 暗闇の中ということもあり、浩一としてはありさのあられもない姿を拝めないのはとても残念であった。 また、たとえ一夜だけであっても共に過ごした女に対して男は一種の情が湧くことがある。 それは決して移り気などではない。球が誰よりも好きな女性であることに変わりがない。 ところが恋人以外との情事が、時には恋人との関係を一層緊密にする刺激剤になることもある。 4人それぞれがこっそり浮気をするのではなく、公明正大に恋人以外と性行為を行なう。 そしてそれぞれの心に芽生えた罪悪感も、互いの罪で相殺してしまう。 だが1つ間違えるととんでもない方向に走り出す危険性も孕んでいる。 要はそれを行なう者の心の在り方が重要なのだ。
ありさと浩一組がフィニッシュの態勢へと進んだ頃、球と俊介組も『座位』から『松葉くずし』へと体位を変えていた。 座位でのけぞったり逆にしがみ付いたりと大きなアクションを見せていた球は、秘所はもとより内股までがぐっしょり濡れていた。 https://letsgochika.jp/blog-entry-19657.html
強烈なビンタを張られた聡子 「あんたが夜な夜な息子の部屋に忍び込むのはわかってんだ。 ご立派だよ。 昼間はご近所の方々にご大層な口舌を述べておきながら、裏に回れば息子と快楽を貪りながらくんずほぐれつ……息子はどんなセックスが好みなんだ? 大方同年代の女の子に手出しもできない童貞君。 ベッドの上でせいぜいあんたのオ××コをいやらしくペロペロ舐めるだけなんだろう……」
店主のこの言葉に聡子は半べそで言い返してきた。 「やめて、それ以上あの子を侮辱すると許さないわ。 何の証拠があるというの? 第一、もしそれが事実だとしてもあなたに何の関係があるというの? つまらない言いがかりでなじみの客を敵に回すなんて……」 聡子が言い終わるか終わらないかのうちに店主は、聡子のほほに平手打ちを食らわせていた。 息子どころか外でも男を作って自宅近くまで送らせておき、その車の中で情事を重ねた女がである。 店主にとってこの上ないほどショックだった。
聡子は聡子で、いきなり平手打ちをくらわされたのは相当ショックだったようだ。 片手で頬を押さえながら涙をいっぱい貯めた目で店主を見ている。 「悪いが俺は自分の思い描いたようにやるだけだ。 確かにあんたが思ってる以上に俺はチンピラさ。 が、あんたほど根性が腐っちゃいない」 https://letsgochika.jp/blog-entry-19656.html
長編官能小説 『クロス・ラヴ』 第37話 Shyrock作 三所攻め
ありさ「こう?」
ありさは丸い尻を浩一の方に突き出しゆっくりと腰を沈めた。 浩一はありさの腰の両側に手を副え怒張している物体へと導いた。 背面座位はふたりが慣れていないと意外と手間取ることがあるが、浩一の誘導でふたりは容易に結合することに成功した。
(グジュ・・・)
ありさ「あっ・・・!」
見事に怒張したイチブツが桃のような淫裂にずっぽりと突き刺さっている。 その卑猥な光景はありさには見えないが、暗い中であっても浩一にはほのかにうかがえた。
(ズズズ・・・)
ありさ「はぁ・・・」
浩一「どう?」 ありさ「うん・・・すごくいいよ~・・・」 浩一「今からもっとよくなるよ」 ありさ「もっと?」 浩一「そう、もっと」
浩一はそうつぶやくと上体を少し起こし、ギターを演奏するときのような格好でありさを包み込んだ。 左手でありさの左乳房を揉み始めた。
ありさ「あ・・・ああっ・・・」
続いて右手は下方に伸び薄い茂みに覆われた恥丘に差し掛かった。 浩一は茂みのさらに下方に指を伸ばし、丸い突起物を探り当てた。 丸い突起物を覆う包皮をめくり上げ中指で円を描いた。
ありさ「ひぃ~・・・そ、そこはぁ・・・」 https://letsgochika.jp/blog-entry-19655.html
愛おしき息子への想い 愛おしき息子への想い つい先ほどまで、聡子は〇姦だと言い張り、対する店主も覗き目的で店のトイレではなく、その奥にある自宅を案内したわけだから、そうかもしれないという意識は心のどこかにあった。 しかし、ここまで感じあえたいま、当の聡子がどう応えるか興味があった。
「お願い、止めないで……しばらくこのままでいさせて……続けて……」 聡子は如何にももどかしそうに、しかし腰をくねらせながら、かすれた声で言った。
「そうはいかないよ。 俺だって後になって〇姦だなんて言われたんじゃ、これでも一応店を構えてんだ、お客様の手前立つ瀬がないからな。 それに何も、伊達や酔狂でこの部屋にあんたを案内したわけじゃないんだからな。 この際だから言わせてもらうが、あんたにちょいと頼みたいことがあるんだよ」
他人妻をこうまでメロメロにさせ、もうちょっとでイキそうなところまで追い込んでおいて中断し、相手の弱みに付け込んでこんなことを言い出すのは少々酷かもしれない。 しかし、中卒で修業に出され、やっと店が一軒持てた、何の後ろ盾もない料理人が他人様の、それも男なら震い付きたくなるほどの女を自分のものにしようというのだから、これぐらいの手を使わないことには所詮無理だ。 https://letsgochika.jp/blog-entry-19654.html
長編官能小説 『クロス・ラヴ』 第36話 Shyrock作 二種類の座位
盛り上がってきたところで声を掛けられた俊介はいささか水を差された面持ちだった。
俊介「はぁはぁはぁ・・・な、なに?今いいところなのに」
球は悪戯っぽく微笑みながら尋ねた。
球「そんなに気持ちいいの?」 俊介「はぁはぁはぁ・・・もちろんいいけど・・・どうして?」 球「じゃあ、ありさと比べてどっちがいいの?」 俊介「そんなこと・・・」 球「ねえ、どっちなの?」 俊介「どうしてそんな意地悪な質問をするの?ふたりともいいよ」 球「うふ、『ありさ』だっていわないのね?」 俊介「もちろんありさはすごくいいよ。でも球だって負けないぐらいいいってこと」 球「にゃっ、そうなの?嬉しいな~」 俊介「おしゃべりしてないで、せっかくの機会なんだからもっと楽しもうよ」 球「あ、そうね。ごめんね」
『座位』は向かい合せで行為に至るため、お互いが真正面で顔を合わせることになる。 そのため会話も容易にできるのだが、行為中のおしゃべりは必要最小限にとどめるのがマナーというものだ。 第一おしゃべりが過ぎると気が削がれてしまうこともある。 甘い言葉を交し合うのは性感アップに繋がるが、相応しくない会話だと男は萎え、女は乾いてしまう場合があるので、余計なおしゃべりは控えるべきであろう。 https://letsgochika.jp/blog-entry-19653.html
長編官能小説 『クロス・ラヴ』 第35話 Shyrock作 悦楽の奥地
球「おちんちん・・・ぃやん~・・・」 俊介「ふふふ、浩一じゃなく“オレ”のが欲しいんだね?」 球「そんないじわるなことをいわなくても・・・」
現在俊介と行なっている行為はありさとともに予め計画したイベントではあるが、やはり浩一には多少引け目がある。 だから行為中に浩一の名前を出されるのは些か辛いものがあるのだ。 球は何気にありさと浩一の方を見た。 暗闇の中でふたつのシルエットがうごめいている。 はっきりは分からないが気配から察して上にいるのは浩一のようだ。 浩一が動くたびにありさの切ない声が漏れ、球の耳へも届いた。
球(ありさったらあんなによがって・・・やだなぁ~・・・)
俊介「球、どうしたの?もうここまで来てしまったらやつらに負けないぐらいオレ達もがんばろうよ」
最初は戸惑っていた俊介だったが、今はすっかり開き直っている。 ダルメシアン柄はすでに腰から下ろされたが太股で止まっている。 パンティを完全に取り去ってしまう浩一とは違って、俊介の場合は太股に残しておくのが好みなのかも知れない。
俊介「こっちにおいで」
俊介がソファに座った状態で球を呼び寄せた。 膝の上に座れというのだ。 https://letsgochika.jp/blog-entry-19651.html
聡子のGスポット 聡子のGスポット 店主は怖くなって指の動きを止めようとした。 その時である、店主の指に生暖かいものが触れたのだ。 それが、急激に溢れ出てきたおびただし量の愛液だと認識するまで、少し時間がかかった。
(これが潮吹きか……) 店主が心の中でつぶやき見入ってる間にも、溢れ出たそれは床に大層な地図を描いている。 潮吹きといえば、噴水のようなイメージを思い描いていたが、聡子の場合不毛の砂漠に突然泉が湧き出したような感じなのだ。 しかも、その量ときたら半端ない。
店主は思わずヒダの間から指を引き抜いていた。 「あああっ、ああああン……」 まるで獣の遠吠えを連想させるような声が彼女の口から飛び出した。 喘ぎとも、よがりとも違う何とも表現しがたい声だ。 顔つきだって賢婦として佐川家を切り盛りしている、あの顔とまるで違う。 まるで幼い子が何かに向かって甘えるような声……・。
店主はこの時ほど聡子というこの女に魅了されたことはなかった。 「もっとしてほしいんか?」 店主は行為の途中、彼女の愛液で汚してしまったズボンを脱ぎながら、訊き返した。 彼女にとって自分のものでは道足りないであろうが、すでに勃起が始まって久しい。
「お願い……、止めないで……」 ほとんど聞き取れないようなか細い声で彼女は愛撫の継続を懇願してきた。 https://letsgochika.jp/blog-entry-19652.html
欲情への誘い ~条件付き挿入~ 不倫妻 「なかなか正直でよろしい」 隼人は躰を起こした。 佳純を仰向けに寝かせると隼人はパンティに手を掛けた。 彼女が腰を浮かせてくれたのでパンティを当初想定してた以上に容易に脱がせることが出来た。
「かなり汚れてるなぁ。 欲求不満なのか?」 「…もう、イヤッ……」 パンティを脱がせると隼人は躊躇わずに裏側を矯めつ眇めつ眺め匂いを嗅いだ。 佳純は顔を手で押さえ恥ずかしさに耐えている。
パンティの感触を楽しむと、隼人は佳純の太股を掴んで足を大股開きにした。 そうしておいてアソコに口を近づけるとまずビラビラを舌で愛撫した。
「あああっ……、ふうっ……」 恥ずかしさからなのか、佳純はあられもない声を洩らし身を揉んだ。 なるほど顔を近づけないことには気づかない微量のマンカスが付着している。
