以下の2つが根本のところでの私の認識・感覚・理解であります。
- 特定のバフを指し示す用語は専門用語である。
ダメージ式の各項は特定のバフを指し示している。
よってダメージ式の各項の用語は専門用語である。 - その専門用語の仮称として別枠乗算が置かれた。
理由は定着しており新語やwikiでしか通じない語ではないから(※)(ここでは話に関係がないので被りがないことについては省きます)。
※別枠乗算以外の語では「wikiでしか通じない語を作るデメリット」が生じる(可能性がある)としており、逆説的に別枠乗算はそのデメリットが生じない、つまりwikiでしか通じない語ではない、と解釈した。
であるならば、「定着している」というのは「専門用語として」であると推測するのが妥当である。
以下に理屈を述べる。
採用されれば専門用語となる仮称に一般用語として定着している語を置けば、採用された際に専門用語(つまり一般用語の意味を制限にしろ追加にしろ拡張した語)となり、すなわちその拡張した意味・用法においてはwikiでしか通じないことになる。(一般の意味以外の意味を付け加えることは造語することに等しい。)
ここで整理しておきたいが、一般用語として定着している、ということは「〇〇は別枠乗算である」ことと「別枠乗算に当てはまるのは〇〇や✕✕、△△などである」ことの2つを満たしている状況のことである。
また専門用語として定着している、ということは、「〇〇は別枠乗算である」ことと「別枠乗算は〇〇だけである」ことの2つを満たしている状況のことである。(もちろん一般用語の意味で使うことが制限されるわけではない。)
さて、専門用語となった場合、次のような言い回しが出来る。
「別枠乗算の天賦を持つキャラクターって誰がいたっけ?」
これに対して一般用語として使っているwiki外の人たちは意味を解釈しかねるだろう。(wiki内では普及したものと仮定します。)
なぜなら別枠乗算は基礎ダメージに直接乗算するバフやダメージバフ、会心、蒸発・溶解反応、敵耐性など、複数の補正を意味しうるからである。
このように、一般用語として定着している語を専門用語の仮称として置き、採用されて専門用語となれば(その用法に置いては)wikiでしか通じない語となる。
したがって、一般用語として定着していると仮定すると「wikiでしか通じない語ではないから置いたのに採用されるとwikiでしか通じない語になる」という矛盾を孕み、一般用語として定着していると推測することは難しく、専門用語として定着していると推測するのが妥当である。
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