kagemiya@なりきり 検索除外

泥モザイク市

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───それは、輝かしき夢の影差す新世界───

───昔、大きな戦争があった。

私が生まれる前のことだ。

しかし、戦争が終わっても、平和には影が落ち続けた。

誰しもが“聖杯”を持ち、運命の示すサーヴァントを喚ぶ。

安寧からはあまりにも離れた狂騒の中で、それでも、私達は生きている。

それは、「秋葉原」から遠く離れた、影に包まれる繁栄の世界。

(泥Requiem世界を舞台としたロールスレッドです。)

kagemiya
作成: 2019/12/15 (日) 18:54:45
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105
アルメア・ギャレット:天使ラーメン 2019/12/31 (火) 23:35:16

/数十分と36分の間違い

106
アルス/XXXI:紅白会場 2019/12/31 (火) 23:39:01

「それでは紅白歌合戦も最後の曲になりました!!トップシークレットとなっていたラストシンガーは……」

「―――余だよ!!」

そう、ここが正念場である。
パーシヴァルの衝撃発表から始まりここまでのタスクの過積載とプロデューサー過労の原因。
自分とパーシヴァルも紅白出場となっていたはずが、それが司会を務めることで一旦選出が混乱し、諸々の都合を突き合わせた結果―――司会とトリの両方を務める事態に陥ったのである。

だが、王は責務を降りない。
それを民が望むか、望まぬかは民が決める。
しかして為すべきことは為すのが、余が掲げる王道なのだから!
この瞬間は紅組も白組もなく。司会席から舞台へと歩を進める。

―――行こう!パーシヴァル!!

視線を送り、手を伸ばす。互いの肌が触れ合って。2人がステージに立った。

「新年を迎える皆に、美しき未来あらんことを―――!紅白最後の曲は――――――」

「New Age Endless!」

107

>> 91>> 95>> 96
更に酔いが回ってきたか。自身を取り巻く環境を上手く把握できない。
確かに感じられるのは街を抜ける風の冷たさ。そして……自分の体を支える、彼女の体温。

「ぅ……ふたり……あのふたりは……?」

早々に立ち去った二人の背をぼんやりと眺めながら、やや呂律の回らぬ声を零す。
……多くの修羅場を越えたアズキにとって、彼らのような「異常」を汲み取ることは容易のはずだったのだが
今ではもう見る影もなく、追いかけることも出来ぬままに、ただ行方を眺めるのみ。

「……そう……もう、かえる……ばいばーい……おねえちゃん……」

そして朱音に身体を……半ば引きずられるように背負われながら、自身を気にかけてくれた少女に手を振ってみせる。
年上かどうかも定かでない。だが恐らく……今のアズキは、自分がまだ子供だと思いこんでいるらしく
ふにゃり、と。締まりのない笑顔を浮かべてみせると、機械式の手甲で覆われた手をひらひらと振った。

「ありがと……アカネ……あとね……それと……」

彼女につられ立ち去る間際。自身を背負う少女に、気にかけてくれた少女に、そして今は立ち去ってしまった二人に向けて言葉を漏らした。
それは誰に聞こえるでもない、蚊の飛ぶような甘い声だが……思いの籠もった声で

「来年も……よろしく、ねぇ……」

……そのままアズキは静かに目を閉じ、すぅ、と小さな寝息を立て始めた。
酔いのピークを通り過ぎたのだろうか。先程までとは打って変わって、柔らかな笑顔を残したまま……年明けを迎える前に、眠りに落ちてしまったようだ。
それはまるで、年を迎えるまで起きていると宣言しながら、眠気に耐えられず眠りこけてしまう子供のよう。

酒は飲んでも飲まれるな。目覚めたアズキに深く突き刺さる金言を、今ここに残しておこう。

108

/自分も酔いが回ってきたのでこのへんで失礼させていただきます…!絡んでいただいてありがとうございました!

109
影見ツクシ/スバル 2019/12/31 (火) 23:46:57

/お疲れ様でした!