汚いとは思わなかった。 隼人の舌はヒダを掻き分け這いずり回り探り当てた芯部の穴を出たり入ったりした。 「ああーっ」 舌で上手く肉芽の皮を剥いて攻めると彼女は身をくねらせて悶えた。 穴から微量ながら白い液が溢れ出している。 あれほど抗っていたくせに彼女の中ではもう、セックスの準備ができているようだ。 {奥さん、濡れてるみたいだな。 今突っ込んでやるよ」 https://letsgochika.jp/blog-entry-19644.html
長編官能小説 『クロス・ラヴ』 第31話 Shyrock作 揺れる二つの影
相手が変わればキスの味も変わる。俊介は初めて交す球とのくちづけに新緑の息吹のような新鮮さを感じとった。 そしてくちづけは次第に官能の園へといざない、俊介の下半身は早くも変化の兆しを窺わせていた。
浩一とて同様であった。 最初は怒涛のようなありさのキスの前にたじろぐばかりであったが、次第にありさの唇に応じるまでになっていた。
ありさ(チュッ・・・) 浩一「う・・・だめだよ・・・ありさ・・・ううっ・・・」 ありさ「いいの(チュッ、チュッ・・・)」 浩一「・・・・・」
浩一はありさと唇を重ねているうちに次第にその気になってきたのか、上にいるありさの背中に手を廻すとぐっと抱き寄せた。 胸と胸とが重なり合う。 男と女とは不思議なもので、よほど嫌いな相手ではない限り一旦この体勢に填まれば開き直ってしまう傾向がある。 人間は理性という鎧を身にまとった生き物であるが、時には鎧を脱ぎ捨て本能丸出しになる場合がある。 最初、男性ふたりを挑発したのはありさであり球であった。 だが俊介と浩一もその危険で甘美な香りに誘発され次第に混融しようとしていた。
一方、俊介は覆い被さる球の胸に手を伸ばした。 https://letsgochika.jp/blog-entry-19643.html
開き直った聡子を和姦へと導く店主 亭主も場所柄開き直るしかなかった。 店の看板がちらりと頭を過ぎったが、この女の息子に嫁を寝取られたとこもあって復讐のつもりで店主は聡子の花唇に指を滑り込ませた。
「うっ……、ダメ……ちゃんと約束してからじゃなくちゃ……あン……やめて」 聡子の声が弱弱しく鼻に抜けた。 「ふざけるんじゃないよ。 口ではご立派なことをおっしゃってるが、ここはもうグショグショじゃないか……クリだってこんなに膨らんで……大方、よそでもこうやって男漁りをやらかしてんだろう。 えっ、違うか」
店主が脅すように花唇をまさぐると聡子はイヤイヤするように首を横に振った。 顔には恥じらいの色が浮かんでいる。 どうやら店主の言ったことは図星だったらしい。
佳純に狙いをつけ隼人が店の周囲をうろつき始めてからというもの、聡子は幾度か隼人に関係を迫ったがすげなくされ、欲求不満に陥っていたらしい。
その欲求不満を一時的ではあるが自らの指で満たそうとしていたのだ。 その証拠に、たったあれだけのことで聡子のソコはヌレヌレ状態なのだ。 聡子のクリトリスはそこいらの女のソレよりずっと大きい。 おまけにソコがたまらなく感じるらしく、店主の指がちょっと触れただけで聡子の口から喘ぎが洩れ躰がビクンビクンと大きく揺れる。 https://letsgochika.jp/blog-entry-19650.html
長編官能小説 『クロス・ラヴ』 第34話 Shyrock作 Shyrock様 作 ダルメシアン
河川の長さ、土手の盛り具合、クレバスの位置、真珠の大きさ・・・ ダルメシアン柄は元々薄い素材であったため、すでにぐっしょりと濡れそぼった秘所の形状は一層鮮明なものとなっていった。 暗くてもそれは大きな問題ではなかった。女体の微妙な部分は視覚で憶えるものではなく、指先と舌先の触感で記憶するものだから。
球「あぁん・・・俊介ぇ・・・わたし、もう~・・・あぁん、だめぇ~・・・」
球はかなり昂ぶっているようである。 呼吸もかなり激しくなっている。
俊介はクロッチ部分に掴み引き絞った。クロッチ部分は紐のように細くなってしまった。 パンティはTバックなので後ろは引き絞らなくても初めから細くなっている。 俊介はショーツの前後を掴みググッと絞り上げた。紐状になったクロッチ部分が亀裂に食い込んでいく。
球「あぁん!そんなことすると食込んじゃうよ~!」 俊介「ふふふ、わざと食込ませてるんだよ」 球「いやん、そんな!エッチぃ~」 俊介「もっと大きな声で言ってみて。向こう側の2人に聞こえるくらいに」 球「そ、そんなぁ・・・」
球は自身の痴態を浩一には見られたくなかった。 部屋が暗いことがせめてもの救いだが、それでも次第に目は慣れて来たし声や動作である程度は分かってしまう。 https://letsgochika.jp/blog-entry-19649.html
熟女の誘惑 熟女の誘惑 「よくも図々しく来れたものだ」 佳純の旦那が憤るのも無理ない。 隼人と我が妻が乳繰り合うところを仕入れから帰って目撃してしまっていた。 そのことを口にできなかったのは佳純に心底惚れぬいていたことと、店を出すにあたって連帯保証人にさせていたこと。 今の生活を壊したくなかった。
隼人と佳純の情事が終わり男が出ていくと、彼は余程部屋に乗り込んで妻を糾弾しようとした。 その思いを必死で飲み込むことが出来たのはその男も今では貴重な顧客だったからだ。
散々迷った挙句、旦那は隼人の後を追った。 そうして行き着いたのが佐川邸。 隼人と入れ替わりに妙齢のご婦人が家から出てきた。 「あっ、あの女……」 旦那が驚くのも無理はない。 旦那にはふたつの顔があり、そのひとつが覗き見だった。 佳純が店の常連客を奥に惹き込みやらかすであろうことは結婚当初から予想できた。 だから仕入れを終わり帰り着き奥の間から人の気配がしたときピンと来たのだ。
覗き見が趣味になってしまったのは、彼が女の秘密を知るきっかけとなったのが人妻と間男との逢瀬、カーセックスだった。 隼人の母、聡子こそがその折若い男相手に車内で情交を重ねていた、その人にそっくりだった。 https://letsgochika.jp/blog-entry-19648.html
長編官能小説 『クロス・ラヴ』 第33話 Shyrock作 もどかしい愛撫
オンゴサマーと言うガーゼ状の下着の感触が珍しかったのか、それとも3メートル向うにいる球への遠慮があったのか、浩一はありさに対し濃密な愛撫は行なうもののなかなか挿入しようとはしなかった。 自分がしていることと同じことをおそらく球も俊介からされているはずなのに、それでも浩一は球を意識してありさへの攻めにかすかな躊躇いがあった。 だがそんな躊躇いや戸惑いも、次第に湿っていく布の感触とありさの悩ましい声に脆くも崩れ去ろうとしていた。
ありさ「あっ、あっ・・・浩一、あぁ、もうダメ・・・は、早く・・・早く触って・・・」
たとえ親友の彼女であっても、ここまで来るともう後戻りはできない。ましてやこれは彼女たちが仕組んだ公然浮気ではないか。 それに耳を澄ますと向こうのソファから球の甘ったるい声が聞こえて来るではないか。
浩一(くわぁ~、球ったらあんな声を出しやがってぇ・・・)
浩一は一瞬イラッとしたが「自分だって同じことをしているではないか」と思い返した。 浩一の心に生じた嫉妬はありさ攻めへのエナジーとなった。
浩一(俊介が球にあんな声を出させているのなら、オレだってありさを・・・) https://letsgochika.jp/blog-entry-19647.html
欲情への誘い ~他人棒の侵入に歓喜の声を洩らす若妻~ 異物を受け入れた肉襞は、陰茎にぴったり吸い付いて、全体を心地よく締め付けてきた。
隼人は肉棒をゆっくりと引き抜いた。 愛液がねっとりと絡まったペニスを確認すると再び挿し込み緩やかなピストン運動を始めた。 「はぁ……、はぁ……」
佳純は出し入れに合わせ声を絞り出した。 額に汗がにじんで、あの長い髪が張り付いている。 出し入れするたびにギュッギュッとアソコが肉胴を締め付ける。 押し入るときは白い潤滑液でズブズブとペニスは吸い込まれ、全体が温かい肉壁で覆い包まれる。
引き抜くときは咥え込んだ肉襞が肉棒を離すまいとキュッと吸い付きヒダごと外に出きて離れたくない気持ちを伝えてきた。 ピストン運動を次第に速くしながら、隼人の口は佳純の胸にむしゃぶりつき、もう一方の手で乳首を攻めたてていた。 「ああああ、ああ----っ」
佳純は隼人とのセックスにすでに身を任せ、快感をほんの少しでも多く得ようと身悶えていた。 旦那では欲求不満なのか元々淫乱なのかわからないが、隼人は佳純の期待に応えるべく激しく腰を動かした。
「奥さんっ、いいよ……・」 「ああっ、いいっ……、気持ちいいっ……」 佳純はついに歓喜の声を洩らした。 https://letsgochika.jp/
欲情への誘い ~佳純と隼人が織り成すシックスナイン~ 佳純と隼人が織り成すシックスナイン 「奥さん、このまま俺の顔に尻を向けフェラをしてくれ」 佳純は黙って起き上がると、隼人の上に乗っかって顔に尻を向けフェラを始めた。 シックスナインの体勢だ。 逆らうとろくなことがないと悟ったのか聞き分けがよくなっている。
お尻の割れ目の窪みに沿って小さな布切れが食い込んでいる。 隼人の前には絶景が広がっていた。 「おおっ……、いいぞ……。 奥さん、気持ちいいよ……」 佳純は隼人の怒張を根元まで含み頭を激しく動かし上下運動を繰り返した。
隼人は堪らなくなってパンティを穿いたお尻の割れ目に顔を突っ込み思いっきり深呼吸した。 佳純のパンティ越しにツンと酸っぱいような甘いような匂いが鼻腔を覆った。 お尻の弾力が顔全体にのしかかる。
「ああ~っ、やめてください」 佳純はペニスから顔を離し身をくねらせた。 隼人の腹にたわわに実る乳房がプルンと当たった。 佳純は匂いを嗅がれるのが恥ずかしいのかお尻に手をやり隼人の顔を引き剝がそうとした。 隼人は佳純の太股をしっかりと掴んでいたので彼女の抵抗は何の役にも立たなかった。
「どうした? フェラを続けるんだ」 「それだけはやめてください」 「いいじゃないか。 SNSに投稿された画像を拝んだ時から、奥さんみたいな女性のパンティの匂いを嗅ぎたいと思ってたんだ。 旦那にこのことは黙っててやるから心配すんな。 この格好のままフェラを続けるんだ」 https://letsgochika.jp/blog-entry-19642.html
