日研北海道地区 新べらクラブ掲示板

土日の釣り(11・16・17)

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 みなさんおはようございます
 さて、土曜日ですが「俺は友達の付き合いで登別に温泉旅行・・・、本当は行きたくねーけど」とのことで相棒のマスターことM田さんはお休みで、おひとり様でゆっくりと釣り場を目指しました。
 北村に到着して、先ずは鉄板沼を橋の上から観察し、ふれあい経由でへらぶな公園(以下レンギョ)沼に到着すると、お目当てのトイレ裏は当然のこと人気で先着が5名ほど入っておられました。
 先着していた知人のDさんと情報交換をすると、「やっぱり対面以外ならこの辺が良いのでは」とのこと、いかな変態で向かい風好きの管理人にあっても、サブッってことでこの時期の対面には触手は動きません。
 かといってトイレ裏にはほどほどの入釣者がおります、しかもトイレの真裏には入れるスペースはあるものの、お隣に当たる先着者があまり長い竿を継いでいなかったこともありで、所謂「あとから入って長い竿」的なことを言われても嫌だし・・・。
 ほかに入るスペースがないのなら、「ごめんあそばせ」もありでしょうが、西面には座も空いているのでそこに向かいました。
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 で、こんな感じで五里霧中さて如何にと18尺を継ないで04-02(30-34)2本半の底釣グルバラで8時半ごろからスタートしました・・・。
 当たりません、兎に角ハイ
 でで、時は刻々と進みます、正午過ぎにしびれが切れて21尺(並びは一人だったこともあり)を道中で継ないで見ましたが30分ほど打ってみたら・・・、そこに丁度さっきまで打っていた場所で泡付けが・・・。
 そりゃー3時間以上打っていたポイントですからハイ、慌てて継ないだまま立てかけてあった18尺を「やっぱこんなこともあろうかと思っていたわさ」と持ち替えて・・・。
 当たりません・・・。
 結局、NP・NM・NS(そのココロハはいご唱和をノーピク・ノーモゾ・ノーサワリ)で、「3時になったらやめないと嫁と5時に約束しているしー」といったことで、2時55分最後のエサをつけて振り込み、グルテンボールを水につけて退路を断ちました・・・、ああ断ちましたとも!
 ででで、双眼鏡を通して見るウキを「今度こそ」とにらみつけると・・・、
ムズッ

 手が動きません・・・、なんてことは絶対になくかといってビシッ!!なんてこともなく・・・、
”全力で微細に動く”ってな感じで手は動きます、その瞬間は無感動で無感覚といったところでしょうか、躓いたときにもう一方の脚が出るように、照れた時に鼻を擦るように、定反射で必要十分条件を満たした量だけ手が動くのです、いやさこうした瞬間に大合わせでなんども失態を繰り返してきた昨日があってそれがため、通常運転時も「いつか来るこうした機会に失敗をしないように」と、どこかにそれを想定した合わせを心がけてきたからこそ・・・。

 手前みそながら、全身全霊の乾坤一擲の合わせをショパッ!!っとくれてやりました。
 半拍おいてショパッの源を通じて『至福』が落胆含みで脳につながります、アドレナリンとドーパミンの大量放出は「アッ!!」の”手からこぼれるそれ”を意識しながらも、ならばこそで極丁寧に極慎重に竿をさばかせます。
 この瞬間のために、これがあるかもしれないから・・・、6時間強鼻を垂らして打ち続けたのです。
 「大丈夫ガッチリ咥えています」・・・、タモイン!クーーーーッ!!!
 全身髪の毛一本(残りは少なくなったけどねー)爪の先までに痺れるような達成感と安堵が伝わり、落胆は鞘に無事に納まって、ただただ暫し”わが君”に見とれてしまいます。
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 ありがとう!!それ以外に言葉はありません。
 後片付けをして釣り座に一礼をし、トイレ裏に情報交換に行くと、「皆20枚ぐらい」とのこと、「そうか俺は20枚分の感動を1枚で感じることができたんだ」
そう心に言い聞かせ(強がりでもなんでもなくこの時は本心から思ったのです)てミナミクニキタクしました。
 
