日研北海道地区 新べらクラブ掲示板

土日のつり

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2021年 8月23日(月)09時31分23秒

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 みなさんおはようございます
 まずは土曜日ですが、日曜日に月形での例会があるのでそのプラといったことで、同地に夜明けとともに到着しました。
 早くいったのは、兎に角モジリを見たくてなんでありますが・・・。
 これが、とにかくナッシングに近い状況であります。

 1時間ほどをかけて隈なく偵察したのですが、結局それを当てに入ることもできず、思いつくままに旧ゲートボール(『旧』と言っても無くなってから20年以上は経過しており、これからの若い人のためにも呼称を変更した方が良いような気がします、小沼には中洲があるので大沼の中洲が良いのかもしれませんねー)の、赤橋の東側倒れた看板の右手に座を構えました。
 浅くなりました・・・、つくづく思わされます。
 18尺を継いで平素より幾分かの増水にあってなおタチは1.8本ほどしかありません。
 『旧』の名を冠する前、つまりはゲートボール場があった頃は、並びはほぼ2.5本以上あり深いところは16尺も継げるば3本を超えるところもあったのに・・・。
 浅くなっている理由は、多々あるとは思いますが、一番の原因は凍害とでもいったことなんでしょうか、つまりは水分を含んだ陸地が冬季間に凍って、春になって氷が融ける時に削られる、それが『旧』が冠され、今やそれさえも夢のあと・・・、月日が記憶を削るようにまた陸地を削りました。
 その陸は砂に変換されてどんどん堆積していったのです。
 その証拠が、確りと陸地に残されております。
 釣り座をかける際に一歩水に足を入れる直前気付きました。
 最後の一歩の不安定さできづかされました、草が根を張るその下は完全に空洞化しており、ハネダシになっているのであります。
 また、一年遠浅が進んで折角の好ポイントが・・・。
 前述はどうあれ、ままっ話を釣況に戻すと長かった話は、直後に終わります。
 ジャミでガッシャガシャ・・・、6時過ぎから昼前までやって小べら1枚の貧果であります。

 で、気を取り直すのに小一時間かかったものの昼過ぎから2時過ぎまで、ステージ流れ込み右3mで同じセッテイングで、少しジャミはおとなしかった(前述が10なら8ぐらいか?)ものの、2枚の貧果でミナミクニキタクしました。
 会友のS井氏が小沼背中の大沼向き土管横で、ならばと背中を向いて小沼で・・・、イズコモオナジアキノユウグレ、「ジャミでガッシャガシャ」とのことで、二人の情報をすり合わせると翌日への展望は・・・果たして「今日はもう寝る」悲観せざるを得ない状況でありましたとさ。

 カラスカーで夜が明けて、温泉駐車場で会友と顔合わせ(勿論のことマスク着用の上十二分の距離を取って)、取り敢えず仕事などで、事前の情報入手が困難な会員もいるので、前日の情報は基本的に完全オープンであります。
 皆「・・・」、「じゃスタートしてください」駐車場を堤防に向けて車が進む中、管理人は背を向けて帰りたい衝動を抑えて、13階段に向かって車を進めました。

 で、取り敢えず最初に車を止めたのがパーク下で、ここに車を置き偵察、決め手となるモジリはある筈もなく、ならば平素は入らない同並びのずーっと奥の藻の切れ目まで歩いて・・・、ただのウオーキングで終わります。
 小沼を観察も、やはりモジリは無し・・・。
 「サイゴニイイノコスコトハアリマセンカー」
 「ナラバ、アキハステージノイリグチガワ」
 管理人的には、そんな風に思っているステージの入り口側に座を決めることにしました。
 先着の方に気持ちよく「どうぞ」を頂戴し、2番目の出っ張りの右て柳左に座を構え、18尺1.8本でスタートしました。
 散々迷ったのですが、取り敢えず餌は「マスターいつもの」といったことで、グルマッシュで始めるとこれが・・・。
 「前日と同じ沼?」ってぐらいウキはすいすいと入ります。
 どうかすると、無反応なこともあるほどで、拍子抜けしました。
 丁度お時間が参りました、ヤボ用で出かけるので続きはまたの機会に、例会の1枚目が写真のへら、管理人に明日があるのか「どぉ~ちだー」のココロダー。

管理人
作成: 2022/07/17 (日) 15:23:46
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管理人 2022/07/17 (日) 15:24:24