長編官能小説 『クロス・ラヴ』 第30話 Shyrock作 2脚のソファで
深く愛し長く付合っていれば目を閉じても、肌に触れただけでそれが恋人であるか否か分かるものだ。 たとえそれが髪の毛であったとしても。 そして光の届かない暗闇の中であったとしても。 真の恋人同士とはそういうものだ。
俊介は鋭敏に違和感を感じ取った。 しかし「まさかありさが間違って浩一の方へ行き、球がこちらに来るはずがない」という思いもあったから、「風呂上りなのでちょっと感触が違うのかな?」と軽く流そうとした。 ありさと球とは偶然にも髪が肩までの長さと、似通っていたことも俊介の判断を誤らせた要因と言えた。
ところがありさがとった行動は球とは違っていた。 球のように男の腹部に頬を摺り寄せ徐々に胸元に顔に近づけていくと言う動作ではなく、一気に浩一に抱きつき唇を重ねてきたのだ。 これではいくら愚鈍な男でも異変に気づかないはずがない。 ましてや浩一は人一倍敏感な男である。 直ぐに球でないことを感じとり肝をつぶしてしまった。
(チュッ・・・)
浩一「・・・ん?・・・!?んんっ・・・!?おい!お前、ありさだろう!!人違いだよ!!オレは浩一だよ!俊介は向こうだよ!!」 ありさ「にゃんにゃん~、チュッ・・・」 https://letsgochika.jp/blog-entry-19641.html
欲情への誘い ~若妻佳純のフェラテク~ 「どうだ。汚いだろう。 何度も放出したが洗ってないんだ。 その汚れ切ったチ〇ポをよく舐められるな……。 おおお……その調子だ……なかなか上手いじゃないか。 旦那によく仕込まれてるな」 佳純は隼人の問いかけに返事もせず、目に涙を浮かべ肉棒を舐め続けていた。
たかだか10年近く前の恥ずかしい画像ぐらいでここまでするとは……、だが、当の彼女にとって死ぬまで秘密にしておきたい唯一の汚点なのだろう。
少し脅して躰を触るぐらいで済まそうと思っていたがこの様子だとかなりのことが出来そうに思えてきていた。 ここまで来たからにはフェラだけで済ますのは勿体ないような気がしたからだ。
佳純のフェラチオは男にとって何処をどうすれば気持ちいのか、完全に的を得ているように思えた。 先端から蟻の門渡りに至るまで吸ったりチロチロと舌を這わせたりするやり方は普段から男がうまく仕込んでやらなくては出来ない。
「うううっ……いい……。 画像を譲り受けた時から、お前のような女が自分の彼女だったらどんなにいいんだろうと思いつつヌイてたんだ」 隼人は佳純の長い髪を撫で上げながらこう言って褒めた。 佳純はそれに応えるかのように激しくストロークしだした。 https://letsgochika.jp/blog-entry-19640.html
『人妻あや 悪夢の別荘地』 第3話 居直る二人 Shyrock作
腹部を押さえてうずくまっている俊介を、笠原が予め用意していたロープで縛っていく。
緊縛するのはかなり慣れているようで、まるで箱を紐で梱包するかのようにいとも簡単に俊介を後手に縛り上げてしまった。
「あ、あなたぁ~!」
「旦那様って見かけによらず意気地なしなのね。あはは」
「わたしたちに何をするつもりなの?」
あやは険しい表情で彼らに抗議をする。
すぐに百合が答えた。
「別にあなたたちに恨みがあるわけじゃないから、痛めつけるつもりも金品を盗むつもりも全くないわ。ちょっと深い事情があってね、ここに一晩だけ泊めてくれたらいいのよ」
「事情って……?」
「そんなことあなたには関係ないわ。余計な詮索はしない方が身のためよ」
と百合はあやの質問に釘を刺した。
彼らは侵入した目的が遺恨でもないし泥棒でもないという。
ではいったい何の目的で侵入してきたのだろうか。
素性が知れないばかりか、目的も分からない侵入者と言うのは実に不気味なものだ。
あやは思考を巡らせているうちに不安と恐怖に襲われた。
俊介を縛り終えた笠原は一人掛けのソファにどっかと腰を下ろし寛いでいる。
一方俊介は後手に縛られた状態で床に転がされている。
足首にもロープがかけられその先端はテーブルの脚に括られている。
https://letsgochika.jp/blog-entry-19679.html
『人妻あや 悪夢の別荘地』 第2話 招かれざる訪問者 Shyrock作
ドアを開けるとそこには若い男女が立っていた。
男性は長身で彫の深い濃い顔立ちをしていた。一方女性はスモーキーアッシュでセミロングヘアの当風美人であった。
二人は申し訳なさそうな表情でペコリとお辞儀をした。
「夜分遅くにすみません」
「いいえ、困った時はお互い様ですから。ガスの調子が悪いのですか?」
「はい、メンテが悪いのかコックが硬くて開かないんですよ」
「それはお困りでしょう。ガス会社の連絡先を調べるので、ちょっと待っててくださいね」
「お手数をお掛けしてすみませんね」
俊介は二人を玄関先に待たせたまま階段を駆け上がり二階に消えていった。
おそらくLPガス事業者の連絡先を記したものが二階に置いてあるのだろう。
俊介が二階に消えていったあと、笠原は百合に目配せをした。
百合は小さくうなずくとそそくさと靴を脱ぎ、笠原とともに無断で上がり框に上がった。
二人は我が物顔でずかずかと廊下を進み、あやが寛いでいる居間へと向かっていった。
その頃、あやはソファに座ってファッション雑誌を広げ就寝前のひとときを過ごしていた。
人の気配がしたので振り返ってみると、そこには見知らぬカップルが突っ立っているではないか。
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布団部屋に、女中のような娼婦が閉じ込められていた
自衛隊の輸送班、工藤が探してくれた旅館風な宿の、布団部屋 (布団などを投げ入れておく物置のような部屋) と思われるところに加奈子は部屋を宛がわれた。 正当な料金を払ったにもかかわらずネズミでも這い出るんじゃなかろうかと思えるような部屋にだ。
建物は全多義的には広いものの、V字に切れ込んだ谷の一番奥に建っているため平地に乏しく、斜面に沿って建てられており、加奈子が止まった部屋は右側の斜面の最も低い位置にあった。
他にもっとましな部屋はないだろうかと、宛がわれた部屋を出て斜面の右側の建物内を歩き回った。 だが、残念なことに宴会場以外、ほぼ似通ったような部屋ばかりだった。 このあたりではどうやらこれが普通らしい。
加奈子に宛がわれた部屋のほど近いところに従業員部屋があった。 室内は派手派手しく飾り立てられてはいるが、よく見ると中身は加奈子のそれと似通っていた。 違う点は、加奈子は自由に外歩きできるが、従業員らしき女性は拘束に近い状態で部屋に据え置かれてるようなのだ。
「花子、お客さん」
帳場らしきところにいた女将さんらしき女性が、その部屋にいた女に声をかけた。 呼び声が聞こえた直後に、身なりはそれなりの格好はしているが、どう見てもお客さんとは沖合が時化ていて港を出ることが出来なく、比田勝港に錨を下ろしていたイカ釣り漁船の船員らしいのだ。
「は~い、今行きます~」
九州訛りではなく、標準語で返答する女の子。 部屋を出て行った女の子は斜面の左側の部屋群にうれしそうに向かった。
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深夜、どこからともなく聞こえる嬌声
その夜、大浦で供された料理は高浜が言ったように、ごく普通の家庭料理だった。 魚介類が豊富な島と聞いて期待してきた加奈子にとって落胆そのものだった。
魚介類ではなく、蒲鉾やハムなど都会の、それも大食漢が好んで食べる安くて量勝負のそれがインスタントの吸い物とともに供されたのだ。 こんなものを対価を払ってわざわざ遠方まで食べに来なくても、東京ならもっとましな総菜がいくらでもそこいらで売られている。
(かなわないわね……こんなものがごちそうって考えること自体、どうかしてるわ……)
原料が気になって食べる気がしない。 が、もしこの他のどこか他の宿に泊まったとしてもどこも同じなら、しかもそれを毛嫌いするなら、すきっ腹を抱えあの船にまた乗って引き返さなければならない。
(みんな中身はともあれ、楽しかったようなふりして帰っていくんだろうな)
こう考えた加奈子は仕方なくそれに倣った。
(それにしても凄い場所ね)
そう言いたくなるのも無理はない。 部屋中隙間だらけ、おまけに新建材の壁。 まるで廃材を寄せ集めて作りましたと自慢されてるような建物なのだ。
民宿と名乗るには立地条件もそれなりに良いところがあるはずだが、ここに来るまでの間幾度となくきれいな海岸線を眺めながら来たものだから、家の前も後ろも山が覆いかぶさったような、すり鉢の底のような佇まいに、なんでこんなところを選んだんだろうと、気分まで滅入り始めていた。 マンションの高層階に住めると喜んで部屋の窓を開けたら、目の前は隣のビルの壁だった……・というのがあるが、この民宿はまさにそれなのだ。
https://letsgochika.jp/blog-entry-19676.html
「人妻あや 悪夢の別荘地」 第1話 南軽井沢 Shyrock作
<あらすじ>
ヒロインのあやは夫と夏休みを利用し別荘で過ごすことになります。
そんな中、宝石強盗をはかり逃亡中の20代カップルが侵入してきます。
あやたち夫妻の運命やいかに……
それはある夏のことだった。大手商社四菱物産社長の長男であり、まだ三十四才という若さにもかかわらず同社事業開発部長を任されていた山霞俊介は、夏の休暇を利用して妻のあやとともに、俊介の父が所有する南軽井沢の別荘を訪れていた。
日頃は家事を家政婦に任せていたあやも居間を豪華な花で飾り、この時ばかりはと腕によりをかけてご馳走をこしらえ俊介を喜ばせた。
ちょうどその頃、南軽井沢附近の暗い山中を若いカップルが重い足どりで歩いていた。
男は大きなショルダーバッグを重たそうに担いでいる。
「ふう、疲れたぁ。肩がパンパンに張ってるぜ」
「ねえ、どこかに泊まろうよ」
「けっ、こんな山中にラブホテルなんてあるもんか」
「ラブホじゃなくても一般のホテルとかあるんじゃないの」
