コノハ博士:
〔助手の寝相がとってもわるいので、なおしてほしいのです〕
ミミちゃん助手:
〔博士に昇格するのです〕
コノハ博士:
(じ~…)
「助手、いったい何を書いているのですか?」
ミミちゃん助手:
「こ、これは、私も一緒に博士になりたいという事なのです、博士の座を奪おうなどとは考えていないのですよ、博士こそ何を書いているのですか?」
コノハ博士:
「『奪う』…と言いましたね、助手?」
ミミちゃん助手:
「逃げるが勝ちなのです、博士」〈→飛び去る〉
コノハ博士:
「まったく、短冊が小さすぎるので、裏にまで書いてしまったのです」
〔、布団をはだけて寝ると風邪をひいてしまうので、世話を焼かせないでほしいのですよ、ミミ〕
ミミちゃん助手:
「まったく、まだ書いている途中だったのです、……よし、裏まで書けたのです」
〔、そして、博士の座を奪ってそれも捨ててしまうのです、肩書きなど関係無く友達でいたいのですよ、コノハ〕
《完?》
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