虫がサンドスターに触れた場合、基本的には何も起こらない。だが稀にフレンズ化が起こる事がある。虫のフレンズ化の原理を解明するべくフレンズ化した虫を調べてみると驚くべき事が判明した。なんとサンドスターが変異していたのだ。本来のサンドスター(以降一型)が変異したサンドスター(以降二型)に何らかの反応を示すかの実験をすると、一型と二型は化学反応を起こし人体に極めて有害な物となった。様々な状況下で実験を行うも、いずれも同じ結果だった。体内のサンドスターが尽きかけている虫のフレンズに少量の一型を投与した所、やはり毒性を持った。フレンズ自体にサンドスターを変異させる能力がある訳では無いようだ。毒の治療には投与した一型の10倍の量の二型が必要となった。幸い、他のフレンズから採った二型のサンプルで治療する事が出来たが、このままではいずれサンドスターが尽き、消滅してしまう。現状虫のフレンズにサンドスターを供給する術がなく、人工的な二型の開発が急がれる。
追記
二型は一型に比べて消費速度が遅く、長持ちする事が判明した。だが一型を摂取出来ない以上、虫のフレンズの危機は変わらない。
虫のフレンズは見つけ次第保護し、サンドスターを大量に消費する野生解放の使用を抑制すること。また、肉体的損傷の修復にも多くのサンドスターが消費されるため、怪我等させないように気を配ること。
虫のフレンズからは野生解放時に、他のフレンズから放出されるけものプラズムとは別の何かが放出されている事が判明した。これを仮にセクトプラズムと命名する。また、虫のフレンズが野生解放した際に放出されるセクトプラズムを成分分析した所、サンドスターに混じっていくつかの物質が確認出来た。それらの物質はいずれもフレンズ化する以前の個体由来のものであった。虫のフレンズがサンドスター切れで元に戻る時に跡形もなく消えるのはこのセクトプラズムの性質が原因だと思われる。
サンドスター二型の開発に難航している。
先日、半ばヤケクソで自分に二型のサンプルを投与したところ、何も起こらなかった。二型が新たにフレンズを生み出す事は無いのか?この事が二型の開発に進展をもたらしてくれると良いが…。
追記
この事を研究チームの皆に報告したらめっちゃ怒られた。新しい事が分かったんだからそこまで怒んなくてもいいじゃん!と私が逆ギレして見せると、冷静になれと分厚い本で頭を殴られた。いやお前マジでなんなの…。そこまでするか普通?
少し落ち着いたので研究にもどりまーす。
ふむ… 虫のフレンズに関する研究レポート面白いですね
サンドスター1型2型と、セクトプラズムの謎…
さらなる研究の結果が待たれますね
研究に何か進展があったらまたまとめます!
とりあえずサンドスターすげえってことだな
サンドスターはすごい(至言)
興味深い研究だけど、研究員の人にやや危険みを感じますね…
彼はとにかく軽率なんですよね。そのお陰で分かったことも有りますけど失敗する事も多いです。
(すまない、感想をなんと書こうかだいぶ迷ってしまいました)
こういうのいいですよね
感想に何書くか迷うのすごくわかりみんみが深いです
何はともあれコメントありがとうございます