「仮にあったとしてもこんな真夜中に一般のホテルに飛び込みで行ったら怪しまれるだけじゃねえか」
「そうかしら……」
「今頃、俺達のニュースが流れてるかも知れねえし。ホテルに泊まるなんて警察に自首するようなもんだぜ」
「でも野宿なんてできないし……夏なのにめちゃ寒いじゃん」
「ふうむ、確かになあ……」
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隣村への蔑視
加奈子は西郷どんと別れて間もなく、道に迷うことなく泉集落に入ることが出来た。 ターミナルの人が、説明してくれようともしなかった集落のひとつだ。 通ってみてなるほどと思ったのは比田勝ほどではないにしろ、そこここに確かに住民は行き来してはいるが、揃いもそろって加奈子の姿を見ると何故か一目散に家の中とか物陰に隠れてしまう。
やっと地元の若い漁師さんを捕まえて場所を訊くことが出来たが、
「うん? どこな? どこへ向かいんしゃる?」
男は魚を扱っていて汚れたであろう手を、腰にぶら下げたタオルで拭きながら加奈子に躰を摺り寄せるようにし尋ねた。 加奈子は観光パンフレットの地図を見せ、予約を入れてある民宿を指し示しこう述べた。
「ここです。 この、大浦さんって方の民宿です。 この道に沿って進んだら辿り着けますか?」
ごく普通にものを訪ねたつもりだった。
ところが男は当初地図を覗き込んでくれてはいたものの、その場所が鰐浦とわかったところで地図から目を離し、ついでに加奈子と距離を置き、大浦という名前を聞いた途端、あっちへ行けという風に手をヒラヒラと横に振ってこう言った。
「知らんとばい、そげん地図持ってとらすけん、そうじゃなかとか?……目と耳があっとじゃけん、自分で探しんしゃい」
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長編官能小説 『クロス・ラヴ』 第46話 (最終話) Shyrock作
主演:野々宮ありさ
再びクロスラヴ
だからと言って4人の間に新たな恋が芽生えた訳ではない。
だけど今までの友達感覚とは少し違う気がする。
強いていうならば『友達以上・恋人未満』とでもいうのだろうか。
それでもありさと球にそして俊介と浩一に不安はなかった。
彼らには今まで培って来た厚い信頼感があった。
もちろん将来にわたっても絶対壊れないとは断言できないだろうが、少なくとも現時点でその信頼関係は揺るぎないものであった。
とりわけ今回の小旅行後、ありさと俊介、そして球と浩一それぞれの愛情が一層深まったといってよかった。
昔からぜんざいを煮る時に少々の塩を加えることが美味さの秘訣といわれている。甘いものに塩を入れる。一見無茶なように思われるが決してそうではない。微量の塩を加えることによって、その塩が一種のスパイスのような役目を果たし、一層うまみを引き立てることができるのだ。
つまり今回のクロスラヴは、ありさにとって浩一が、浩一にとってありさが、球にとって俊介が、俊介にとって球が、それぞれが『塩』的役割を果たしたわけである。
もし彼らの行動が世間に知れたら、不道徳な行為だと白い目で見られることもあるだろうが、4人は臆することはなく自分たちを信じていた。
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美宇田浜で出会った西郷どん
ここは確かにきれいな浜には違いないが、道を間違ったように思え鰐浦へ向かうためには誰かに方向だけでも訊くしか手はないと思い、加奈子はきょろきょろとあたりを見回した。 だが、訊こうにも春先とあって海水浴場には人っ子ひとりいない。 諦めてと言おうか居直って水遊びを始めた。 それほど心の余裕を失っていた。 せっかく来たのだから泳ごうと思うのだが、加奈子もさすがに水着は持ってきていなかったので素足になって波打ち際で海水に浸かってはみた。 水はまだ冷たく、とても長時間入る気にはなれなかった。
ついでのことに辺りを散策しようと背後の藪に踏み入りかけてギョッとした。 何かが藪の中をガサゴソと音を立て歩き回っているのだ。 まさか対馬山猫?と音がした藪に分け入り更にギョッとした。 まるでゴキブリの大群を思わせるほど無数のフナ虫がそこにいた。
これほど自然が豊かならひょっとして海岸線にお宝が転がってと、独り語ち。 砂浜の先の岩場にまで足を運んでみると、水面上に水中から何かが顔を出すのが見えた。 ほんの一瞬海水に足をつけただけで飛び上がってしまうような冷水の中で泳ぎまわる人を見つけてしまって驚いた。
地元の漁師なら寒いとか言ってられないかもと、とりあえず水上に顔を出すのを待って目と鼻の先の岩場から声をかけた。
「あの~、すみません。 さっきから幾度も潜ってらしたんですが、何を獲ってらしたんですか?」
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長編官能小説 『クロス・ラヴ』 第45話 Shyrock作
主演:野々宮ありさ
別荘を後にして
球「何言ってるの~。オネムでもラムネでもいいけど、とにかく早く起きて!」
ありさ「あ~、球の作ったプレーンオムレツが食べたいなあ~」
球「うに?ありさはこそばゆい所をうまくくすぐってくるわね。よ~し、じゃあ、腕に選りを掛けてプレーンオムレツを作ろうかな?・・・ん?」
ありさはすでにくっついていはいなかったものの、まだ浩一と1枚の毛布に包まっている。
球の一度は晴れやかになった表情がまたもや曇った。
球「ありさ!いつまで浩一とくっついてるのよ~!早く離れて離れて!浩一も何よ。いつまでもありさとイチャついてるのよ!」
浩一「え~?もうイチャイチャなんかしてないんだけど~」
球「とにかく離れなさい~」
朝からすったもんだの4人だったが、ブランチも終わりクルマに乗り込んだ頃はいつもの仲の良い4人に戻っていた。
浩一「行先は鶴岡八幡宮で良かったね」
球「あ~あ、この素敵な別荘ともおさらばかぁ。ちょっと残念だなあ・・・」
浩一「また連れてきてあげるからさ」
球「うん、そうだね」
ありさ「わたしはあ?」
ありさが頻りに自身を指差してアピールしている。
球「え?ありさ?そうね、その時はまた連れて来てあげるよ」
ありさ「やったあ~!」
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失恋後、自分を見つける旅に出た加奈子
三宇田浜海水浴場遠望 高校を卒業し運も手伝ってか全国的に名前の知れ渡った企業に就職できた。 あれから10年、27歳になった加奈子に焦りがないといえば噓になる。
恋愛は何度かしたが長くは続かなかあった。 そういったことは好きなので様々な手を使って秘かに相手探しをした。 合コンも社内外を問わず誘われれば素直に応じた。 だが、年数を経るにしたがって居心地が悪くなった。 相変わらず会社側は加奈子を宣伝広告に使ってはくれるが、それとていつまでもこんな調子で年齢を経ててもいけないことはわかっていた。 わかってはいたがちやほやしてくれる人が周囲にいるというだけでこういった生活を止められなかったのだ。
「今度紹介する相手はイケメン」
などと誘われると、まだ見ぬ将来の旦那像を求め、つい出かけてしまうのだ。 車内で異性と恋愛問題でトラブルを引き起こせば、もうそれだけで居づらくなるので、加奈子は表面上は極力社外の男との出会いを求めた。 見栄っ張りゆえに、いわゆる3高と呼ばれる男たちが来てくれることを期待し、合コンを繰り返した。
しかし、見た目が良いからと言って、心までそうとは限らない。 ちやほやされ育ってきたがゆえに他人の痛みを感じたこともない。 そんな奴らは平気で無神経な言葉を口にする。
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長編官能小説 『クロス・ラヴ』 第44話 Shyrock作
主演:野々宮ありさ
朝の陽射しの中で
カーテンの隙間から入り込む陽射しで、球は目を覚ました。
弱い冬の陽射しとはいっても眠る者を起こすには十分といえる。
陽射しの届かない場所にいるありさたちはまだ眠っている。
球はソファでバスタオルを胸に巻きつけたままペットボトルを傾けた。
(ゴクゴクゴク・・・)
セックスを満喫した翌朝は格別に水が美味い。
いっぱい汗をかくから身体が水分を要求するのだろう。
球は500ミリリットルの約半分を一気に飲んだ。
球「うに~、うめぇ~・・・」
球はまだ眠っている俊介の身体に毛布を掛けてやった。
おそらく寝返りを打った時に床に落ちてしまったのだろう。
球はペットボトルを持ったまま、ありさたちのいる方へ近づいた。
ふたりは窮屈そうにソファで寄り合って眠っている。
朝方かなり冷え込んだこともあって毛布はきっちりと掛けている。
球「はぁん?いつまでそうしているのよ~」
球はふたりが掛けている毛布を一瞬引き剥がしたい衝動に駆られた。
だけど思いとどまった。
それは絶対にしてはならないことだと思った。
ここで嫉妬に燃え狂ったら元も子もないではないか。
今回のことは4人で企画し実行したのだから。
そのうちの1人が個人の感情に任せてぶっ壊してしまってどうする。
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最果ての島
ヒトツバタゴの咲く島で 小さな港に到着したフェリーから降りようとすると、カモメが賑やかに出迎えてくれた。 加奈子は伸びをし、大きく深呼吸し、飛び交うカモメに微笑みかけつつタラップを降りた。
比田勝の港から望む玄界灘はそこから見ても白波を立て荒れ狂っているが、はるか彼方は春霞だろうか、幾分かすんで見える。 天候に恵まれたと表現したほうが良いのだろう、うららかな春の日、初めて訪れた見知らぬ土地で加奈子は冷たい風の中にあって加奈子は暖かな春の陽射しを感じていた。
春の柔らかな風に誘われるように、加奈子は目的地に向かって歩き出した。 思い切っていつものような街穿きの靴ではなくスポーツシューズにしてよかったと思った。 フェリーを降りた時からして地面は海風の影響からなのか、ひどく荒れていたのである。 おまけに平坦地が極めて少ないように思えた。