110
皇ハルナ:天使ラーメン 2019/12/31 (火) 23:50:30

「速い……!」
思わず驚嘆の声を漏らす。
間違いなく適当な口八丁で乗り切るか、泣き寝入りするかのいずれかだろうと思った。
挑発に乗った上でその選択であれば、現場には来ないで欲しいとさえ侮っていた。
だが彼は違う。手段は見えなかったがどうでもいい。食べ切れる。課された任務をやり遂げんとしているのだ。

(―――やはり、直営は直営ということか)
一段上の権力を持つお堅い連中。しかしそれに足る実力は確かに感じ取った。
目の前の男の評価を少し改めるとしよう。

111
アルメア・ギャレット:天使ラーメン 2019/12/31 (火) 23:50:33

 そして、僅かと立たず。
「ご馳走さまでした」
 スタンディングオベーションに包まれる中で男はナプキンで上品に口を拭いていた。
 表情こそ平静を保っているが……正直なところレビヤタン討伐はとことんギリギリの戦いだった。保存領域の半分が埋まっていたカカカカは40分経過時点で受け入れをやめており、残りの特大ラーメン相当の量と格闘していたアルメアの胃は限界に近い。紳士の嗜みとして笑顔を絶やさないが、見えないところでは満腹感に絞り出された脂汗がスーツの中をじっとりと濡らしていた。
「さて……完食したがこれで許可は得られるのか────」
 ハルナへ向ける余裕たっぷりな言葉がぶっつりと途絶える。
 呆然とするアルメアの前にはほこほこと湯気を立てるラーメン小と二枚羽餃子。
 良いものを見せて貰った。奢りだ。店主が心の底からの、とてもいい笑顔でグーサイン。……オーダーは生きたままだった。

112

/私もアカネちゃんはこれで締めます お疲れ様でした

113

「ああ、なるほどハービンジャーはそういうの疎そうだしな」
その真名こそ知らないが、ハービンジャーは自身のサーヴァント、器物英霊と幻霊合体したケルベロスにどことなく近い気配から器物英霊、それもいくつかの何かが合体したものだと当たりは付けていた。
この辺り対象の正体を探ろうとする魔術師の悪癖が未だに抜けていない。
「うちのサーヴァントなんて「年越しぃ?こちとら紀元前から幾度となく年越してるんだから今更何の感慨もないわよ」とか抜かしやがるからな」
はっ、と自嘲気味に鼻で笑う。
しかし、逃がし屋、影見ツクシはハービンジャーと出会ってから随分と明るくなった。
初めて出会った時──小遣い稼ぎに裏の仕事を請け負ってたときに偶然『逃がし屋』としての彼女に出会った──の何かを抱え込んだ表情と比べればまるで別人だ。
感慨深い思いを表情に出さないように内に押し込み、笑みを見せた

>> 108>> 112
/お疲れ様でした!

114
アルメア・ギャレット:天使ラーメン 2019/12/31 (火) 23:53:15

 アルメア・I・ギャレット。
 餃子一個目で再起不能。(ラーメン小は完食)

115
皇ハルナ:天使ラーメン 2019/12/31 (火) 23:56:49

>> 114
倒れた背中をさする。

「――――――アルメア、だったね?」
「よくやった。そして申し訳ない」
「声をかけるのに特大ラーメンを頼むのは嘘だし、1年は小盛りを頼むのも嘘だ」
「……次に来るときは、好きなものを頼めばいい」

「それじゃあ、直営の同僚が来てるみたいだから運んでもらって」

116

時は巡り、星は落ちる。
消灯の時間ですよ。

117
影見ツクシ/スバル 2019/12/31 (火) 23:59:57

>> 113
「む……なんです、その笑顔は」
突如として浮かべたその笑みに、少し警戒する。前後の文脈から笑顔になる要素がないはず……と考えている以上、突然笑ったトウマを不審に思ってしまうのは、仕方のないことであった。
スバルが来てからの暮らし向き、そして性格の変化。自分自身のことに、自分で気づくというのは、難しいもので。彼の内心を窺えるほど、人生経験を積んでいる訳でもなく。
結果、笑ったままの彼の意図を読み取れなかったツクシは、そのうちふてくされ気味に、追求を止めた。
「……あ。ひとがたくさんきました」
ふと、スバルがそんなことを言う。見渡してみると、人々が境内に掲げられた電光掲示板を見上げている。其処に刻まれたカウントダウンは、残り一分を切っていた。
「……スバル。よく見ておいて。これが、「年越し」よ」
口に出して、カウントダウンをする。残り、30秒を切った。

118
フェロズ/XXI:セクターゼロ 2020/01/01 (水) 00:00:00

『今年はダメだったかぁ……』
北方大監獄アバシリ・プリズン1000m、収納セルぎりぎりに収まるか巨体の怪物はひとりごちる。
継承の王には自分のデータをおとなしく提出し、狭苦しい監獄内で静かに鎮座する王の言葉は遺憾でも動揺からでもなく諦観からくるものであった。
『まあやれるだけはやったし、来年ぐらいには僕の様態も安定していれば……いいんだけどなあ』
都合のいいことを考えている間も、彼を構成する多重の神秘は常にその割合を変動させ彼の制御がなければ即座に一極に向かい臨界を超えようとする。
『はあ…それにしても…』