 カラスカーで翌日ですが、天気予報があまりに悪すぎで、「雨風でしかも強くおまけに10時ころに風向きが変わる」とのことでしたが、行けばわかるさといったことで北村に向かいました。
 ”こんな天気の時は鉄板”の鉄板沼が有るからさー、昔から「荒天には鉄板沼」とのへら師の定石は沼面が一段低く、小場所で様々な方角の釣り座があるってことなんであります。
 「一応あちこち見てからどうしようもないなら戻ってこよう」っと、いったことであちこち見る中で月形がとってもいい感じで風も弱かったんであります。
 「まあ”最悪西風が吹くまで限定”でもいいや」ってことで、キャンプ駐車場ワンドで18尺セッテイングは昨日と同でスタートすることにしました。
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 昨日と打って変わって、程なくウキも動き出しウグイで御開帳となったんですが、これが結構続きます。
 しかもデカイので、02のハリスでは捌きに苦労をするほどの泣き尺クラスも混じって昨日鞘にしまったはずの落胆が鯉口を切っては「寄らば切る」寸前のその時、パチリと鯉口を受けてに納まっては
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これもまたタモに納まってくれたのであります。
 「ウグイは少し薄くなってきたかなー」と思ったこのころ雨脚が強くなって、ほどなく大物が竿を曲げます、でここから大げさではなく10分越えのやり取りが始まりますが、なんと恐れていた西風がこの時うなりを上げたから堪りません。
 左手をパラソルに添えたり、両手で竿を拝んだりこの10分間の格闘間に左半身は水没的なイトヘンニフユを食らってしまいました。
 洋々ハリスをつかんで「針だけは外してあげよう」的な親心を後足で砂ならぬ追い水をかけ(どうせビッチョビッチョだからへでもねー)て、ドイツから来たとのそれは帰っていきました。
 そして10分後には車に乗り込んで、フルヒーターで月形を後にしたのでありました。
 普通の人はナニクデモキタクするところが、管理人は一味違います、左半身と右腕はビッチョビッチョだけど、右半身は・・・、自身にあきれ返りながらも北村に戻ってレンギョ沼の西面の1座目に濡れ城を構えました。
 で、打ち始めは10時半ごろだったと思いますが2時まで無反応でした。
 いやいや、如何に管理人とてNP・NM・NSで3時間半の濡れネズミならそりゃ諦めますってハイ!!
 ただねー、うっすらながら乾き始めて来たんですよねーこれが・・・。
 だからさー、悪いことに乾き始めて来たんですってこれがー・・・。

 でねーこれが来ちゃったんですよ
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 乾いてき始めてこれが来たら、他の人は知りません(そもそもすでに帰宅?)が、アタシャー「ダンナー止められまヘンなー」となってしまうんであります。
 で、2枚釣って3時前に
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 今日一になる34で、ついに落城!!ミナミクニキタクで、「アッタカインダカラ~♪」のご入浴は、残った右半身までをも心置きなくビッショビショにしまくったのでありました。
 2日間で当たりが出ていない時間を計算すると・・・、虚しいのでやめときますが、出ている時間はいやまーこれまたセンナキコトやめておきましょう。
 6時間耐えて釣ったへらも、今シーズン最後になるかもしれない本上りべらも、君無くば我無し、心から感謝をしなければなりませんね。
 釣り座への感謝の一礼を捧げ、シーズン最後になるかもしれない釣りと自身の健康も追加して心の中で「ありがとうございました」は釣果によらず自然発生しますよね。

 この釣りが本当に好きですのココロダー

  都都逸コーナー
 半身濡らし
 北風染みる
 なれどもムズで
 つい笑顔

 半身濡れても
 濡らせぬ思い
 濡らすにゃへらを
 もう一丁
 

管理人
作成: 2024/11/18 (月) 11:35:21
最終更新: 2024/11/18 (月) 11:45:13
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