フェリー乗り場から目的地に向かって歩き始めて間もなく、街並みが途切れ、道の脇から山に至って切り立った崖状になっていて、まるで樹海でできたトンネルをくぐるようなありさまで、しかももうそこからもうかなりの勾配の上りになっていたのだ。 おまけに嵐が過ぎ去った直後からなのか、街中であっても人通りはほぼ絶えており、街を外れるといよいよもって人や行き交う車の姿は皆無となった。 ヒッチハイクでもいう考えが甘かったことに否応なく気づかされた。 仕方なく空を見上げながら歩いた。 抜けるような青空がどこまでも続いていた。
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長編官能小説 『クロス・ラヴ』 第43話 Shyrock作
野々宮ありさ
暗黙のルール
球「やっぱり」
俊介「ムカツクし第2ラウンドに突入するか?」
球「にゃ?それいいかも」
球と俊介はまだ興奮冷めやらないうちに早くも抱擁を始めた。
官能の波間をさまようありさと浩一は、そんな球たちの新たな行動に注意を払う余裕などまったくなかった。
◇
ありさ「にゃんにゃんにゃん~!にゃはあ~~~~~、ありさもうダメッ!イキそう、ありさイキそう~!!」
浩一「はぁはぁはぁ!オ、オレももう限界!おおっ、おおおっ!」
ありさ「にゅう~にゃう~にゃう~~~~~~~~~~~!!」
浩一「がおぉ~~~~~~~!!」
浩一のバックスクリューもさすがに果てる瞬間ともなると激しいピストンへと変わっていた。
男は冷静な時は己のテクニックを駆使して女を攻めようとするものだが、あまりにも自身の感情が昂ぶると野性へと帰趨してしまう。
男の性交時の基本はやはりピストンであり、かわいい女の奥深くに沈めたいというのは男の本能なのである。
浩一のイチブツはありさの奥深くで最大に怒張しそして爆発してしまった。
コンドームと言う名の防具を着けていなければ、おそらくありさの奥深くにおびただしい精液が流入していただろう。
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欲情は素直な行動へとふたりを駆り立てました
互いの欲情を確かめ合える部分に魅入ってしまったのはなにも青年だけとは限りません、艶子さんにとって、ギュンと反り返りテントを張ってくれた青年のソレもまた経産婦をして魅入らせるに十分でした。
訪いの要件はさておき、ふたりはもつれ合うようにしながら上がり框に向かったんです。
こういった折の男の想いというのはひとつしかありません。 若い男にすれば、是が非でも寝取らねば下腹部が大人しくなってくれそうになかったのです。 人妻艶子さんを、ご主人にそれと知られないうちに板戸で設えた上がり框の奥の部屋に押し込み、組み伏せることが出来さえすれば乳が吸え、そうなると経産婦ゆえに男への警戒心も薄れてくれるでしょうから、割り入ることも夢ではない。 そうは思うものの旦那の存在が心配で躰同士が触れ合うほど近寄ることはできたものの、三和土から先奥に引っ張り込めません。 それなら家の裏手に引っ張ってゆくだけと、男なりに覚悟を決めました。
青年は半ば乳にかぶりつくように、腰を抱くようにしながら抱きとめ、相手の意思を確認すべくとりあえずその場で股間を用心しつつ押し付けました。
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長編官能小説 『クロス・ラヴ』 第42話 Shyrock作
野々宮ありさ
ムカツキのバラード
浩一はそういうやいなや、挿入中の肉棒をグルグルと回し始めた。
ありさ「にゃんにゃんにゃん~!それすごっ!何なのお~?それって!?」
浩一「ふっふっふ、オレの秘密兵器で『バックスクリュー』って言うんだ。どうだ?気持ちいいか?」
ありさ「うん、すごく気持ちいいよお~」
浩一「はぁはぁはぁ、実はね、この技はネットで覚えたんだ」
ありさ「ネットで?」
浩一「そうなんだ。シャムロックという超エロい人がいてね、その人のホームページに載ってたんだ」
ありさ「ありさもそのエロい人のページ見たいよ~!」
浩一「え~と、“http://homepage1.nifty.com/shy/index.html”なんだけど。憶えた?」
浩一はありさとのセックスの真っ最中だというのに、驚いたことにURLをすらすらと暗唱し始めたのであった。
ありさ「にゃあ~ん、今、そんなの憶えられないよ~」
浩一「あははは、それもそうだね。とにかくこの『バックスクリュー』でありさをメロメロにしてやるから!」
ありさ「してして~!」
ありさたちの会話を聞いていた球と俊介は唖然として顔を見合わせた。
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訪って来た若い男
上がり框に腰掛けながら、火が点いたように泣き叫ぶ我が子に、艶子さんは懸命になってパンパンに張ってしまったおっぱいを、窒息でもしようかというほど顔に押し付け与えていました。
そのおっぱい、吸うどころか勢い余って噴き出すほどで、息苦しさからか赤ん坊は力なく口を開け、その開けた口元から涎掛けに飲み残しのおっぱいが滴り落ちていました。
「ほらほら、おっぱいだよ。 お願いだから飲んで頂戴」
やさしく語り掛けるように乳を含ませるんですが、赤ん坊や嫌がってそっぽを向きます。 そうこうするうちに仲間連中は休憩時間が終わったらしく三三五五に仕事に戻っていくんです。 艶子さんは焦りました。 赤ん坊がおっぱいを飲んでくれなくて乳が張るだけならまだしも、この頃では腋にほど近いところに妙な瘤状のものが出来、次第に大きくなり始め、深夜ともなると痛むんです。
(……ひょっとして乳癌……まさか、そんな……)
怯えは気持ちどころか性格まで毛羽立たせましたが、悲しいかな立場はあくまでも嫁。 黙って耐えるしかなかったのです。
こうやってたまの休日でも旦那の姑に追い立てられるように昼間は野良仕事に精出す艶子さんにとって、自由に我が子におっぱいを含ませてやれるのは手の空いているこの時間か、夕食を終え家族が寝入る深夜帯だけだったのです。
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長編官能小説 『クロス・ラヴ』 第41話 Shyrock作
野々宮ありさ
一足お先に
球が頂上を極めた頃、俊介もまた限界に来ていた。
幹全体が岩のように硬くなり今にも炸裂しそうな気配だ。
男の波は女の波とは異なり、突然稲光のような鋭い鋭角を持ちながら忽然とやってくる。
球と抱き合っていた俊介は上体を起こして球の両膝を抱え込み、フィニッシュの体勢に入った。
密着型正常位は気分が高まるし一体感があって良いのだが、男の律動が緩慢になってしまう弱点がある。 男は達する瞬間だけでもギアをトップに入替えてピストン速度を最高値に高めたいものだ。
俊介は球の膝を抱えて激しく律動した。
先ほど一度は絶頂に達した球であったが、俊介の猛烈な蠢動により再び激しい快楽が球を包み込んだ。
俊介「うっ!ううっ!うぐっ!おおっ!うぉお~~~~~~!!」
堪え切れず雄たけびをあげる俊介はまるで獣のようである。
発射する寸前、俊介は可能な限り奥に突き込み激しく揺さぶった。
まもなく怒涛のうねりが俊介を襲い、球にも分かるほど強い痙攣に見舞われた。
発射した後の達成感と脱力感・・・二つが気分が混在し絡み合っている。
抱えていた球の膝から手を放した俊介は球の胸に覆いかぶさった。
球はまるで恋人にするように俊介の髪をやさしく撫でてやった。
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張りすぎた母乳
張りすぎた母乳 「ったく、うるさいなぁ~。 なんとかしろい、こんなんじゃ寝られやしない」
「そんなこと言ったって……おおよしよし……自分だけ寝てぇ~……ホント勝手なとうちゃんだね」
深夜だというのに、もう2時間近くこういったやり取りを繰り返していました。 嫁いできたときには家族がもろ手を挙げて喜んでくれたものの、子を孕み夜のお勤めが出来なくなったころから夫婦の間に溝が埋まれ、やがて子が生まれるといよいよもって亭主の英雄さんは妻の艶子さんを振り向きもしなくなったのです。
「イタタタッ……痛い!……噛むんじゃなくて吸うの!」
「やり方が悪いんじゃないのか? かわいそうに怯えてるじゃないか」
うるさそうに授乳の様子を見守っていた英雄さん、言わいでもよいことをついポロリと口にしました。
「うるさいわねぇ~、あなたのお母さんが悪いのよ。 あれほど言っておいたのに、ま~た昼間重湯を飲ますんだからぁ~」
艶子さん、結婚当初 その豊満な乳房を英雄さんは喜んで弄びましたが、いざ妊娠となったときそのあまりの乳量に腰が引けてしまってたんです。 英雄さんの母親、つまり艶子さんの義母に当たる方も艶子さんが人並み以上に胸が豊かだったなんて知りません。 親からの言い伝え通り、母親が働きに出ている昼間、せっせと重湯を作っては匙で口に運んでいたんです。
https://letsgochika.jp/blog-entry-19662.html
長編官能小説 『クロス・ラヴ』 第40話 Shyrock作
ポルチオ攻め
膣の最奥部には神秘の宮殿、子を宿す宮が存在する。
その少し手前には『ポルチオ』と呼ばれる女性最大の性感帯がある。
女性の性感帯の中ではクリトリスと双璧といわれているが、クリトリスとは違い外から目視できないためその存在が分かりづらい。
中にはその存在すら知らない男性もいるし、セックス時忘れられている場合も多々ある。
見えないため無視されたとしても不思議ではない箇所なのである。
専用バイブレーターを使用する方法はさておき、『ポルチオ』を目覚めさせるには、先ず深く挿入できる体位で絡むことが不可欠だ。
深く挿入した後、あるポイントを擦ると女性は泣きたくなるほど気持ちが良いのだ。
『ポルチオ』攻めは肉棒以外でも可能だ。
『ポルチオ』を刺激するには2本または3本の指をできるだけ奥まで入れ、指の先で女性のお腹の方向に突き上げれば良い。
コツはポイントを刺激するのではなく、子宮全体を揺らすようにすると効果的だ。
恥骨部分にあてた親指と、挿入している中指薬指とを挟むようにし、かきまぜるように揺さぶるのが秘訣なのだ。
(ズン!)
