史実自信ニキに聞きたいんだけど戦闘機の過積載重量ってどういう状態のこと指すん?燃料弾薬満載状態?それともそれに加えて増槽も搭載している状態のことなん? 具体的には天雷の話なんだけど精密図面を読む4には天雷が20㎜、30㎜1門700発と書かれてて、天雷自身の自重は5450kgと書かれててそれで、もろもろを加えると、
潤滑油120L=104kg
メタノール250L=224kg
燃料1230L=960kg
弾薬20㎜1400発=294kg、30㎜1400発=924kgで合計1220kg
パイロット重量と酸素ボンベ=80+30kg?
だいたい過荷全備重量である8200kgと近い数値になるそうで… もしかしたら天雷の弾数はそっちが正しかった可能性が… ただ、横空の各種戦闘機兵装概要の天雷の部分には20㎜1門あたり200発、30㎜1門当たり100発とも記載されてるそうで…
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1門700発はどう考えてもおかしいだろ… 誤植じゃないのか?
縦の写真みるとずらさなくても問題ないぐらい胴体が広いんじゃないかなぁ…それか縦長スタイルか 20㎜用と30㎜用のやつに関しては一応結構サイズ違ってないか?20㎜の方が結構小さいように見えるが…
計算しなおしたが、上から見て一列で積んでるなら、薬莢の後ろが39mmなんでベルト無しとしても1門700発で1.06平方メートル必要になる。左右のずらしがなければ2門で横1m、縦2mにもなる。2列積みとかできるんかな? 積み方調べて図面から面積計算したら答えが出るのでは?
航空機銃ではないが5.56㎜のミニミとかも弾倉は複数列積みとかになってないか?
39ミリで図面の数字から大雑把に計算すると一門あたり200発ちょっとくらいかな? このくらいならありえそう
じゃあ横空の30㎜一門あたり100発の方が近い感じかね?問題はそっちはほかの資料で見たことないのが…
あれ?でも700発には1.06㎡必要なら横0.35m、縦0.71mでも十分足りないか?間感覚あるとしても700発×2で0.35×2で0.71m、それにその他もろもろとかあっても2mは超えない気がするが…双発機胴体で横2mは平気であるだろうし700発でも矛盾しなくない?
震電の開発に参加した技師の回想だと「(30mm機関砲の)60発弾倉1個といっても300mm×400mm×350mm程度の空間が必要」とありますね
後が300㎜×400㎜だとすると60発でこれなら×11.7倍の700発なら1.4㎡あたりか?0.94m×0.47m程度ってとこか?いけなくもなさそうな気がしなくもなさそう
いや、なんか計算が・・・。1門700発1.4㎡なら、2門で前後ずらし無しで2.8㎡。横1.4×縦2mも必要になるよ。やっぱ弾倉を前後にずらすか、上から見て複列積みとかしないと無理じゃないかな。
あーそっかぁ…上の2枚目の下の方見ると天雷の胴体幅が1.4mぐらいになってるから結構きつきつかぁ…飛行機の胴体ってそんなに狭いんか…
過荷重状態は何段階かあるので、8200kgと言う数値がどの段階かを特定しない限りは辻褄合わせ以上のなんでもないですよ。
何段階ってどういうことなん?自重5450kg、通常7200kg、過積載8200kg以外にまだあるってこと?
自重(エンジン込みの機体の重量+固定装備品)・正規全備(自重+機銃等の全装備搭載+弾丸全弾装填+燃料など約半減)・第一過荷重(正規重量+燃料満タン)・第二過荷重(第一過荷重+落下増槽装備)・第三過荷重(第二過荷重+航空爆弾最大搭載+投下関係部品)とこれだけの数値があるわけです。
過荷全備重量としか書かれてないですねぇ…過荷全備ってのは過積載とはまた別物だったりする…?
正規全備の規定で見るなら、2号銃・17試を2丁ずつ載せて機銃弾1400発ずつ載せるとそれだけで最低でも1.5t以上になるので、パイロットや無線機を載せたら燃料や潤滑油を載せる余裕はほぼ無くなりますよ。
一応弾薬オンリーなら重量的には1.22トンよ 木の格納してるとこにも重量内訳書いてたけど、過荷状態だと潤滑油104kg+メタノール224kg+燃料960kgで合計1288kg、全備状態がこれの半分だとしたら644kg、これと弾薬足し合わせると大体1.9トンぐらいになるから5450kg+1.9トンで7350kgぐらいになったりする あと無線って自重に含まれるのでは?
少なくとも紫電改の取扱説明書では無線は自重には含まれていません。機銃や照準器の射撃兵装も自重には含まれていません。
自重って機体構造、エンジン、固定装備、内部装備の重量の合計って定義だから内部装備枠な気もするけどねぇ… 自重のほかに空虚重量ってのもあるけど、少なくとも戦後1950年代のJISによる基準では自重と空重の区別は規定された可動装備の有無で区別されてる むろんある方が自重 紫電改のやつの方は空重と自重をゴッチャにした可能性は…
国立公文書館の返還文書にあるA6M3取扱説明書抄録でも自重と無線機は切り分けてありますよ
とはいえ上のリンクの木村秀政氏は 「 通信用の無線機 などは,固定装備に入れる場合も可動装備に入れる場合もある.」って言ってるからなぁ…
木村秀政教授はその論文の冒頭で、「(重量に関する言葉や定義について)特にわが国では全く不統一で、はっきりした拠り所がなかった」と書いているので、詳しく調べてはいませんが陸・海・民間で定義が違ったのではないでしょうか。
30㎜一門700発説なのか100発説なのかわからんがどちらにしろガイジンの60発説は見たことないんだよね…普通に修正案件だと思うんやがねぇ…
海外のフォーラム戦士に聞いたら天雷は1門100発ではないかという資料を貰った。硫黄島で捕獲した日本軍の資料を連合軍が翻訳したものらしい。7と1って崩して書くと似ているから誤植説?
だとするとこれ横空のやつと完全に合致するね これかな しかしその場合だと20㎜少なすぎねぇか?横空のは200×2だがこれは100×2やぞ
これは20mmが1号銃で各100発(ドラム式?)だから初期計画のデータじゃないですかね。たぶん量産予定機は20mmが2号銃でベルト給弾式の各200発、30mmが各100発、横空のデータが一番正しいのかも
俺も海外ニキが探してきた資料のほうが正しい気がする。30ミリ砲雷電やキツーカの装弾数を考えると700発×2はさすがにおかしくないか?