2021年 8月24日(火)10時46分12秒

 みなさんおはようございます
 で最初のへらが写真の425です。
 実は、このへらを釣る際に、アタリがあまりなかったこともあり、餌切れのタイミングでもあることから、釣りながら餌を作る・・・、要は「釣れるはずないから餌でも作るか―」だったんであります。
 ただ、それでも何となく「竿から手を放しているこういう時って当たったりするんだよねー」ってことで、左手で竿を握った瞬間でした、ズッコリと3節ほどウキが入って定反射で無感動に手は動きました。
 「どうせウグイだろう」と高をくくっているとそれに反していい感じで竿に伝わるその感触はどうにもへら鮒っぽいのでありました。
 この時点でも利き腕は餌作りを続けていたんですが、ここでバトンタッチ!右手に持ち帰ると明らかにへらの手応えです。
 最初に水を割った瞬間、「これは40UP有るかも」との強烈な印象でしたが、ややあってタモインしてみた魚体は42ぐらいの印象でした、フラシを出してたも網の編み越しに鷲掴みし、ドキドキ冷や冷やしながら見事フラシに収まり、「ここでやっちまったら事実上はカラフラシになったんだなー」の感慨を味わったのであります。
 でその後は終わってみればカウンターは15枚でした。
 道中で尺クラスが一枚きましたが、8寸サイズが多かった印象であります。

 結果としては、残念ながら管理人が頭だったのですが・・・。

 正直、「今日だけはだれか頭を取ってほしかった」例会になりました。
 なぜなら、先着していたT野さんとおっしゃる方に大きく釣り負けていたからで、数は3倍近く釣られたと思います。
 また一枚巨べらがいましたが、それ以外を平均すると一回り以上の型の差を付けられ、数も型も太刀打ちできなかったからであります。
 元来が野の釣りであることから、ポイント差は例え数メートルの距離でも強烈なこともありますが、前半は恐らく管理人がリードしていたのですが、後半に同氏がポツポツながら『仕上がった地合い』を感じさせられる尻上がりの釣れ方で、一片の弁解もできないほどの完膚なきまでの叩きのめされ方で「完敗」以外に言葉はありませんでした。
 管理人の現時点で釣りにかけているものが露呈したと感じ入ったのです。
 勿論のこと悔しくない筈はありません、ただこれまでにも何度も負けて這いあがってきたのです。
 年は取ったのですが、向上心は年を取りません、この夏は新たな課題に正面から向き合ってみます。

 閑話休題、兵どもが夢のあと・・・、リモート検量を経てマスク着用距離を取っての閉会式も済ませて、帰りしなに前週隣り同士で仲良くなったT倉さんがステージ赤橋横で釣りをしておられたので寄せていただきました。
 「どうですかー」「あまり良くはないのですが、今日は高1息子を同伴しています」とのこと。
 隣同士で親子でへら鮒釣り・・・、へら鮒釣りの継承はこの釣りの発展を願う管理人としては、目にすることが一番嬉しい瞬間であります。
 さてと少しばかり飽きている様子・・・、聞けばウキが良く見えないとのこと、今どきの高1です、釣り台にはスマホが置かれており、気になる様子、スマホで拡大してウキを見ているとのことですが・・・、現在の科学ではウキの動きをノンタイムラグでは埋められていないので、見えた時には『刹那』には隙間が出来ています。
 光学的な方法しかないので、メガネや双眼鏡が・・・、って「これでどう」と管理人の釣り道具であるところのスコープを使ってもらうと程なく深なじみのウキがムズっと・・・。
 出ちゃったんでありますこれが!!
 8寸ほどだったでしょうか、白くてきれいなへらでありました。
 「写真、写真」パパさんに促し「へら鮒は顔の横に」・・・、去りゆく夏の思い出をパチリと切り取った親子のその幸せな場面を見届け共有できたこと、管理人的にも幸せ感たっぷりでありました。
 負けて悔しい競技性と、一枚のへらを釣り上げたる喜びを三人で分かち合える娯楽性、もしかすると「これおれが釣ったんだぜー」とお母さんや友人に披露したならば(イヤゼッテーシテルシー)、もっと多くの人に喜びや幸福感を提供したのかもであります。
 へら鮒釣りが持つ切り口次第の面白さ、改めて気付かされた一日になりました。

 だから、へら鮒釣りはやめられないのココロダー

 学校で「おれもやってみたい」とか「T倉君カッコいいねー、私も今度連れてってー」とかで、一大ブームに・・・、来週月形に言ったら若い子で賑わっている・・・、無いかーないなー。