俊介は肉棒挿入で球の最奥部を攻めた。
攻めると言っても通常の縦ピストンではポルチオを目覚めさせることは困難なので、最奥部に触れた瞬間、俊介は先端を激しくスイングさせた。
https://letsgochika.jp/blog-entry-19661.html
あのザラッとした感触
あのザラッとした感触 「あっ、ああっ……いい……して、うんと激しくして……・すべてを忘れさせて……」
聡子が躰をくねらせながらこう言った途端、彼女のヒダの中に変化が現れた。 クリトリスの裏側が盛り上がってきて、Gスポットらしきものが、指に触れてきたのだ。
店主は待ってましたとばかりに、それを指の腹で撫で上げた。 すると、あのザラッとした感触があり、同時にヒダの奥からあの生温かい愛液が溢れ出してきたのだ。
聡子の躰も小刻みに震えだし、喘ぎ声も洩れてきている。 どうやら聡子もここで店主に抱かれることで、息子への想いを断ち切ろうと本気で思っているらしい。
その佳純と誘いに応じノコノコ出かけてきた隼人だが、学生時代のパンチラを再現すべく、あれをやらかしたその同じ場所で佳純は隼人のためにパンチラをやらかし、隼人は隼人で布切れの隙間からチ〇ポを挿し込み人妻となった佳純の締め込みを味わおうとしていた。
丁度そこを通りかかった聡子の男は、もつれあう男女を最初は覗き見ようと近寄ったが、よくよく見ると隼人は愛人のライバルでもあるし、佳純は一度はお世話になりたいと思っていた一杯飲み屋の店主の若妻。 嫉妬心がムラムラと燃え上がり、一度は告げ口をやらかした。
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長編官能小説 『クロス・ラヴ』 第39話 Shyrock作
深い結合
(グニュングニュングニュン・・・)
球「くはぁ~、あぁん、すんごい・・・ああっ・・・こんな気分初めてぇ・・・」
球の場合、松葉が合っていたようだ。
いや、俊介の挿入角度が偶然ヒットしただけかも知れない。
そんな球の言動をもしも浩一が知ったなら、いくらお互い様とはいっても浩一は気分を害していたかも知れない。
想像以上の手応えの良さに気を良くした俊介は、さらに気を入れて球を攻め続けた。
俊介「はぁはぁはぁ・・・どうかな?こうして股間と股間を交差させる気分は?」
反応から推して球からどんな反応が返ってくるか凡そ分かってはいたが、俊介はあえて尋ねてみた。
男は「すごくいい」という答が返ってくることを密かに期待している。
俊介は松葉の形でピストンを繰り返していたが、途中から回転に切替えた。
(グルグルグルグル~)
球「あ・・・何?このかき回される感じ・・・ぃやん~・・・す、すごいわ~・・・」
激しく硬化した肉棒は球の中でわんぱく小僧のように暴れまわる。
これには球も堪らず激しくあえいだ。
球「くわ~あ~、はふ~、はぁ~ん、ああっ・・・あ・・・いけないわ、あっ・・・どうしよう・・・ああ~~~っ・・・」
(グルングルングルン~グルングルングルン~)
https://letsgochika.jp/blog-entry-19659.html
それぞれの性癖、それぞれのセックス
「ええっ……噓でしょ……そんな……信じられないわ」
聡子は電話も向こうの誰かと懸命にやり取りしてた。 スマホを持つ彼女の顔は引きつり、唇が震えてる。
「そう……わかったわ。 でも今は無理、取り込んでるから。 ここの要件が片付けば、できる限り早く行くけど……ええ、そう……じゃ……」
そこまで言うと、聡子は電話を切った。 その場所にしゃがみ込み、頭を抱え込むようにしながらすすり泣いてる。
「どうしたんだ。 泣きたくなるような事件でも起こったのか? 急いだら間に合うんじゃないのか?」
店主は真面目半分、からかい半分に訊いた。 妄想していたことがもし正しかったとすれば、彼女が泣いた原因こそむしろ歓迎すべきことのように思えたからだ。
「今頃になって駆け付けたって、もう手遅れよ。 どうあがいたって無駄よ」
店主の言い方に腹を立てたのか、聡子は立ち上がると店主を睨みつけながら言った。 その態度とは裏腹に目から涙が流れてる。
「どういうことだ。 この前深夜の路上で拝ませてもらった、あの男がどうかしたのか?」
「そのほうがまだいいわ。 なんてったって相手はたかだか他人だもの……」
吐き捨てるように言い、聡子はまたしゃがみ込み、両手で頭を抱え込み泣き始めた。
(……いったいどうしたというんだ……うん?……待てよ……確か今他人がどうとか……)
そこまで考え、思わず叫びそうになった。
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長編官能小説 『クロス・ラヴ』 第38話 Shyrock作
松葉くずし
浩一がフィニッシュに選んだ体位はバックであった。
ありさは浩一が言うとおりソファに両手をついて臀部を高々と突き出した。
ありさの場合モデルとしては適度に肉感的であり、男性からすればいわゆる“美味しい体つき”であった。
暗闇の中ということもあり、浩一としてはありさのあられもない姿を拝めないのはとても残念であった。
また、たとえ一夜だけであっても共に過ごした女に対して男は一種の情が湧くことがある。
それは決して移り気などではない。球が誰よりも好きな女性であることに変わりがない。
ところが恋人以外との情事が、時には恋人との関係を一層緊密にする刺激剤になることもある。
4人それぞれがこっそり浮気をするのではなく、公明正大に恋人以外と性行為を行なう。
そしてそれぞれの心に芽生えた罪悪感も、互いの罪で相殺してしまう。
だが1つ間違えるととんでもない方向に走り出す危険性も孕んでいる。
要はそれを行なう者の心の在り方が重要なのだ。
ありさと浩一組がフィニッシュの態勢へと進んだ頃、球と俊介組も『座位』から『松葉くずし』へと体位を変えていた。
座位でのけぞったり逆にしがみ付いたりと大きなアクションを見せていた球は、秘所はもとより内股までがぐっしょり濡れていた。
https://letsgochika.jp/blog-entry-19657.html
強烈なビンタを張られた聡子
「あんたが夜な夜な息子の部屋に忍び込むのはわかってんだ。 ご立派だよ。 昼間はご近所の方々にご大層な口舌を述べておきながら、裏に回れば息子と快楽を貪りながらくんずほぐれつ……息子はどんなセックスが好みなんだ? 大方同年代の女の子に手出しもできない童貞君。 ベッドの上でせいぜいあんたのオ××コをいやらしくペロペロ舐めるだけなんだろう……」
店主のこの言葉に聡子は半べそで言い返してきた。
「やめて、それ以上あの子を侮辱すると許さないわ。 何の証拠があるというの? 第一、もしそれが事実だとしてもあなたに何の関係があるというの? つまらない言いがかりでなじみの客を敵に回すなんて……」
聡子が言い終わるか終わらないかのうちに店主は、聡子のほほに平手打ちを食らわせていた。 息子どころか外でも男を作って自宅近くまで送らせておき、その車の中で情事を重ねた女がである。 店主にとってこの上ないほどショックだった。
聡子は聡子で、いきなり平手打ちをくらわされたのは相当ショックだったようだ。 片手で頬を押さえながら涙をいっぱい貯めた目で店主を見ている。
「悪いが俺は自分の思い描いたようにやるだけだ。 確かにあんたが思ってる以上に俺はチンピラさ。 が、あんたほど根性が腐っちゃいない」
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長編官能小説 『クロス・ラヴ』 第37話 Shyrock作
三所攻め
ありさ「こう?」
ありさは丸い尻を浩一の方に突き出しゆっくりと腰を沈めた。
浩一はありさの腰の両側に手を副え怒張している物体へと導いた。
背面座位はふたりが慣れていないと意外と手間取ることがあるが、浩一の誘導でふたりは容易に結合することに成功した。
(グジュ・・・)
ありさ「あっ・・・!」
見事に怒張したイチブツが桃のような淫裂にずっぽりと突き刺さっている。
その卑猥な光景はありさには見えないが、暗い中であっても浩一にはほのかにうかがえた。
(ズズズ・・・)
ありさ「はぁ・・・」
浩一「どう?」
ありさ「うん・・・すごくいいよ~・・・」
浩一「今からもっとよくなるよ」
ありさ「もっと?」
浩一「そう、もっと」
浩一はそうつぶやくと上体を少し起こし、ギターを演奏するときのような格好でありさを包み込んだ。
左手でありさの左乳房を揉み始めた。
ありさ「あ・・・ああっ・・・」
続いて右手は下方に伸び薄い茂みに覆われた恥丘に差し掛かった。
浩一は茂みのさらに下方に指を伸ばし、丸い突起物を探り当てた。
丸い突起物を覆う包皮をめくり上げ中指で円を描いた。
ありさ「ひぃ~・・・そ、そこはぁ・・・」
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愛おしき息子への想い
愛おしき息子への想い つい先ほどまで、聡子は〇姦だと言い張り、対する店主も覗き目的で店のトイレではなく、その奥にある自宅を案内したわけだから、そうかもしれないという意識は心のどこかにあった。 しかし、ここまで感じあえたいま、当の聡子がどう応えるか興味があった。
「お願い、止めないで……しばらくこのままでいさせて……続けて……」
聡子は如何にももどかしそうに、しかし腰をくねらせながら、かすれた声で言った。
「そうはいかないよ。 俺だって後になって〇姦だなんて言われたんじゃ、これでも一応店を構えてんだ、お客様の手前立つ瀬がないからな。 それに何も、伊達や酔狂でこの部屋にあんたを案内したわけじゃないんだからな。 この際だから言わせてもらうが、あんたにちょいと頼みたいことがあるんだよ」
他人妻をこうまでメロメロにさせ、もうちょっとでイキそうなところまで追い込んでおいて中断し、相手の弱みに付け込んでこんなことを言い出すのは少々酷かもしれない。 しかし、中卒で修業に出され、やっと店が一軒持てた、何の後ろ盾もない料理人が他人様の、それも男なら震い付きたくなるほどの女を自分のものにしようというのだから、これぐらいの手を使わないことには所詮無理だ。
