日研北海道地区 新べらクラブ掲示板

釣りをする土日から釣りをしないそれへ / 4

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管理人 2022/07/17 (日) 16:30:20

2022年 1月28日(金)11時16分59秒

 皆さんおはようございます。
 標題の通りに、現在の管理人は休日も釣りには出かけずにセルフ軟禁状態なんであります。
 お定まりのコロナが・・・などもきっとどこぞの底流にはあるのでしょうが、何より気温がさっぱり上がらず、「出来上がったウキの塩梅を・・・」なんて気は微塵も起き上がってはこないのであります。
 で、昨日はたまたま北区在住の会友M氏宅に訪問し、「使ってくれる」とのことで、ウキを5本セットと2本セット×2の計9本を納品してきました。
 ままっ、ウキですから何より”使ってなんぼ”なので、出来栄えはシーズンインとなってからのお楽しみなんであります。
 話はそこではなくって、北区の雪の多さであります。
 拙宅の南区も今年は少し多いかなって感じを受けておりましたが、何か北区はすごく多いような気がしました。
 昨年度があまりに少なく「記録的な」それであったことも、思いをそうさせるのかもしれませんが、それにしても・・・。
 帰宅を南区に・・・、正直ほっとしたところでありました。

 本日も拙宅裏の蝦夷鹿牧場には数頭のそれがうろうろしております。
 過去こんなに多くの個体を、毎日の頻度で確認できたことはないので、恐らくはこれも雪の多さと、前年度の記録的な小雪による個体数の増加が起因しているとしたところと推測します。
 対岸側の広場と河川敷を区切る形の生け垣を食んでおり、雪の多さによるところの食料不足が深刻になっているようであります。
 今後は、3月に入ると拙宅裏が南に面しているので河川敷ののり面がいち早く雪解けします、夕方になると彼らが大挙して草を食みに集結します、多い時には20頭を超えるほどの群れが並びますが今年は相当な数になるのではとこれまた推測されます。
 果たして、農業家や林業家にとっては食害が深刻になるのでは、などと杞憂をしている今日この頃であります・・・。

 閑話休題、過去に何度か書かせていただいておりますが、管理人的にはへら鮒の生息数についてある推論を持っております。
 まずは、①へら鮒は生まれたところに戻って生殖活動を行う。
 これは、茨戸で言うと、発寒川で生まれたへら鮒は発寒川に戻ってハタくのではと思っております。
 しかも、”発寒川の東屯田川で生まれたものは同場所に帰ってハタく”ほどの精度でそれがなされるのではと思っております。
 良くあるのは、東屯田川から貯水池に入るところの水門で水門が閉まっているときに、その水門の鉄板の部分にゴンゴンとぶつかっているようなことがあります。
 常連さんは縁から水が漏れておりそれに反応してそうなるのだとのこと、確証を同とはでき得ないものの、否定をできる説もなく、「あるかも」と思わされました。
 一方で、いざ貯水池に入った個体は産卵活動が済むと、さっさとこの浅い場所(魚たちにとっては危険極まりましのでしょうね)から、少しでも身の安全が担保される場所であるところの、本流筋に戻るべく水門を逆進します。
 ところが、ここでこの水門の真逆的な利用方法であるはずの、本流が増水しているのに閉じることをすると・・・。
 実は水門の開け閉めはパークゴルフ場の利用に利便を持たせるために、本来の本流の増水を緩衝させる目的として存在している遊水池が、実際的に機能してしまうと、パークゴルフ場の水捌けが悪くなるので、本流が増水するほど水門を閉じているのが現状です。
 実際に水害に発展するほどの水位になれば、恐らく開発局による管理になるのでしょうが、平素の範囲のそれでは「良きに計らえ」といったところで、パークゴルフの愛好者に門の捌きを委ねているようではあります。
 で、入ってしまった彼らが帰りたい本流筋になれど門は閉まっているとき、彼らはどうするのか・・・。
 全部の個体ではありませんがと前もって置きますが、実は東屯田川の護岸がコンクリートで一部低くなっている部分があります。
 これは、恐らく本流筋である発寒川が東屯田川以上に増水し東屯田川に逆流したり、または東屯田川が以上に増水したとき等に、「水門の流入量では賄えなくなった」そのときに、オートマチックにオーバーフローさせて遊水地に流入させる目的を果たしていると思われます・・・が、なんといってもコンクリートの最上面は水面から平素でも50cm以上は段差があります。
 さて、そこを彼らはジャンプ一番乗り越え(オーバーフローしているわけではなく、ただのコンクリートの壁を)るのであります。
 勿論のこと、その先に水があることを知っていなければ魚類にとっては、陸に上がることは自殺行為でありますので、彼らは東屯田川がその先に流れていることを知っているのであります。
 浅い場所で危険にさらされることと、ジャンプ一番でコンクリートを乗り越える恐怖を天秤にかけて、後者を選ぶのであります。
 その先にある何かを知っていなければしないはずの行為をとることで、地理の観念がへら鮒にはあることを教えてくれています。
 もしかすると遠い記憶に、そこからオーバーフローしていた時に越えたことがある個体なのかもしれませんが、だとしたなら『記憶』とした別の能力が個体には備わっていることにもなり、さらに驚きます、へら鮒の持っている能力には計り知れないそれがあるように思わされますよね。
 と、本日はお時間となりましたので、この続きは次回に・・・。

 次回予告、ハタキが毎年ごと上手くいくほど自然は甘くない説のココロダー

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