2021年 8月24日(火)10時46分12秒
みなさんおはようございます
で最初のへらが写真の425です。
実は、このへらを釣る際に、アタリがあまりなかったこともあり、餌切れのタイミングでもあることから、釣りながら餌を作る・・・、要は「釣れるはずないから餌でも作るか―」だったんであります。
ただ、それでも何となく「竿から手を放しているこういう時って当たったりするんだよねー」ってことで、左手で竿を握った瞬間でした、ズッコリと3節ほどウキが入って定反射で無感動に手は動きました。
「どうせウグイだろう」と高をくくっているとそれに反していい感じで竿に伝わるその感触はどうにもへら鮒っぽいのでありました。
この時点でも利き腕は餌作りを続けていたんですが、ここでバトンタッチ!右手に持ち帰ると明らかにへらの手応えです。
最初に水を割った瞬間、「これは40UP有るかも」との強烈な印象でしたが、ややあってタモインしてみた魚体は42ぐらいの印象でした、フラシを出してたも網の編み越しに鷲掴みし、ドキドキ冷や冷やしながら見事フラシに収まり、「ここでやっちまったら事実上はカラフラシになったんだなー」の感慨を味わったのであります。
でその後は終わってみればカウンターは15枚でした。
道中で尺クラスが一枚きましたが、8寸サイズが多かった印象であります。
結果としては、残念ながら管理人が頭だったのですが・・・。
正直、「今日だけはだれか頭を取ってほしかった」例会になりました。
なぜなら、先着していたT野さんとおっしゃる方に大きく釣り負けていたからで、数は3倍近く釣られたと思います。
また一枚巨べらがいましたが、それ以外を平均すると一回り以上の型の差を付けられ、数も型も太刀打ちできなかったからであります。
元来が野の釣りであることから、ポイント差は例え数メートルの距離でも強烈なこともありますが、前半は恐らく管理人がリードしていたのですが、後半に同氏がポツポツながら『仕上がった地合い』を感じさせられる尻上がりの釣れ方で、一片の弁解もできないほどの完膚なきまでの叩きのめされ方で「完敗」以外に言葉はありませんでした。
管理人の現時点で釣りにかけているものが露呈したと感じ入ったのです。
勿論のこと悔しくない筈はありません、ただこれまでにも何度も負けて這いあがってきたのです。
年は取ったのですが、向上心は年を取りません、この夏は新たな課題に正面から向き合ってみます。
閑話休題、兵どもが夢のあと・・・、リモート検量を経てマスク着用距離を取っての閉会式も済ませて、帰りしなに前週隣り同士で仲良くなったT倉さんがステージ赤橋横で釣りをしておられたので寄せていただきました。
「どうですかー」「あまり良くはないのですが、今日は高1息子を同伴しています」とのこと。
隣同士で親子でへら鮒釣り・・・、へら鮒釣りの継承はこの釣りの発展を願う管理人としては、目にすることが一番嬉しい瞬間であります。
さてと少しばかり飽きている様子・・・、聞けばウキが良く見えないとのこと、今どきの高1です、釣り台にはスマホが置かれており、気になる様子、スマホで拡大してウキを見ているとのことですが・・・、現在の科学ではウキの動きをノンタイムラグでは埋められていないので、見えた時には『刹那』には隙間が出来ています。
光学的な方法しかないので、メガネや双眼鏡が・・・、って「これでどう」と管理人の釣り道具であるところのスコープを使ってもらうと程なく深なじみのウキがムズっと・・・。
出ちゃったんでありますこれが!!
8寸ほどだったでしょうか、白くてきれいなへらでありました。
「写真、写真」パパさんに促し「へら鮒は顔の横に」・・・、去りゆく夏の思い出をパチリと切り取った親子のその幸せな場面を見届け共有できたこと、管理人的にも幸せ感たっぷりでありました。
負けて悔しい競技性と、一枚のへらを釣り上げたる喜びを三人で分かち合える娯楽性、もしかすると「これおれが釣ったんだぜー」とお母さんや友人に披露したならば(イヤゼッテーシテルシー)、もっと多くの人に喜びや幸福感を提供したのかもであります。
へら鮒釣りが持つ切り口次第の面白さ、改めて気付かされた一日になりました。
だから、へら鮒釣りはやめられないのココロダー
学校で「おれもやってみたい」とか「T倉君カッコいいねー、私も今度連れてってー」とかで、一大ブームに・・・、来週月形に言ったら若い子で賑わっている・・・、無いかーないなー。