https://letsgochika.jp/blog-entry-19654.html
長編官能小説 『クロス・ラヴ』 第36話 Shyrock作
二種類の座位
盛り上がってきたところで声を掛けられた俊介はいささか水を差された面持ちだった。
俊介「はぁはぁはぁ・・・な、なに?今いいところなのに」
球は悪戯っぽく微笑みながら尋ねた。
球「そんなに気持ちいいの?」
俊介「はぁはぁはぁ・・・もちろんいいけど・・・どうして?」
球「じゃあ、ありさと比べてどっちがいいの?」
俊介「そんなこと・・・」
球「ねえ、どっちなの?」
俊介「どうしてそんな意地悪な質問をするの?ふたりともいいよ」
球「うふ、『ありさ』だっていわないのね?」
俊介「もちろんありさはすごくいいよ。でも球だって負けないぐらいいいってこと」
球「にゃっ、そうなの?嬉しいな~」
俊介「おしゃべりしてないで、せっかくの機会なんだからもっと楽しもうよ」
球「あ、そうね。ごめんね」
『座位』は向かい合せで行為に至るため、お互いが真正面で顔を合わせることになる。
そのため会話も容易にできるのだが、行為中のおしゃべりは必要最小限にとどめるのがマナーというものだ。
第一おしゃべりが過ぎると気が削がれてしまうこともある。
甘い言葉を交し合うのは性感アップに繋がるが、相応しくない会話だと男は萎え、女は乾いてしまう場合があるので、余計なおしゃべりは控えるべきであろう。
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長編官能小説 『クロス・ラヴ』 第35話 Shyrock作
悦楽の奥地
球「おちんちん・・・ぃやん~・・・」
俊介「ふふふ、浩一じゃなく“オレ”のが欲しいんだね?」
球「そんないじわるなことをいわなくても・・・」
現在俊介と行なっている行為はありさとともに予め計画したイベントではあるが、やはり浩一には多少引け目がある。
だから行為中に浩一の名前を出されるのは些か辛いものがあるのだ。
球は何気にありさと浩一の方を見た。
暗闇の中でふたつのシルエットがうごめいている。
はっきりは分からないが気配から察して上にいるのは浩一のようだ。
浩一が動くたびにありさの切ない声が漏れ、球の耳へも届いた。
球(ありさったらあんなによがって・・・やだなぁ~・・・)
俊介「球、どうしたの?もうここまで来てしまったらやつらに負けないぐらいオレ達もがんばろうよ」
最初は戸惑っていた俊介だったが、今はすっかり開き直っている。
ダルメシアン柄はすでに腰から下ろされたが太股で止まっている。
パンティを完全に取り去ってしまう浩一とは違って、俊介の場合は太股に残しておくのが好みなのかも知れない。
俊介「こっちにおいで」
俊介がソファに座った状態で球を呼び寄せた。
膝の上に座れというのだ。
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聡子のGスポット
聡子のGスポット 店主は怖くなって指の動きを止めようとした。 その時である、店主の指に生暖かいものが触れたのだ。 それが、急激に溢れ出てきたおびただし量の愛液だと認識するまで、少し時間がかかった。
(これが潮吹きか……)
店主が心の中でつぶやき見入ってる間にも、溢れ出たそれは床に大層な地図を描いている。 潮吹きといえば、噴水のようなイメージを思い描いていたが、聡子の場合不毛の砂漠に突然泉が湧き出したような感じなのだ。 しかも、その量ときたら半端ない。
店主は思わずヒダの間から指を引き抜いていた。
「あああっ、ああああン……」
まるで獣の遠吠えを連想させるような声が彼女の口から飛び出した。 喘ぎとも、よがりとも違う何とも表現しがたい声だ。 顔つきだって賢婦として佐川家を切り盛りしている、あの顔とまるで違う。 まるで幼い子が何かに向かって甘えるような声……・。
店主はこの時ほど聡子というこの女に魅了されたことはなかった。
「もっとしてほしいんか?」
店主は行為の途中、彼女の愛液で汚してしまったズボンを脱ぎながら、訊き返した。
彼女にとって自分のものでは道足りないであろうが、すでに勃起が始まって久しい。
「お願い……、止めないで……」
ほとんど聞き取れないようなか細い声で彼女は愛撫の継続を懇願してきた。
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欲情への誘い ~条件付き挿入~
不倫妻 「なかなか正直でよろしい」
隼人は躰を起こした。 佳純を仰向けに寝かせると隼人はパンティに手を掛けた。 彼女が腰を浮かせてくれたのでパンティを当初想定してた以上に容易に脱がせることが出来た。
「かなり汚れてるなぁ。 欲求不満なのか?」
「…もう、イヤッ……」
パンティを脱がせると隼人は躊躇わずに裏側を矯めつ眇めつ眺め匂いを嗅いだ。 佳純は顔を手で押さえ恥ずかしさに耐えている。
パンティの感触を楽しむと、隼人は佳純の太股を掴んで足を大股開きにした。 そうしておいてアソコに口を近づけるとまずビラビラを舌で愛撫した。
「あああっ……、ふうっ……」
恥ずかしさからなのか、佳純はあられもない声を洩らし身を揉んだ。 なるほど顔を近づけないことには気づかない微量のマンカスが付着している。
汚いとは思わなかった。 隼人の舌はヒダを掻き分け這いずり回り探り当てた芯部の穴を出たり入ったりした。
「ああーっ」
舌で上手く肉芽の皮を剥いて攻めると彼女は身をくねらせて悶えた。 穴から微量ながら白い液が溢れ出している。 あれほど抗っていたくせに彼女の中ではもう、セックスの準備ができているようだ。
{奥さん、濡れてるみたいだな。 今突っ込んでやるよ」
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長編官能小説 『クロス・ラヴ』 第31話 Shyrock作
揺れる二つの影
相手が変わればキスの味も変わる。俊介は初めて交す球とのくちづけに新緑の息吹のような新鮮さを感じとった。
そしてくちづけは次第に官能の園へといざない、俊介の下半身は早くも変化の兆しを窺わせていた。
浩一とて同様であった。
最初は怒涛のようなありさのキスの前にたじろぐばかりであったが、次第にありさの唇に応じるまでになっていた。
ありさ(チュッ・・・)
浩一「う・・・だめだよ・・・ありさ・・・ううっ・・・」
ありさ「いいの(チュッ、チュッ・・・)」
浩一「・・・・・」
浩一はありさと唇を重ねているうちに次第にその気になってきたのか、上にいるありさの背中に手を廻すとぐっと抱き寄せた。
胸と胸とが重なり合う。
男と女とは不思議なもので、よほど嫌いな相手ではない限り一旦この体勢に填まれば開き直ってしまう傾向がある。
人間は理性という鎧を身にまとった生き物であるが、時には鎧を脱ぎ捨て本能丸出しになる場合がある。
最初、男性ふたりを挑発したのはありさであり球であった。
だが俊介と浩一もその危険で甘美な香りに誘発され次第に混融しようとしていた。
一方、俊介は覆い被さる球の胸に手を伸ばした。
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開き直った聡子を和姦へと導く店主
亭主も場所柄開き直るしかなかった。 店の看板がちらりと頭を過ぎったが、この女の息子に嫁を寝取られたとこもあって復讐のつもりで店主は聡子の花唇に指を滑り込ませた。
「うっ……、ダメ……ちゃんと約束してからじゃなくちゃ……あン……やめて」
聡子の声が弱弱しく鼻に抜けた。
「ふざけるんじゃないよ。 口ではご立派なことをおっしゃってるが、ここはもうグショグショじゃないか……クリだってこんなに膨らんで……大方、よそでもこうやって男漁りをやらかしてんだろう。 えっ、違うか」
店主が脅すように花唇をまさぐると聡子はイヤイヤするように首を横に振った。 顔には恥じらいの色が浮かんでいる。 どうやら店主の言ったことは図星だったらしい。
佳純に狙いをつけ隼人が店の周囲をうろつき始めてからというもの、聡子は幾度か隼人に関係を迫ったがすげなくされ、欲求不満に陥っていたらしい。
その欲求不満を一時的ではあるが自らの指で満たそうとしていたのだ。 その証拠に、たったあれだけのことで聡子のソコはヌレヌレ状態なのだ。 聡子のクリトリスはそこいらの女のソレよりずっと大きい。 おまけにソコがたまらなく感じるらしく、店主の指がちょっと触れただけで聡子の口から喘ぎが洩れ躰がビクンビクンと大きく揺れる。
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長編官能小説 『クロス・ラヴ』 第34話 Shyrock作
Shyrock様 作
ダルメシアン
河川の長さ、土手の盛り具合、クレバスの位置、真珠の大きさ・・・
ダルメシアン柄は元々薄い素材であったため、すでにぐっしょりと濡れそぼった秘所の形状は一層鮮明なものとなっていった。
暗くてもそれは大きな問題ではなかった。女体の微妙な部分は視覚で憶えるものではなく、指先と舌先の触感で記憶するものだから。
球「あぁん・・・俊介ぇ・・・わたし、もう~・・・あぁん、だめぇ~・・・」
球はかなり昂ぶっているようである。
呼吸もかなり激しくなっている。
俊介はクロッチ部分に掴み引き絞った。クロッチ部分は紐のように細くなってしまった。
パンティはTバックなので後ろは引き絞らなくても初めから細くなっている。
俊介はショーツの前後を掴みググッと絞り上げた。紐状になったクロッチ部分が亀裂に食い込んでいく。
球「あぁん!そんなことすると食込んじゃうよ~!」
俊介「ふふふ、わざと食込ませてるんだよ」
球「いやん、そんな!エッチぃ~」
俊介「もっと大きな声で言ってみて。向こう側の2人に聞こえるくらいに」
球「そ、そんなぁ・・・」
球は自身の痴態を浩一には見られたくなかった。
部屋が暗いことがせめてもの救いだが、それでも次第に目は慣れて来たし声や動作である程度は分かってしまう。