『食べたかったなあ。年越しにしんそば……』

119
神坂シヅキ:天使ラーメン 2020/01/01 (水) 00:01:24

>> 111
>> 114
「あー……おっちゃん、それはアタシが頂きます」
食べきったアルメアに感嘆の拍手を送ったのもつかの間、すぐさまダウンした彼を残念そうに見つめる店主に言葉をかける。

>> 115
そして、
「……あぁ、何や。迎えが来たんか。せやったら……」
す、と店にあった紙ナプキンに名前と連絡先を書いて、アルメアの懐に忍ばせる。
「…………話聞いてやるのは次の機会、やな」

「とりあえず今は…あけまして…お疲れ様?ってことで。ほなハルナちゃん、折角やしちょっと話そうや───」

121
神坂シヅキ:天使ラーメン 2020/01/01 (水) 00:02:11 >> 119

/(一足お先に〆で。お疲れ様でした!)

120
影見ツクシ/スバル 2020/01/01 (水) 00:01:56

鐘が鳴った。人々が歓声を上げる。
戸惑うスバルの目線に合わせるようにしゃがみ込み、ツクシは、少し微笑んで言った。
「新年あけましておめでとう。今年も宜しくね、スバル」

122
皇ハルナ:天使ラーメン 2020/01/01 (水) 00:03:10

/(お疲れ様でした!)

123
フェロズ/XXI:セクターゼロ 2020/01/01 (水) 00:03:52

/(ちょっとだけ失礼しました。お疲れ様です。)

124
影見ツクシ/スバル 2020/01/01 (水) 00:04:19

/皆様お疲れ様です!

125

>> 120
「あけましておめでとう、影見さん、ハービンジャー、ワルキューレ嬢、二羽もな」
除夜の鐘の音を聞き、にっと微笑む。
「……と言う訳で三人にお年玉だ。 遠慮せずに受け取っとけ」
トウマはどこからか取り出したポチ袋をツクシ、スバル、リットへと押し付ける。
「おっと、受け取れません!ってのはなしだからな? んじゃ諸君、今年もよろしくな」
言いたいことだけを言うとトウマは人混みに紛れて姿を消した。

/あけましておめでとうございます! これで失礼します!

126

「_____食い終わったか?」

暖簾を潜りながら、そろりと現れたその男は皇ハルナのサーヴァント、ということになっている男こと“C”であった。
黒ずんだローブにごつごつとした鋼鉄の翼は何処にやったのか、黒ジャージにくすんだ長い金髪を適当に束ねている。
右手には缶ビール、左手には食い終えた焼き鳥の串を持っているところを見る辺り、彼も彼で食事を済ませていたようだ。

「もう年も明けた。そろそろ帰るぞ、ここの夜は一段と冷える。
 ああ、それと……あけましておめでとう、ハルナ。今年もよい一年になることを、祈らせてもらおう」

開けの明星たる私の祈りはよく効くぞ?と。微笑みながら、そう告げた。

127

>> 125
ぺろり、と口周りの食べかすを舐めとって。

「ん。あけましておめでとおな。今年もよろしくお願いするなー?」

そう、はにかみながら新年の挨拶を送った。

/あけおめ!これにてリットは終了します

128
皇ハルナ:天使ラーメン 2020/01/01 (水) 00:15:57

>> 126
「ん、明けましておめでとう。C」
迎えに来た男に振り返る。

アルメアの奮闘に気を取られてペースが遅れていた年越しラーメンも完食。なんだかんだ、楽しい年末であれたと思う。

彼―――Cとの別行動は珍しくない。お互いサーヴァントとマスターであることは事実だが、何時ともなく出会った2人は、ふらふらと近づいては遠ざかるを繰り返す。
とはいえ奇縁も縁。そうすぐに別れが訪れることはないだろう。多分、この年も。

明星といっても、半分ぐらいじゃないの?
軽く返しながら、2人で夜の帰路についた。

129
皇ハルナ:天使ラーメン 2020/01/01 (水) 00:16:26

/ハルナはこれであがりです。おつかれさまでした!

130

/Cもこれにて〆です お疲れ様でした!