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熟女の誘惑
熟女の誘惑 「よくも図々しく来れたものだ」
佳純の旦那が憤るのも無理ない。 隼人と我が妻が乳繰り合うところを仕入れから帰って目撃してしまっていた。 そのことを口にできなかったのは佳純に心底惚れぬいていたことと、店を出すにあたって連帯保証人にさせていたこと。 今の生活を壊したくなかった。
隼人と佳純の情事が終わり男が出ていくと、彼は余程部屋に乗り込んで妻を糾弾しようとした。 その思いを必死で飲み込むことが出来たのはその男も今では貴重な顧客だったからだ。
散々迷った挙句、旦那は隼人の後を追った。 そうして行き着いたのが佐川邸。 隼人と入れ替わりに妙齢のご婦人が家から出てきた。
「あっ、あの女……」
旦那が驚くのも無理はない。 旦那にはふたつの顔があり、そのひとつが覗き見だった。 佳純が店の常連客を奥に惹き込みやらかすであろうことは結婚当初から予想できた。 だから仕入れを終わり帰り着き奥の間から人の気配がしたときピンと来たのだ。
覗き見が趣味になってしまったのは、彼が女の秘密を知るきっかけとなったのが人妻と間男との逢瀬、カーセックスだった。 隼人の母、聡子こそがその折若い男相手に車内で情交を重ねていた、その人にそっくりだった。
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長編官能小説 『クロス・ラヴ』 第33話 Shyrock作
もどかしい愛撫
オンゴサマーと言うガーゼ状の下着の感触が珍しかったのか、それとも3メートル向うにいる球への遠慮があったのか、浩一はありさに対し濃密な愛撫は行なうもののなかなか挿入しようとはしなかった。
自分がしていることと同じことをおそらく球も俊介からされているはずなのに、それでも浩一は球を意識してありさへの攻めにかすかな躊躇いがあった。
だがそんな躊躇いや戸惑いも、次第に湿っていく布の感触とありさの悩ましい声に脆くも崩れ去ろうとしていた。
ありさ「あっ、あっ・・・浩一、あぁ、もうダメ・・・は、早く・・・早く触って・・・」
たとえ親友の彼女であっても、ここまで来るともう後戻りはできない。ましてやこれは彼女たちが仕組んだ公然浮気ではないか。
それに耳を澄ますと向こうのソファから球の甘ったるい声が聞こえて来るではないか。
浩一(くわぁ~、球ったらあんな声を出しやがってぇ・・・)
浩一は一瞬イラッとしたが「自分だって同じことをしているではないか」と思い返した。
浩一の心に生じた嫉妬はありさ攻めへのエナジーとなった。
浩一(俊介が球にあんな声を出させているのなら、オレだってありさを・・・)
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欲情への誘い ~他人棒の侵入に歓喜の声を洩らす若妻~
異物を受け入れた肉襞は、陰茎にぴったり吸い付いて、全体を心地よく締め付けてきた。
隼人は肉棒をゆっくりと引き抜いた。 愛液がねっとりと絡まったペニスを確認すると再び挿し込み緩やかなピストン運動を始めた。
「はぁ……、はぁ……」
佳純は出し入れに合わせ声を絞り出した。 額に汗がにじんで、あの長い髪が張り付いている。 出し入れするたびにギュッギュッとアソコが肉胴を締め付ける。 押し入るときは白い潤滑液でズブズブとペニスは吸い込まれ、全体が温かい肉壁で覆い包まれる。
引き抜くときは咥え込んだ肉襞が肉棒を離すまいとキュッと吸い付きヒダごと外に出きて離れたくない気持ちを伝えてきた。 ピストン運動を次第に速くしながら、隼人の口は佳純の胸にむしゃぶりつき、もう一方の手で乳首を攻めたてていた。
「ああああ、ああ----っ」
佳純は隼人とのセックスにすでに身を任せ、快感をほんの少しでも多く得ようと身悶えていた。 旦那では欲求不満なのか元々淫乱なのかわからないが、隼人は佳純の期待に応えるべく激しく腰を動かした。
「奥さんっ、いいよ……・」
「ああっ、いいっ……、気持ちいいっ……」
佳純はついに歓喜の声を洩らした。
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長編官能小説 『クロス・ラヴ』 第31話 Shyrock作
揺れる二つの影
相手が変わればキスの味も変わる。俊介は初めて交す球とのくちづけに新緑の息吹のような新鮮さを感じとった。
そしてくちづけは次第に官能の園へといざない、俊介の下半身は早くも変化の兆しを窺わせていた。
浩一とて同様であった。
最初は怒涛のようなありさのキスの前にたじろぐばかりであったが、次第にありさの唇に応じるまでになっていた。
ありさ(チュッ・・・)
浩一「う・・・だめだよ・・・ありさ・・・ううっ・・・」
ありさ「いいの(チュッ、チュッ・・・)」
浩一「・・・・・」
浩一はありさと唇を重ねているうちに次第にその気になってきたのか、上にいるありさの背中に手を廻すとぐっと抱き寄せた。
胸と胸とが重なり合う。
男と女とは不思議なもので、よほど嫌いな相手ではない限り一旦この体勢に填まれば開き直ってしまう傾向がある。
人間は理性という鎧を身にまとった生き物であるが、時には鎧を脱ぎ捨て本能丸出しになる場合がある。
最初、男性ふたりを挑発したのはありさであり球であった。
だが俊介と浩一もその危険で甘美な香りに誘発され次第に混融しようとしていた。
一方、俊介は覆い被さる球の胸に手を伸ばした。
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欲情への誘い ~佳純と隼人が織り成すシックスナイン~
佳純と隼人が織り成すシックスナイン 「奥さん、このまま俺の顔に尻を向けフェラをしてくれ」
佳純は黙って起き上がると、隼人の上に乗っかって顔に尻を向けフェラを始めた。 シックスナインの体勢だ。 逆らうとろくなことがないと悟ったのか聞き分けがよくなっている。
お尻の割れ目の窪みに沿って小さな布切れが食い込んでいる。 隼人の前には絶景が広がっていた。
「おおっ……、いいぞ……。 奥さん、気持ちいいよ……」
佳純は隼人の怒張を根元まで含み頭を激しく動かし上下運動を繰り返した。
隼人は堪らなくなってパンティを穿いたお尻の割れ目に顔を突っ込み思いっきり深呼吸した。 佳純のパンティ越しにツンと酸っぱいような甘いような匂いが鼻腔を覆った。 お尻の弾力が顔全体にのしかかる。
「ああ~っ、やめてください」
佳純はペニスから顔を離し身をくねらせた。
隼人の腹にたわわに実る乳房がプルンと当たった。 佳純は匂いを嗅がれるのが恥ずかしいのかお尻に手をやり隼人の顔を引き剝がそうとした。 隼人は佳純の太股をしっかりと掴んでいたので彼女の抵抗は何の役にも立たなかった。
「どうした? フェラを続けるんだ」
「それだけはやめてください」
「いいじゃないか。 SNSに投稿された画像を拝んだ時から、奥さんみたいな女性のパンティの匂いを嗅ぎたいと思ってたんだ。 旦那にこのことは黙っててやるから心配すんな。 この格好のままフェラを続けるんだ」
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長編官能小説 『クロス・ラヴ』 第30話 Shyrock作
2脚のソファで
深く愛し長く付合っていれば目を閉じても、肌に触れただけでそれが恋人であるか否か分かるものだ。
たとえそれが髪の毛であったとしても。
そして光の届かない暗闇の中であったとしても。
真の恋人同士とはそういうものだ。
俊介は鋭敏に違和感を感じ取った。
しかし「まさかありさが間違って浩一の方へ行き、球がこちらに来るはずがない」という思いもあったから、「風呂上りなのでちょっと感触が違うのかな?」と軽く流そうとした。
ありさと球とは偶然にも髪が肩までの長さと、似通っていたことも俊介の判断を誤らせた要因と言えた。
ところがありさがとった行動は球とは違っていた。
球のように男の腹部に頬を摺り寄せ徐々に胸元に顔に近づけていくと言う動作ではなく、一気に浩一に抱きつき唇を重ねてきたのだ。
これではいくら愚鈍な男でも異変に気づかないはずがない。
ましてや浩一は人一倍敏感な男である。
直ぐに球でないことを感じとり肝をつぶしてしまった。
(チュッ・・・)
浩一「・・・ん?・・・!?んんっ・・・!?おい!お前、ありさだろう!!人違いだよ!!オレは浩一だよ!俊介は向こうだよ!!」
ありさ「にゃんにゃん~、チュッ・・・」
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欲情への誘い ~若妻佳純のフェラテク~
「どうだ。汚いだろう。 何度も放出したが洗ってないんだ。 その汚れ切ったチ〇ポをよく舐められるな……。 おおお……その調子だ……なかなか上手いじゃないか。 旦那によく仕込まれてるな」
佳純は隼人の問いかけに返事もせず、目に涙を浮かべ肉棒を舐め続けていた。
たかだか10年近く前の恥ずかしい画像ぐらいでここまでするとは……、だが、当の彼女にとって死ぬまで秘密にしておきたい唯一の汚点なのだろう。
少し脅して躰を触るぐらいで済まそうと思っていたがこの様子だとかなりのことが出来そうに思えてきていた。 ここまで来たからにはフェラだけで済ますのは勿体ないような気がしたからだ。
佳純のフェラチオは男にとって何処をどうすれば気持ちいのか、完全に的を得ているように思えた。
先端から蟻の門渡りに至るまで吸ったりチロチロと舌を這わせたりするやり方は普段から男がうまく仕込んでやらなくては出来ない。
「うううっ……いい……。 画像を譲り受けた時から、お前のような女が自分の彼女だったらどんなにいいんだろうと思いつつヌイてたんだ」
隼人は佳純の長い髪を撫で上げながらこう言って褒めた。 佳純はそれに応えるかのように激しくストロークしだした。
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